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初めて彼氏の看病をして学んだこと【恋愛コラム】

こんにちは、みらです。

先週は彼が胃腸炎にかかってしまい、人生で初めて看病を行いました。
そこで気付いたのが、看病って想像の何十倍も大変だということです。

というのも、今までは「体調を崩した人が一番辛いに決まってる!」って思ってたんですよ。
でも、これ看病する人も体調は良いけれど想像以上に体力を使うんだなぁと実感。

初めての体験だったので、文字に残しておこうと思い体験談を書いています。

*学んだことについては最後の段落に書いてあります。

マリオカートに熱中していて発熱した彼

最近私たちは、仕事終わりにマリオカートをすることにはまっていて毎日やっているんです。
普段は熱中して熱くなっていたのですが、先週プレイ中に「頭痛い」と言い出した彼。
「そんなバカな」と思いつつ、体温計を渡してみると37.5℃。
ご時世でもあるので慌てたのですが「とりあえず横になりな!」と伝えて安静にしてもらうと徐々に落ち着いてきた。
「マリオカートやってたから熱が出たんだね!」なんて言ってゲームを辞めてお布団に入ったんです。

深夜に自宅で往診

暫くは普通に寝てた彼が「熱い熱い」と苦しそうに言い始めた。
熱を測ってみると38.7℃。
「マジか…とりあえず冷えピタ買ってくるから朝まで頑張ろう」と言ったものの「耐えられないから病院行きたい」と。
「0:30なのに病院って…」と思ったものの急にそこまで熱が上がるのは何かあるに違いない‼︎と思い急いで119に電話をかけるも繋がらない。
とりあえず夜間病院と思いググってみると「ファストドクター」を発見。

「ファストドクター」とは、自宅で往診・薬の処方ができる制度です。病院に行かないで良いので、「起き上がるのも辛い」という時に凄くおすすめですよ‼︎

ブログで見たら30分もしないで来ると書いてあったので、とりあえず予約してみたら…

まさかの朝4時からの診察

「明日仕事なんだけど…ブログに書いてあったのと違うじゃん‼︎」

と思いつつ、症状が熱だし5月で体調崩している人がいるから仕方ないと仮眠をとりつつ4時まで待つことにしました。

結局3時にお医者さんが来てくれて、抗体検査とPCR検査を実施。抗体検査は陰性だったので、PCRは夕方に判明すること。

とりあえずコロナではなさそうだったので安心しましたが、後3時間後に起きないと…眠すぎる…と思い寝床につきました。

在宅しながら看病って大変‼︎

PCR検査の結果が届いていなかったこともあって、急遽在宅に切り替えて仕事をしたのですが、

・眠くてそもそも仕事に集中できない
・昼ごはんも栄養のあるものを準備するので1時間料理を作って終了
・辛そうな彼を見ると「何かできることはないか?」と考えてしまう

「仕事中なのに全然仕事が捗らない!」という気持ちでいっぱいいっぱいでした。

薬は夜中にもらっていたのですが、それでも苦しそうにしていると「ポカリ必要だよな。買いに行こう!」「今日の夜も栄養がある食べ物が良いよな」など考えてしまう….こんな感じで9時から18時まで過ごしていました。

体力の限界を感じ始めた仕事終わり

日常生活の中でオールしてしまった日は何度かあったので、寝ていないことに慣れてはいるはず…
がやっぱり看病をしながらだと夕方には限界がきてしまいました。

「疲れてきたから今すぐにでも布団にダイブしたい」思いを抑えつつ、夕飯の準備に取り掛かりました。

解熱剤を飲んで1日安静にしていた彼は、夕飯の時にはちょっと元気が出てきたのか普通に食べてくれて一安心。彼は普段から口が達者なので、元気が出るにつれて話す量も増加傾向に。「聞いてあげたいけど、まともに寝てなくて話聞いてられない!」と心の中で思っていました(笑)

「このまま体調が良くなれば良いなぁ」と思いながら寝床に着いたのですが、ここでさらなる悲劇に襲われます。

布団3枚被っているのに「寒い」と震える彼

5月下旬だけど彼が高熱なので、布団を冬仕様にして寝床につきました。
同じベットで寝ているので、暑すぎて汗ダラダラでしたが「まぁこれで治るならお安いものさ」って気分。しかし、ここで彼に悲劇が襲います。

深夜3時半に彼が急に震え出したのです。

疲労も溜まっていてぐっすり寝ていた私も隣でブルブルしているのを察知したのか一瞬目が覚めました。

「大丈夫!?どうしたの!?」と尋ねると「寒すぎる…」とブルブル震えながら言う彼。

「んなわけないじゃん!布団3枚でこっちは暑すぎてねれないくらいだよ!」と心の中で言いながらも、震え度合いが尋常じゃない彼をみるとどんどん心配に….

急いでお湯を沸かしてお茶を飲んで体のうちからあったまってもらうことに。

お茶を飲んだら落ち着いたようで、一安心。

「今のところ熱だけだしPCRも陰性だったのに…何が原因なんだろう?」という気持ちで再び寝床につきました。

仕事終わりで疲れている中寝具を洗濯

この日は比較的彼も落ち着いていてよかったのですが、私には気になり始めたことがありました。

彼とベットが臭い。

高熱でお風呂に入れていなかったので、しょうがないことです。
しかし、布団3枚かけてこの日も安静にしていたからか、かすかに臭うんですよね…

「夕飯の時は彼は今日も元気だと思うから、その時に洗濯する!」
と仕事前に決めて仕事に臨みました。(といっても、彼の具合が心配だったり自分の疲労もMAXで集中はできなかったけれど)

18時に仕事が終わり、ここからが本番。

布団なのでいっぺんに洗濯はできず、4回に分けて洗濯。
しかも夜洗濯しているので、乾燥機を利用しに徒歩5分のところのコインランドリーまで4往復。

正直凄く疲れました。

でもやっぱり洗った布団で寝るのは気持ちが良い!

この日はぐっすり眠ることができました。

遂に彼の体調不良の原因が明らかに

この日は深夜に起こされることもなく、朝までぐっすり寝ることができました。
しかし、午前中に再び彼に異変が起きるのです。

「お腹が痛い!」と何度も言う彼。

熱を測ってみると特に熱はないものの、起き上がるのが難しいほどの腹痛だそう。「腹痛は私には何もできない…バファリン渡すか…」と考えていたのですが、1人で病院行ってくると彼は病院に行ってきました。

午前中に家を出た彼ですが、1時間経っても2時間経っても帰ってこない…

「どこかで倒れたのか?大きな病にかかってしまったのか?」と心配になりながら待っていると

胃腸炎だった!しかも脱水症状だったらしい!」とLINEが。

「マジか。」と正直思いましたよね(笑)

胃腸炎だけでも大変だったのに脱水症状にさせてしまっていたなんて…
全然看病できてなかったじゃん

LINEがあってから30分ほどしたら、元気そうに帰ってきました。
「点滴打ってもらったから凄い体調が良くなった!」と言っていたのでとりあえず安心です。

「看病全然できないで、脱水症状にさせてごめんね」と謝ると
「みらがいなかったらもっと酷くなってただろうし、今日の朝お腹が痛くなるまでわからなかったんだから仕方ないよ。大丈夫。ありがとう」と。

3日間新しい経験ばかりでしんどかったけど、結果的に彼が元気になるために貢献が少しでもできてよかったです。

好きなだけじゃ長くは付き合えないんだなと実感

初めて看病してみて気づいたのは、
好きなだけでは付き合えないんだな
ということです。

もちろん私と彼は同棲しているので、好きなだけじゃ付き合えないというのは前々から知ってはいます。

それでもやっぱり、自分の時間を犠牲にしながら相手を支えるというのは体力的にも精神的にもしんどいですし、その弱音を相手に見せられないというのが今回辛かった点ではあります。

「早く元気になってほしい」「どうにかして彼の力になりたい」という気持ちがなければ、やっていけなかったと思うんです。

自己中であればあるほど、看病って難しいと思うんですよ。

看病は大変でしたが、気づきを得ることができてよかったです。

私の経験が皆さんの参考になれば良いなぁと思っています!

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