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師たる者とは


師匠に時折広美ちゃんは講師たるものが
何なのかわかってないと言われる。 

すみませんー私まだ講師じゃないし〜と
口を尖らせてみる。

が、今日はクラブハウスで以下の出来事にご助言いただき、深〜く反省し、学んだので記事にします。

1.とある事件から


私は作業療法士を20年以上している。
どんなにだるくても、制服を着れば小山先生になる。
もちろん、プライベートで患者さんと付き合う事はない。
しかし、サロンを自分で初めてから
お客様から食事に行きましょう、うちに遊びに来てください。とか言われるようになった。私はセラピストとしての自分でお客様に接していた。お客様は、友達を求めているのか?私の事をもっと知りたいのか?
施術はお金を頂く線引きをしていた。
しかし、それが恋愛相談とかになり、
毎晩のようにaさんからLINEがきて、繰り返されるとか
そうなると私も負担に思えて来た。
他にも友達なら、、、私の相談に乗ってもらうということもした。
私だって話を聞いて欲しい。
そしてコロナ禍で連絡が途絶えたそのお客様兼友達bさんから突然メッセージが来たのだ。
『広美ちゃん、カウンセリングとかするのはまだ未熟だと思う』

2. そうは言っても必要としてくださる方はいる


そのお客様bさんは、マッサージのお客様で私はカウンセリングをした事はなかった。
その友達としての一面で判断されたんだろう。
正直、その頃の私はカウンセリングができるほどメンタルは安定してなかった。
この一件から、サロンのホームページには
お客様とはプライベートなお付き合いは致しませんと明記したのだ。
そして、カウンセリングはお金を頂くようにした。

3.法によって守られるもの


一般的なカウンセリングの資格は公認心理師が国家資格となった。
他にも民間資格、社団法人、たくさんの人がカウンセリングをしている。
公認心理師の良いところは二重関係が禁止されている事だ。近親者、友人などはカウンセリングが禁止されている。そのかわり、公的機関、病院などが患者さんを集めてくれるシステムだ。
しかし、民間資格はどうだろう?
マーケティングやクライアント集めは自分でしないといけない。交流会などにも行くだろう。病気の方は病院に行くにしろ、生きづらさを感じる方は沢山いる。その中での線引きは一体どこなんだろう。

4.じゃあ友人などの軽い相談はどうするのか?

精神科のドクターの先生からは、厳しめな意見を頂いた。それは二重関係。そんな関係になっている以上、治療関係は上手くいっていない。ごもっともである。
心理師の先生からは、もちろん二重関係であるのを前提に、師というものはそれが生活に染みつくのだと言われた。
だから、常にマインドフル。
そっかーこれだ!
これが師たることか。
昔、作業療法士の師に言われたことに立ち返る。

5.生徒か師か

私が今講座を受けていて、ちょっとダメな私を例にあげることがある。
イライラしたり、キレたり。
これは、ダメな部分を出すことで、みんなが話しやすくなったらなぁーという思惑はある。
しかし、これから師になるならば
皆の見本となるような立ち位置でいないといけない。
そして、師匠に反抗してもいけない。。。
反省。。。口を尖らせたり、タメ口で話すのは辞めよう。。。
何故なら師匠と話せば話すほど
自分の未熟さが身に染みるから。

師たるものは
知っているだけではなく
わかっている。
それが生活に染みつき
体現することが
師たる者だろう。

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