私が休職まで追い詰められた経緯と休職中のこと

今回は休職の原因と休職中のことについて自分自身のことを振り返りながら書いていこうと思います。

学生時代 
小中高の中で、性被害に3回受けました。自分が悪いように感じ、誰にも相談できず自分の中へ想いを怖い思い押し込めていました。被害の中には、車に乗せられホテルまで連れて行かれるということもあり、何が起こっているかわからないまま殺されるのではないかといった恐怖に怯えていたところまでは覚えています。   

また、小学生の時にいじめにあい、常にはぶられる、悪口を言われ続ける、汚物扱いされる、朝登校すると机が男子トイレにあるよと笑われるなどのことがありました。毎日のいじめがつらく、死のうとしましたが、ここまで育ててくれた親に申し訳なく、自分でお金を稼いである程度家にお金を入れたら死のうと決心しました。

性被害も、いじめも、全部自分が悪いからだと思い今の今まで誰にも話せませんでした。
こんな悪い人間なのに生きているという罪悪感で、中学生のころからリストカットがやめれなくなりました。リスカをすると、自分が悪いということを周りにアピールできるきがして、生きているのを認められる感じがしました。今でもこの考えには変わりはありません。生きていることの贖罪のためにリスカがやめられません。 

大学生のときに、父をがんで亡くしました。学費が払えなくな流のではないかと悩みましたが、奇跡的に臨時の奨学金を借りられることになり、アルバイトもしてなんとか卒業することができました。大学では英語や経済学、ジェンダー論、国際関係理論などたくさんのことが良い仲間と学べて楽しかったです。

社会人になって
会社で男の先輩とお話ししていて、先輩を褒めたところ「それって抱いてほしいっていうこと?」と言われてパニックになりました。冗談のつもりでしょうが、今までしまっていた恐怖が一気に溢れ出て、奨学金を借りてギリギリの生活をしてまで学んだジェンダー論はこんなにも意味のなかったことなのかと無力感に苛まれました。そこから、会社にいる男性社員のことが全員怖くなり辛かったのですが、まだ弟たちが学生であり私が働かなくてはという思いでなんとかだましだまし働きました。その後何度もセクハラだよなって思うことがありましたが誰にも相談できず我慢していました。

弟たちが就職した頃、体にだんだん不調が現れ始めました。電話を置くときの音が攻撃的に聞こえる、みんなが私の悪口を言っているように思える、わけもなく涙がでてしまい困る、出社時運転中に急に左半身がだるくなり脳梗塞になったのかもしれないと思いパニックになりながらなんとか出社する、疲れて眠いのに寝付けないなど。音に関してはとてもつらく、扉を閉める音、咳払い、ガムを噛む音など全てが自分を責め立てるように聞こえて来て、片方に耳栓をさしながら仕事をしていました。

そんな日々が辛く、転職をしようと動き始めましたがコロナウイルスが蔓延して転職するのは今の自分にはとても難しいとわかった時に全てがどうでもよくなりました。もう家にお金を入れたしもう死んで楽になろうと思いました。こんな生活を何十年もやるなんて到底無理です。おかしくなってしまいます。死んだ方がずっと楽です。
そう思ってから心療内科へ受診したところ、すぐに休職しないといけないと言われ、次の日から休職を申し出る2ヶ月分の診断書をお医者さんが出してくれました。ちょうどその週の日曜日に首を括ろうとしていたのですが、このおかげで少し生きてみようと思いました。  

休職してみて
しかし休職に入った後が大変でした。母が精神科へ通うのをよく思わず、薬を飲むのはやめろと言われました。母に隠れて薬を飲んでいましたが、そのうちどこにいても母に監視されているのではないかと思い込み薬が飲めなくなりました。そうすると体調がたちまち悪くなり、立って歩くのもやっとな毎日でした。家では母の勤めている先で鬱で休職している人のせいでどれだけ仕事が大変かということを何回も聞かされました。その度に会社で働いている人に対して申し訳ないと思い、休職開ける前に身元整理して死んで詫びようと思いました。しかし頭も体もうまく動かず身元整理は全然進みませんでした。 

そこで大学生の頃からおつきあいしているパートナーへはじめて「死んじゃだめ?」って聞きました。彼は絶対だめ。いなくなったら僕はどうすればいいの。そこまで辛いのなら、一緒に暮らそう。なんにもしなくて良い。一緒にいてくれるだけでいいと言ってくれました。彼には感謝しかないです。 

そこからパートナーと一緒に物件を探したり家具を探したりするのでいっぱいになり楽しかったです。母から離れることで、薬もまた飲めるようになり、すこしずつ体調もよくなってきました。
しかし引っ越してからも不安感や不眠はなかなか良くなりません。希死念慮とも毎日戦ってます。

日中はひどく眠く、起きていても無気力な状態です。夕方になると少し良くなり家事やヨガなどができるようになります。
以前好きだった映画やアニメをみることや、絵を描くことはなぜかなかなか体が受け止められずあまりできていません。ゲームは周りの人のおかげで少しずつですができるようになり、心の栄養となっています。 

来年4月の復職へ目指して、元気があるときは仕事に関することの勉強をしています。少しずつでも体調が良くなるように、散歩やリングフィット、フィットボクシングをやっています。
復職したら、前は我慢していたことを我慢せず、自分の意見を言えるようにしたいと思っています。 

今の処方されてる薬 2023年1月更新
朝・夕:ロラゼパム錠0.5mg2錠、リスペリドン錠1mg、アメジニウムメチル硫酸塩錠10mg、ミドドリン塩酸塩錠2mg、レバミピド100mg、ミグシス錠5mg

夕:セルトラリンOD50mg、バルプロ酸ナトリウム徐放錠A200mg

寝る前:トリアゾラム錠0.25mg、エチゾラム錠1mg、ヒベルナ糖衣錠25mg、フルニトラゼパム錠2mg、トラゾドン塩酸塩錠25mg

頓服: ロラゼパム錠0.5mg2錠、カロナール錠500mg

ここまで長文を読んでくださりありがとうございます。現在も闘病中で、その日々を記録していきますのでよろしければ見ていただけたらと思います。希死念慮に負けてしまったときに私が周りの人にどんなに恵まれていたか残せるようにしたいのです。

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