部下から見る「素敵な上司」の特徴とは
現代のビジネス社会において、上司の存在は非常に重要です。そのなかでも特に、素敵だと思う上司とは何でしょうか。そこで先日X(Twitter)上で、”素敵な上司の特徴”を訊いてみました。回答いただきました皆さま有難うございます!どんな意見が出たのか、一緒に見ていきましょう。
特徴その① 「責任と結果の受容」と「適切な権限移譲」
この内容がコメント(リプ)で一番多かったです。やはりチームメンバーの能力と自己成長を促進し、協力とモチベーションが高まることがチームメンバーの満足度に大きく起因するからだろうと思います。適切な権限移譲により、部下は自己責任感を養うことも出来るので、組織全体の柔軟性と創造性が向上しますし、リーダーの資質とスキルとして、権限移譲に関する適切な判断力と指導力を持つことは重要と言えます。
特徴その② 「心理的安全性」
やはり「心理的安全性」はリーダーシップの不可欠な素養ですね。多くのコメント(リプ)をいただきました。心理的安全性は組織内で効果的なコミュニケーションの根本ですがこれが上手く伝わってないことが多く見受けられます。
リーダーが心理的安全性を醸成することで、メンバーは意見やアイデアを恐れずに表現でき、失敗を恐れずに新たなアプローチを試す自信を持つようになります。これによって、創造性とイノベーションが育まれ、チームに良い結果がもたらされやすくなります。リーダーの役割としては、この安全な環境を築き、維持することは重要度を上げる必要があるように感じます。
特徴その③ 「適材適所」と「人材育成」
「適材適所」は言葉は簡単でもメンバーの特徴をしっかりと理解していないと出来ないことでもあります。各メンバーの強みと適性を最大限に活用し、タスクと責任を分配することができ、組織全体のパフォーマンスが向上します。これが出来ているということは、おのずとチーム内でのコミュニケーションがしっかり取れているということも意味します。
また、適切なコミュニケーションが取れ正しくタスク分担がされることで、人材育成の面でも大きく寄与するでしょう。リーダーがこの両方の要素に焦点を当てることで、チームのモチベーションとエンゲージメントが向上し、高い生産性と忠誠心が育まれるので、適材適所と人材育成は組織の長期的な視点で外せない重要な要素です。
特徴その④ 「人・チームに対する敬意」と「謙虚さ」
リーダーの素養として、他者を尊重し価値を認めることはとても重要です。BossではなくLeaderでありたいのであれば尚更です。「人への敬意」が基となり、信頼関係が築かれ、チームの協力とモチベーションが高まり、個人と集団の成果に繋がります。
また、「謙虚さ」というポイントも大きな要素になりえます。リーダーが自己過信を避け、他者の意見や洞察を尊重すること。謙虚なリーダーは学び続け、チームメンバーから学び、より良い意思決定を行える。これが新のリーダーシップと言えるのではないかと思います。
上記以外にも沢山のコメント(リプ)を頂戴しました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。”チームメンバー(部下)から見た「上司」”という意味で、一番多くでていた特徴4つは、人間関係の中で、当たり前なことと言えばそうなのですが、上下関係又は力関係が発生する場合に、見逃されやすくなる部分なのかもしれませんね。
また、X(Twitter)にて「はじめて上司」さんにオススメの本も訊いてみました!よろしければご参考ください。快くコメント(リプ)くださった皆さま、本当にありがとうございます!
以下はコメント(リプ)欄からの一部抜粋です。他にもオススメ頂いた本がございますので、X(Twitter)にてご確認ください!