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読書メモ:ユダヤ大富豪に伝わる最高の家庭教育_20220808

我が家では、子どもに渡すお金をお小遣いでなく、ポイント制にしています。
毎月、何もしなくても定額でお金を渡すのが、なんだか嫌だったからです。

現在「これやったら1ポイントね」という項目を決めていて、全項目達成したらボーナスポイントを付加。

ポイントに応じて、毎月渡すお金の額を決めています。

ただ「ポイント制」のルールを手探りで作っており、何かアップデートできないかなぁ、と常々考えていました。
そんな時、みつけたのがこの本です。

どうやらユダヤ人の家庭教育でも「ポイント制」が使われているようです。
具体的なことは是非、本を読んでいただきたいのですが、準備するものは以下の通りです。

● お手伝いリスト…このリストの行動をすると、ポイントがもらえる
● ご褒美リスト…このリストの行動をすると、ポイントを消費する
● ペナルティリスト…このリストの行動をすると、ポイントを剥奪される
● ポイントを集計する表

なるほど!
私は与えるポイントは設定していましたが、剥奪するポイントは設定していませんでした。また、行動の難易度に合わせて、与えるポイントも増減されていました。

なぜ、ユダヤ人はポイント制を使うのでしょうか?
本書で書かれている理由は「子どもたちが自分の意思で欲しいものを勝ち取る」マインドを身につけるため、だそうです。

ユダヤ人は長い歴史の中、一晩で財産や命を奪われる経験をしてきました。
その結果、親から子、孫に、このような格言を伝えるようになりました。

目に見える財産は最も簡単に奪われる。
ただ私たちの頭の中にある知恵だけは、何人たりとも奪うことはできないであろう。

どんなことが起こっても、知恵があれば立ち直ることができます。
だからこそ、ユダヤ人は知恵への投資、つまり自分の子どもへの教育を重視します。

ユダヤ人は何事においても「原理原則」を重視しているそうです。本書にある教育の「原理原則」は数千年にも渡るユダヤ人の歴史の中で見出されて伝承されてきたものです。

成功する方法は自分で考えなくてはいけないのですが、その方法が妥当かどうかは「原理原則」に照らし合わせて考えます。

例えばユダヤ人は13歳で成人するため、それまでに経済的に自立するためにビジネスを始めるそうなのですが、そのビジネスの見極め方について。
世の中の収入は「労働収入」と「権利収入」の2種類しかない。自立するために、まずは「権利収入」を得られるようなビジネスを始めるべきだ、など。

子供だけでなく、自分自身の行く末を考えるためにも、役立つ知識が多くありました。

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原理原則が記載されているあたりなど、巷に多くある「ユダヤ人の〜」の本よりもわかりやすい本でした。

お金、ビジネス、教育の「原理原則」を知りたい方におすすめです。

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読んでいただき、ありがとうございました。


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