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マグネットスペースについて考えた_20221220

マグネットスペースとは「磁石に吸い寄せられるかのように、人が自然と集まりやすいスペース」。
社員同士のコミュニケーションの活性化を目的として、導入する企業が増えてきているそうです。

ウチの会社の社員による改善活動でも「コミュニケーションの活性化のために、マグネットスペースを導入したい」という声が上がってきました。

でも、不思議に思いませんか?

コミュニケーションで重要なのは、やりとりする情報です。

コミュニケーションをプレゼントのやりとりで例えるなら、情報は箱の中身です。
でも、マグネットスペースの設置は、プレゼントを包む箱や、プレゼントの渡し方の話になりませんか?

チャットか、メールか、zoomか、リアルか。
自分のタイミングで渡すのか、予定どおりに渡すのか。
場所はどうするのか。

なんで、みなさん、中身でなく、箱や渡し方のことを気にするんでしょうね。

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マグネットスペースに求められることって、本当はなんでしょう。
なぜ、コミュニケーションの中身でなく、シチュエーションを問題にしているのでしょう。

「計画的」ではなく「偶発的」「場当たり的」
「問い&答え」ではなく「風が吹けば桶屋が儲かる」
「公共的」ではなく「個人的」

このあたりが、マグネットスペースでやりとりしたい情報ではないでしょうか。

例えば、プロジェクトの情報であれば、会議でやりとりする事ができます。
でも、「ここを工夫すれば前倒しできるのに」という個人的な思いは、実現可能性が高くないと、会議で表明することはできません。

でも、マグネットスペースでその人の個人的な熱い想いを聞いてしまったら。
何かが動いてしまうかもしれないですよね。


この「仕事の周辺に漂う個人的な思い」を上手くだせる仕組みがないかな〜と考えています。


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