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2020年予報⑤|恋愛はロマンスからプロミスへ Ver. 2.0

恋愛はロマンスからプロミスへ
Love Efficiency

2019年、恋愛を目的としたネット上の出会いは引き続き盛り上がりました。リクルートブライダル総研の調査によると、2018年婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は12.7%と過去最高となったそうです。

一方、CMも話題になったカレンダー共有アプリなど、結ばれた後の関係をサポートするサービスが人気です。SXSWでもここ数年は恋愛・友人関係など含め、親密な関係をより良くするアプリの話題が盛り上がってきています。

2020年は二人のロマンスを演出するアプリだけでなく、お互いで目標を決めて関係を深めていく、まるで仕事のタスク管理ツールのようなアプリが日本でも登場するでしょう。育児や家事の分担だけではなく、愛をより深めるためのタスクです。例えばデートをする / 言葉をかける /二人の時間を作る...等、ロマンスに愛を感じる時代から、プロミスの実現に愛を感じる時代へと意識が変化する一年になると考えます。

このようなスタンスが定着してくると、結婚自体もロマンチックと捉えられていた婚姻制度にとらわれず、事実婚をはじめ先に約束事を明言化しておくケースが増えていくかもしれません。


----------------------------<2020年予報 Ver. 2.0>-----------------------------

恋愛はロマンス派とプロミス派に二分


緊急事態宣言が発令され、危機的状況を感じた数ヶ月間。自身の恋愛観を見直す機会が与えられ、何のために誰と一緒にいるか考えるさせられました。

恋愛相手と会えない状況で、どのように関係性を維持していくかという課題に対し、Zoomなどのサービスを使いオンラインで長時間話すうちに関係が深まったカップルもいるようです。


その一方で、コロナをきっかけに不倫に走る人がいたというニュースは、もしかしたら自分が本当に会いたい人は誰なのか考え直すきっかけになったのかもしれません。


このような危機的状況に於いて、お互いの価値観をしっかりと確認し、プロミスに近い形の契約的な恋愛観と、動物的本能から運命の相手を追い求めるロマンス的な恋愛観に二分されたように思います。

これからは、新型コロナウイルスへの感染リスクへの恐怖が残る中、感染リスクを冒してでも会うべき相手かどうかを見極められるマッチングサービス、お互いの自粛に対する価値観を登録するマッチングサービスが生まれるのではないでしょうか。

<ご紹介>

VISIONGRAPH Inc.は、年末に次の年の予報をしております。2020年予報も無料でダウンロードできますので、ご興味のある方は、是非以下よりダウンロードしてください。

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