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中学生時代のお話(4)

 前回は部活でのお話パート1としていました。今日はその続き。部活のお話パート2といきましょう。


 初めて部活で後輩が入ってきて、先輩が受験のため居なくなってから、私達はさらに仲良くなりました。

 カラオケも行くしプリクラもとる。けど何がぶつかる原因になるのか、それは吹奏楽という環境ならではの問題。

 楽器を決めるときは、体験入部で楽器の向き不向きと、希望を見て決めていきます。そうなると、同じパートの人たちの中でも、仲良くなれるタイプかそうでないタイプか分かれてきます。

 私もケンカしたパートの同級生はあまり仲良くなれるタイプではなかった。けどいいライバルだったしお互いを認めていたからなんとかやれていた。

 一つ下の後輩も2人入ってきて、これまた仲良くなれるタイプではなかった。そして、これは私個人の見解ですが、お互い折れるタイプじゃなかった。だから、昨日書いた「エスカレートした自己主張」になっていってしまったのです。

 上と下の関係はうまくいっていた。けどどうも後輩同士の雰囲気が怪しい時がある。その結果、これも大きな事件が起こるのです。

 個人情報に触れないように書いていきますね。

 後輩Aは、後輩Bにひどい事を言ってしまいました。その結果、後輩Bは学校に来れなくなり、後輩Aと後輩Bが仲直りすることはなく、後輩Aは部活を辞めてしまいました。

 これだけ見ると後輩Aの自業自得では、と思うかもしれませんが、後輩Bは私にとっても曲者でした。

 後輩Bとは、ボーイスカウトで一緒に活動していてとても仲が良かったのですが、自己主張が強いというか、先輩である私に対しても、小馬鹿にしたような事を言ってくる事がありました。誰に対してもこうなのです。

 後輩Aと後輩B、どちらにも話を聞いたが、どうやら話をしているうちに後輩Bが後輩Aを煽っていたようでした。後輩Aは我慢の限界だったのでしょう。

 私はどちらの話も聞いていたし、また、みんなで部活がやりたかった。だからどちらにも肩入れしている状態だったのですが、それが良くなかったのでしょうか、また事件が…

 私は地域のあるお祭りに後輩Aと後輩B、どちらにも誘われました。どちらと行っても鉢合わせしてモメる未来しか見えない…だから私は悩みに悩んで、お祭りに行きませんでした。鉢合わせるだろうという事も、どう伝えればいいのかわからず、言えませんでした…

 結局後輩Aと後輩Bはお祭りで鉢合わせてしまいました。

 私はどちらとも仲良くしたい、けど2人ともそれをよくは思わない、それで悩んでいました。そして私はパンクして、自滅した。私には力がない。何もできない。役立たずだ。

 その時期にまた別の事件も起きて、私はまた学校に行けなくなりました。

 中学3年生では、一学期はなんとか行っていましたが、二学期から卒業するまで、私は不登校でした。

 もう一度4人で演奏したかった。いや、私は辞めてしまった後輩Aと一緒に部活がやりたかった。

 その子はとても努力家で、よく笑い、みんなに愛されるキャラクターでした。それに、パーカッション向きな性格をしていたように思います。私論ですが。

 部活を辞めてからしばらく、彼女は色んなことに逃げていたように見えました。けど、やはり彼女はそんなことでは終わらなかった。

 高校生になって部活に入ってから、元の、よく笑い、みんなに愛される彼女に戻っていきました。

 ごめんね、私の力が及ばなくて。たくさん悩んだよね、きつかったよね。けどその分、あなたはとても素敵な女性になったね。私も、あなたのとても努力家なところ、尊敬しているよ。


 ここまでで部活のお話はおしまい。次は、今日の文の中にあった、別の事件、についてお話ししましょう。

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