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【観劇記録】韓国ミュージカル"Death Note"〜その1

ご無沙汰しております🙇‍♀️

しばらくnoteを書いていない間に、先月・今月と2回渡韓して、ミュージカル"Death Note"を2回観劇してきました。(めっっっっっちゃよかった!!このためだけに渡韓しても後悔しないと思う。)

ソウルでの公演は6/18までですが、大邱や釜山での公演は7月〜8月まであるようですので、これから行かれる方の参考になれば嬉しいです^^
(チケットもまだ取れるみたいですよ!)

ミュージカル「デスノート」はいろんな国で公演されていますが、各国で舞台演出が違うようです。韓国の最先端テクノロジーを駆使した舞台美術には度肝を抜かれました。

こんな舞台観たことない!」と感激すること間違いなしなので、機会があれば1人でも多くの方に観てほしい!!そしてその素晴らしさを語り合いたいです^^


■観劇のきっかけ

昨冬、友人が渡韓してミュージカル「スイーニートッド」を観劇。とてもよかったと言っていたので、「韓国でミュージカルを観る!」というのが今年の目標のひとつでもありました。

とはいえ、わたしの韓国語は初級レベル。ストーリーがわかりやすいものがいいなぁ……と思っていたところ、韓国で2022年に数々の賞を受賞した、大人気の「デスノート」が再演される!

しかも、「その年、私たちは」「Sweet Home」などに出演しているキムソンチョルが2022年から引き続きL役で出演するという情報が。

デスノートなら話も知ってるし、韓ドラで観たことある俳優が出演するなら!ということで観劇することに。

5月に、Twitterで知り合った韓ドラ友達と1度目の観劇をしました。
そこで舞台演出の完成度に感動……!!キャストたちの熱演&熱唱に何度も涙しました。(泣くようなストーリーじゃない笑)

帰国後に熱量高めで家族にその感動を伝えると、母が「わたしも観てみたいなぁ……」と言いはじめ、トントンと話が進み、叔母といとこも一緒に観にいくことに。

友人の協力を得て、VIP席を4席確保!今月、2回目の観劇に行ってきました。韓国語は全くわからないの母・叔母・いとこも大満足だったようで、

わざわざ渡韓して観に来る価値がある

とのお言葉をいただきました。^^(よかった〜!)


■おすすめポイント

ポイント1:日本人にも分かりやすいストーリー

みなさんご存知の通り、元は日本の漫画。映画化もされているので、なにかしら作品に触れたことがある人は多いのでは。

わたしは子どもの時に家族で映画を観て、「こんなに面白い映画があるんだ!!」と家族みんなで盛り上がった記憶があります。日本版の映画、キャスティングも最高でしたよね。

1度目の観劇は特に予習をしてなくて(オイ✋)「あ〜、こんな話だったね〜」と思い出しながらの観劇。後述しますが、素晴らしい舞台演出と音楽のおかげで韓国語がほぼわからなくても、話もうろ覚えでも大変楽しめるプログラムです。

とはいえ、母と叔母・いとこをわざわざ日本から連れて観劇するので、確実に楽しんでもらいたいという責任感が芽生えた私。やはり予習しておいた方が楽しめるだろう、と思い、当日の朝6時頃起床、あらすじをざっと書いて事前に読んでもらいました。

渡韓前に準備しとけばいいものを…と反省。いつもギリギリで生きてる。

ミュージカル「デスノート」は日本や韓国以外にも、台湾、ブラジル、イギリスでも公演されているプログラムです。Wikipediaにミュージカルのプロットが細かく記載されていたので、翻訳&要約したものを親戚に読んでもらいました^^

▼ミュージカル「デスノート」Wiki
(英語なので、翻訳機にぶち込んでみてください。)

また、英語版ではあるのですが、音楽もYoutubeに上がっているので、音楽も予習したい方はこちらもどうぞ^^

韓国版はもちろん韓国語で歌うのですが、きっと歌詞の意味を訳してくれている人もいると思うので、より深く楽しみたい方は検索してみると良いかも!


ポイント2:圧巻の舞台演出

韓国版のすごいところは、舞台演出(映像技術)です。
ミュージカルや舞台を観に行ったことがある方は、舞台セットというと、大道具をイメージしますよね。

だがしかし!!
韓国版ミュージカル”Death Note”のセットは、LEDスクリーンを駆使した映像なんです。

多分、これ言葉で説明されても、実際に観てみないと分かりづらいと思うのですが……会場内は写真・動画撮影厳禁なのでお見せできないのが非常に残念。背景は全てLEDスクリーンで映し出されるんです。

リュークとレムの死神たちの衣装も音楽もすごくよかった。

床や会場の側面までも使って遠近感、立体感を出す、圧巻の映像演出。こんな舞台は初めて観ました。大きなセットを動かすことがほぼないので、シーンの変わり目に逐一幕が降りて次のシーンを待つ…ということもなく、サクサク進みます。

映画を見ているようでもあり、迫力の歌声でリアルな臨場感もありで、終始感動しっぱなしでした。

伝わりますか?この奥行き感。

▼参照記事


ポイント3:韓国キャストの歌唱力ハンパない

普段韓ドラをみてて、韓国の芸能界の歌唱力レベルに驚かされるのですが、ミュージカルはまた一段とすごかった。

わたしは1回目も2回目も、コ・ウンソン(ライト)×キム・ソンチョル(L)のペアで観劇しました。

コウンソン(左)とキムソンチョル(右)

キムソンチョル以外は特にこだわりがなかったし、コウンソン×キムソンチョルの回は比較的チケットが取りやすかったというのもあるけど、一度みた後、2回目も絶対この2人でみたい!!と思うくらい大好きになりました。

▼1番の見せ場、テニスの対決のシーンの曲


でもでも、このふたり以外のキャストさんもみんなうますぎて、鳥肌モノでした。個人的には、ミサミサ、レム、ライトの妹ちゃんという女性キャストたちの曲がとても好き&歌唱力に心が震えました。

日本のミサミサはもっとゴスロリ?っぽかったけどKPOPみたいになってた!
ミュージカルのレムは女性だった!歌のバランスを考えると確かにそれがいいかも。

ライトの妹とミサミサが歌う"We All Need a Hero"と、レムが歌う"When Love Comes"の曲とそのシーンの映像がとても印象に残っています。
内容については、もっと書きたいので、また別の記事で^^

ライトのお父さん役のキム・ヨンスさん、とても渋くて好きです。

まぁ、主要キャストたちはそりゃみんなうまいやろ。と思うのですが、ライトを追う警官たちが替わりがわり歌うシーンとかも、一人一人みんな上手いんですよね……ミュージカル俳優さんだから、当たり前っちゃ当たり前なんですけど、韓国のエンタメのレベルは本当に高いなぁ……と感動してしまいました。

語り尽きませんが、長くなってしまったので本日はこの辺で。ストーリーについてはまた別の記事を書きますね^^


本当に、機会があれば是非みてみてほしいです。
大邱や釜山の地方公演のチケットはまだ取れるようでした^^
日程会う方はぜひ行ってみては!ステージ全体を使うので、遠めの席からでも十分に楽しめると思います。

▼チケットリンク


▼昨年公演の時のものですが、ライト・L・ミサミサ役の俳優さんたちが内容について語っている動画です。字幕がないのですが、韓国語がわかる方は是非!私もわかるようになりたい……T^T


ではでは、また。アンニョン^^

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