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心地いい暮らしを守り抜くための、ささやかな6つの習慣 │ 日々を愛する儀式のような
日々、心地よく生きたい、と常々思っている。そして心地よく生きるためには、コツコツ続けることと、ちょっとしたスパイスとなるような刺激が必要だ。私自身が日々習慣にしていることを振り返ってみると、そんな心地いい暮らしへのこだわりが見て取れる。日々の心地いい暮らしを大切に守り抜きたい私の、ささやかな習慣について。
朝起きたら、窓を開けてヨガをする
大好きな習慣は、朝起きてすぐにはじまる。東向きの部屋だから、朝はこれまでもかというほどに太陽の光が差し込んできて、気持ちがいい。太陽の光を浴びると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが生成されるんだって。
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紫外線を気にしつつも、15分くらいだったらいいよね、と窓とカーテンを開けて太陽の光を思い切り取り込む。窓際にヨガマットを敷いて、B-lifeさんのYouTubeを見ながら15分のヨガタイム。
毎日、部屋の掃除をする
フルリモートで働く私は、何よりも自分の部屋にいることが多い。私の暮らしの舞台である部屋そのものをやっぱり愛したいから。ほとんど毎日、部屋中に掃除機をかけるのが習慣になっている。決まってそれをするのは、仕事をする前。部屋をピカピカにしたいから、というよりも、仕事をはじめるぞ、というスイッチというか儀式のためにするのかもしれない。
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掃除機をかけて回りながら、床に転がっているぬいぐるみや服、カバンなどを元の場所へ戻す。溜まると大変だけど、毎日していればどうってことない行動。
そして、夜には台所のシンクとコンロの掃除も欠かせない。なぜだか分からないけれど、やらないと気が済まないのだ。毎日汚れるわけではないけれど、毎日続けることで汚れていない日でもより綺麗にできるから。毎日続けると「綺麗にする」よりも「これ以上汚れない」ことに安心感を覚えてくる。
毎日外に出る、6,000歩以上は歩く
用事もなければ外出する機会のないフルリモートの生活。それではいけないと、雨の日以外は必ず外に出るようにしている。忙しい時は、ゴミ捨てや近くの薬局へ買い物するだけのこともあるけれど、外に出たからには散歩したい、と思うのが私だ。
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毎日のスケジュールの中に1~2時間は散歩の時間を組み込む。だいたい1時間で6,000歩くらい、2時間も歩けば10,000歩を超えてくる。近所の梅小路公園をぐるぐる歩く時もあれば、川沿いをスーッと歩くこともある。「昨日と同じ道は歩かない」というのが数少ない散歩のマイルールだ。
紙の手帳に文字を書く・ジャーナリング
ジャーナリングも日々欠かせない習慣だ。ノートを広げて、自分の感情と対話する時間は、何よりも心地がいい。忙しい中でつい過ぎ去ってしまうような感情を、わざわざ一時停止してじっくりと味わうというような。ささやかな景色や感情を愛したい私にとって、なくてはならない時間。
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たまに日記を数日間ためてしまうこともあるけれど、そんな時にはスタバに駆け込み一気に書き進める。ただ文字を書くだけの時間が好きなんだろうなぁ。
月に一度は○○する
私には「月に一度は○○する」シリーズがたくさんある。例えば、
・月に一度は琵琶湖でぼーっとする
・月に一度は神社やお寺に行って、気持ちを落ち着かせる
・月に一度は本だけを読む本の虫Dayを作る
・月に一度は友達と約束をして会う
・月に一度は何かしらのスポーツをする
厳密にできなかったとしても全然かまわないけれど、「大切にしたいこと」を月に一度くらいは気持ちよくできる余白の時間があるといいなぁという願いを込めて。
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例えば、電車でたった15分で行ける琵琶湖。琵琶湖の穏やかな湖面を見ていると、心がスーッとフラットになり、穏やかになり、そして深く呼吸ができる気になる。そんな拠り所となる場所に、月に一度は訪れたいなあと思って、晴れた日を狙って足を運ぶ。それだけで、少しでも日々は満ち足りていくから、大切にしたい。
毎日1つだけ、いつもと違うことをする
日々の習慣をコツコツ続けることの唯一のデメリットは、日々の暮らしがルーティン化されてしまうこと。毎日続けたいことがあればあるほど、昨日と今日が同じになってしまいがち。だから私は「毎日1つでもいつもと違う習慣を取り入れるぞ」という意識で過ごすようにしている。
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例えば今日であれば、図書館で本を借りるときに、いつもは通り過ぎてしまうジャンルの棚で立ち止まり、直感で一冊選んでみた。それは民俗学の本で、興味があるわけではないけれど、もしかしたら面白いかもしれないし。
普段はスタバに行くけれど、たまにはロイヤルホストで朝活をしてみる
ずっと行きたいと思っていた近所のカフェに行ってみよう
いつもは恋愛映画ばかり見るけれど、アクション系も見てみようかな
書いてみると、とてもささいなことだけど、「迷ったらいつもと違う方を選んでみる」ことを意識し始めてから、少しだけいつもと違う自分と出会える気がして心が弾む。違うことを選んだ先で、また新しい感情に出会えるのはとても嬉しいことだ。
習慣を愛することは、日々を愛すること
私だけの習慣を守り抜くことは、日々の暮らしを丸ごと愛することに繋がるのだと思う。日々何気なく続けていること、心地いいと感じながら毎日思わずやってしまうこと、呼吸をするのと同じように当たり前に行うこと、そんな小さな習慣が集まれば集まるほど、私は私の日常を愛してあげられるのではないか。
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日々続ける小さな習慣をもってして、私の日常は作られる。心が揺れることも泣きたくなることもあるけれど、当たり前のように習慣をコツコツと続ければ、いつかはまた大丈夫な時に戻ることができる。
習慣というものは、おまじないや儀式のように、私が私の暮らしを続けていくために必要不可欠なものたちなんだ。身の回りの、ささやかでも愛おしい、一つひとつの習慣や感情、景色を私はいつまでも愛していたいな。
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