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セラピストが変わると体が変わる。

4月から作業療法士のバイトを14日から12日に減らした。

というのも、一日に30人近い患者さんを一人で治療したり、運動させたりでクタクタで、腰痛や手の痛みがひどくなったのと、
自由な時間が欲しかったから、今年一年は好きにさせてもらおうと思う。

幸い4月から、後輩が入ってきた。
でも職種が柔道整復師という、一緒に働いたことのない職種だったので最初は戸惑ったものの、素直で向上心があり、あっという間に仕事を覚えてしまった。

勤務日数が減ると、数日、会わない患者さんもでてくるわけで
久しぶりに5年ほど担当している患者さんに会った。

おそらく2週間は会ってなかった気がする。
こんなにこの患者さんに会っていないのははじめてで
「今日は働きよるんね〜」と冗談まじりにいつも言われる。

関節可動域訓練というものをリハビリ職は行うのだけれども
その新人さんが治療しているので、いつもに比べて姿勢が良くなっている・・・
その反面、腰部の可動性は落ちていて、手は・・・などと体を見ながら
治療を行うので、その旨を患者さんにフィードバックしたりする。

おそらくアプローチする場所が違うのだ。
筋肉なのか関節なのか・・・
他にも触ったら分かる変化を感じる患者さんはいる。

先日、整体を生業にする友達とも話していて聞かれたのだけれども
筋肉の歪みを治すのが先なのか、関節の歪みを治すのが先なのか・・・
私は、筋肉の歪みをとって体の歪みをとっていると話した。

一般的に整体というものは、無資格のマッサージ業、つまり民間資格の資格や鍼灸マッサージ師意外が医療保険外で行うマッサージ業を言う。
そのへんのグレーな法規は今日はおいといて・・・

解剖を知らずに、ここをこう押してね・・・
と見様見真似でセラピストデビューするひともいるのが実情で
ストレッチなんかをされたときには、「おい!こんな動きは身体機能上ないぞ!」とかおもうこともしばしば・・・これは運動学の問題なんだけれども・・・

マニュアル通りに施術をする・・・
でもほんとうの治療家というのは、そのひとの体の状態をみて
体の声を聞いて、応用的に治療を組み立てるものだと思っている。

話がそれてしまった・・・

そんなわけで、日頃時間をかけて治療をする事ができない患者さんをベッドに寝せて、治療する時間もできてきたのだ。
横になると日頃見えないものが見える。
そんな時間が欲しかった・・・

調子に乗って、見る人数を増やしてしまったので腕が痛くなるので、要注意だが、その新人さんを育てつつ、患者さんをみるのが楽しい今日このごろだ。

これからもお役に立てる記事を書いていきます。