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CHANCE TO HOPE講演の議事共有

議事共有です。
とても良い講演だったのでぜひ。
特にクリエイティブ業界にいらっしゃる方が良いかと思います。



[NewsPics主催講演]プロによる本気の企画会議。もしも東京で「超都市型フェス」を開くなら?
URL:https://www.change-to-hope.com/
議事:土居

▼LuckyFes 総合プロデゥーサー/グロービス創業者 堀 義人
・茨城県にラッキーフェスを開催した
フェスの収益=チケット単価×来場者数×開催期間
費用は固定費用多く、変動費が少ない。
つまり、3万人来場しよう10万人来場しようが費用は変わらず収益のみが増える。
結論、単価は相場があるため固定して、来場者数と開催期間をどれだけ伸ばすかという方向で収益の確保を狙った。

惹きつけるためにはコンテンツとブランディング
コンテンツは即ちアーティスト。アーティストが来る理由以下の3つ。
①金銭的収益
②売名
③縁
※すごいアーティストほどどれも欲しがらない。
①~③のアーティストを混ぜ合わせて、また多種多様なアーティストを呼ぶことでこんてんつを充実化。
PR活動を通してブランディング。

ブランド・魅力的なコンテンツを持ち、長期間都市部で開催されているモデルがある。それはテーマパーク。
ビジネスモデルは似ているので参考にしつつ、フェス特融の魅力を発信していく。

ラッキーフェスでは6-7億円と多額の予算を投入。ブランディングをしていき、次年度以降で回収していく予定。
※参考)ラッキーFM(茨城のラジオ)の年間売上6-7億円、B1リーグの年商6-7億円。

▼㈱ドワンゴCOO/2ch掲示板 管理者 横澤大輔
世の中は”ヤンキーとオタク”の二つの価値観に大別される
①ヤンキー:隣の人が好むものを好む
②オタク:自分好きなものを深ぼる

2chはもともと"オタクカルチャ"を発信する場。”オタク”同士が自分の趣味を話合う場。
分散化されたものを集約することに価値が生まれた。

同様の文脈で、ヤンキーとオタクの文化の二つを上手に混じり合わせることで面白いフェスを生み出せると考える。
池袋駅を境に東西で二つのカルチャが混在する「豊島区」にて、大規模コスプレフェスの開催を行う。

▼Medicha㈱代取/三菱地所 副主事 長嶋 彩加
「日本の良さの再発見×フェス」
フェスの神髄は自分のベールを脱げることにあると考える。
日本らしさとは日本以外との差にこそある。日本人以外の方が来日した際に「discover myself=”自分の再発見”」と聞くことがある。それはまさに自分のベールを脱ぎ本当の自分を知ったことなのではないか。
日本人もまた日本固有のものが何かを発見することで自分のベールを脱げるのはないか。

真っ先に思いつくのは、日本古来の寺社仏閣とテクノロジーアートの混合。
また、東京という土地は非常に狭い地域に多くの文化がまじりあっている。渋谷、浅草、豊島区、etc
丸の内は、ビジネスマン、アーティスト、スタートアップと様々な人種が混じっている。起点としてふさわしい。
東京中のエリアを繋ぐフェスも面白い。豊島区のコスプレ文化が浅草の文化に入り込むというMIXも非日常の創出になる。
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<トークセッションの中のキーワードをピック>
・フェス=非日常
・人が集まる場を創出する
・短期とファイナンスのバランスをどうとるか
・場所と予算のトレードオフの解消
・分散しているものを集約する

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