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読書メモ:ハーバードの美意識を磨く授業_20220823

最近、この3年くらい、欧米のビジネス書は、得られる結果を明確に書かない傾向があります。その代わり、作者の言いたいことを代弁する事例をふんだんに盛り込んでいます(だから分厚い?)。

日本のビジネス書と対象的ですよね。
日本のビジネス書は、目次を見ると、この本で何を主張しているのか、何の役に立つのか、大体わかってしまいます。

欧米のビジネス書は「全体のまとめ」のようなものは無いように感じます。
どのような教訓を得るのか、ある程度、読者に任されてるのではないかと想像しています。

よって、再読するたびに、盛り込まれた事例から得られる学びが違ってきて面白いです。

今回、私が得た学びも、数ヶ月後には違って感じるかもしれません。
とりあえず、今回、覚えておきたいことをまとめておきます。

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「美しい」とはどういうことでしょうか。
無理やりまとめると、以下の4つの特徴(4C)を持つものが「美しい」と言えるものです。

明快さ(clarity)
一貫性(consistency)
創造性(creativity)
自信(confidence)

そしてこれらは、人の内面から出てきたものでないと、ダメ。
誰かの借り物だったりすると、他人から見たらわかってしまうものだと。

「審美眼」を鍛える最も良い方法は、言語化することだそうです。

● なぜ、その商品・コンテンツが好きなのか
● なぜ、その商品・コンテンツが嫌いなのか
● 自分がお手本にしているファッション・アイコンは何か

この辺りを言語化することで、審美眼が磨かれていくとのこと。

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昨日の記事で、私は美しいものの例として「成田さんの示す未来のストーリー」「最新のiPhone」「元素の周期表」を挙げました。
この3つの例には、すべて4Cの特徴があると思います。

その逆の例として、私が作った「社内の活動状況を分析するために設定した課題」を挙げました。
先の3つの例と比べて、私のストーリーには「一貫性」が足らなかったかなぁ、と分析しています。

私の会社での課題をnoteで分析するわけにはいきませんが、3つの例の美しさについては、「ハーバードの美意識を磨く授業」に習って分析してみようと思います。

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そういえば、審美眼の鍛え方について、こちらの本でも似たようなことを書かれていたな、と思い出しました。
ご参考までに。


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