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学生の挑戦心レポ③ ~人生観が変わった!インターンシップ先の社長に教わった人間力~

今回の「学生の挑戦心レポ」のインタビューを担当してくれたのは、当法人に2020年3月8日~14日にインターンシップしてくれた、国際教養大学の石井李佳さんです。
当地域(秋田県羽後町)のインターンシップ第1期生、大正大学3年の小坂健介くんにインターンシップの経験についてインタビューしてくれました。

大学1年生の春に秋田県雄勝郡羽後町の企業「有限会社羽後大一興業」さんでインターンシップをして、人生が変わる大きな経験をした小坂くん。

インターンシップに挑戦し、インターンシップ期間からその後にどのような変化があったのかを話してくれました。

小坂くんが取り組んだインターンシッププロジェクトは、「キャンプ用品のレンタル事業化に向けての計画作成と木質ペレット・ペレットストーブの認知度アップに挑戦!」でした。詳しい内容はコチラから

小坂君①

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石井)インターンシップに挑戦しようと思ったきかっけは何ですか?

小坂)僕が参加したのは「地域ベンチャー留学」という地域で一定期間住込みながらインターンシップをおこなうというカタチのインターンシップでした。
地域ベンチャー留学についは、高校でお世話になった先輩が「自分はこれに参加して良い経験が出来た!」と話しておられたので、自分も挑戦したいと思っていました。

石井)良い先輩ですね!

参加されたインターンシッププロジェクトを選んだ理由や興味をもった部分は何でしょう?

小坂)大学1年の12月に都内で開催された地域ベンチャー留学のフェアに参加して、羽後町の存在を知って、そのフェアで羽後大一興業さんのインターンシッププロジェクトについてお話を聞き「面白そうなプロジェクトだな!」と思いました。
また、元々、インターンシップ先が事業としている、木質燃料や森林資源の活用といったことに興味があって、自分自身が興味を示す部分とプロジェクトの内容が合っていたといったこともありました。

石井)そうなんですね! 

参加されたインターンシップでそのような興味の部分で、実施企業やプロジェクトのどこに貢献できると思いましたか?

小坂)当時は、1年生で右も左もわからずで、貢献という部分とかよりも自分が挑戦して自分のスキルアップにつなげたいといった気持ちが大きかったです。でも、実際にインターンが始まってからは、インターン先やそのプロジェクトにおいて何か貢献したいという気持ちは大きくなっていきました。

インターンシップ前は、貢献する気持ちは取り柄くらいで、具体的スキルでは考えていなかったですかね。

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石井)では、インターンシップに挑戦するにあたり何か不安はありましたか?

小坂)自分は元々チャレンジ気質なので、当時は不安をあまり感じなかったですね。
少し感じた部分としては、地域でインターンシップを事業として取り組む団体として自分が地域で最初のインターン生だったことや、その時期のインターン生が僕一人だったことで少し先の見えない感といったことでしょうか。

石井)インターンシップへ参加を決める際に、参加する期間において他のインターンシップや留学、ゼミ・サークル活動、旅行など、ほかに天秤にかけたことはありましたか。

小坂)特にありませんでした。むしろ、大学生の長期休みは2カ月くらいあって、何も予定のない期間がインターンで1ヶ月埋まり、逆に良かった気持ちが大きかったです。
バイトが出来なくなるといったこととかも全然感じなかったし、結構ポジティブな気持ちでインターンシップに臨むことが出来たと思います。


石井)参加したインターンシップ全般を振り返ってみて、その期間は最適だったと思いますか?

小坂)今振り返ると、「あの時もっとこうできていれば」というのはあるけど、1ヶ月という期間は丁度良かったのではないかと思います。
一週目に、地域や企業とかの1次情報を知って、そこから仮説を立てていって、最終的に成果を出すといった場合には丁度良かったと感じています。

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石井)もっとできたと思う点はどのようなことですか?

小坂)当時は、チラシなどの作成経験や知識が少なく、試行錯誤してつくった部分がったあったので、今振り返ると「もっとココはこうできたかな?」といった悔いはあります。その後の経験から、「今ならもっとこうできる」といった部分で感じています。


石井)知識や経験があったほうがインターン先への高い貢献ができるといったことにお話しから感じられますが、大学生活においてインターンシップへ参加する時期としていつが適切だと思いますか。

小坂)インターンシップを実施される企業さんとしては、大学生になったばかりの1・2年生よりは、3・4年生のように多少社会を知った学生の方がメリットはあるのではないかと思いますが、個人的には3年生から就活が始まるとっいった学生生活における時間の使い方が断定的になる時期とかよりは、まだ、時間の使い方に余裕がある1・2年生の時期にインターンした方が、その後の自分が得たい経験とかやりたいことに活きてくるのではないかと思います。
自分自身は、1年生の時にインターンをして、そのあとの経験とか自分のやりたいこととかにすごく活きています。
インターンシップをしたことをきっかけに、見えてきたものや価値観の変化があったと感じています。どのような時期でもよいと思いますが、個人の意見としては、1年生とか早い時期方がいいと思います。


石井)インターンシップ参加前にインターンシップに期待したことと、実際に現地に行ってインターンシップをおこなう中で感じたギャップはありますか。

小坂)良い意味でギャップはありました。インターン開始前は、木質燃料やペレットなどの知見や知識が増えればいいなと思っていましたが、結果的には、その知識も得られたし、それ以上にインターン先の社長からの人生の生き方とか行動のとり方とか、経営者としての視点や経験から話していただけ、その後の人生選択や生き方への刺激も多かったといった予想以上の成果やスキルアップなどでギャップを感じました。

石井)知識とかよりも、もっと大きな幅で価値観が広がったって感じですか?
それが、インターンシップ期間中やインターンシップ後で、自分の変化や成長につながる部分としてはどのようなところでしょう?

小坂)そうですね。「人生一度きりだからやりたいことに挑戦して」ってとこにマインドや価値観が生まれました。インターン先の社長がそのようなマインドを持っておられ「自分はやりたいと思ったら挑戦する」といったことや「地域を変えたい」といった熱い想いをもっておられ、その部分に共感し自分のその後の行動や挑戦につながった部分は多くありました。

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石井)挑戦心が強まったってことですね!

参加したインターンシップやプロジェクトにおいてどのような部分にやりがいや達成感、満足感などを感じましたか。

小坂)言われたことをやるだけじゃなく、「自分で考えて行動する」ことを求められていた部分や、「自分で考えて会社の為になることをやる」といったことにも任された部分もあり、企業の役割を担えるといった部分はやりがいを感じましたし、取り組むモチベーションもあがりました。そして当時は何よりそれが楽しかったです。

石井)インターン先からの言葉とかではなく、自分のやることが企業の役に立っていると感じることでモチベーションを高めれていった感じですか?

小坂)ですね!インプットだけでなくアウトプットする機会も設けられていたのでモチベーションアップにつながりました。

石井)内面から自分のことを活気づけられるってすごいことですね!

小坂さんがインターンシップされた期間中や終了後にインターン先の変化は感じられたりしましたか?

小坂)んー。それって言語化しにくい部分ではあるんですけど、「僕がインターン生として取り組んだことで嬉しかった」と言ってもらえて「そんなに何かがあったのか!」と感じました。

インターンをした地域では、大学生の居住者や若者が少ない地域だったことから、学生から提案されたことで刺激をもらったことに感謝をいただけ、都市部の大学に通う学生が取り組んでくれたことで「自分たちもこれからの頑張る!」などをおっしゃっていて、データとかプロジェクトの成果より僕がインターンしたことで「今までなかった気づきがあって良かった」といってもらえた点などでしょうか。

石井)そのように感じていただけるのは嬉しいですよね!

インターンシップの経験が、その後に学生生活にすごく役に立っているようですが、それはどのような時に、どのようなことが役にたったと感じますか?

小坂)僕として羽後大一興業さんでインターンしたことは、自分自身の大きな変化をおこすきっかけの部分、インターン先の社長や専務、社員の方々と出会えて、そこで教えてもらったチャレンジ精神とかは、その後、自分がやりたいとこに挑戦している部分で役に立っています。
今の僕の価値観やマインドは、振り返りってみるとインターンがなければ、このように風になっていなかったし、自分にとってはすごく大きな経験だったと思っています。

また、僕は地元が大好きで、将来地元にもどりたいといと思っています。インターンした羽後町は、自分の出身地と環境などが似たようなところがあり、そのような地域で出会った社長や専務から教えてもらったことは、将来自分が地元に戻ったときに活かせるであろうし、そのような地域でインターンしたからこそ得れたものが多いです。

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石井)では、もう一度、インターンシップをするとしたらどのような経験をしたいですか。また、インターンシップのほかに経験したいと思うことはありますか?

小坂)自分の学んでいる部分を軸に、企業の役に立てるようなことに挑戦したいですね!
また、自分はインターンを機に羽後町が大好きになったので、今後羽後町の役に立てるような部分があれば是非貢献したいです。


石井)まだインターンシップをしたことのない学生に、お勧めしたいインターンシップはありますか。

小坂)どんなインターンとか、どんなプロジェクトとかより、自分の好きとか興味とかで選んだ方がいいと思います。その部分がなければ、結果的にモチベーションが上がらないし、まずそれが無いと何もはじめられないといった部分があると思います。おすすめというよりは自分の直観に従う、自分がやりたいと思ったことに対して責任感が生まれてくるものなので、どれがいいかは人それぞれなのかなぁと思います。
自分の選んだものを信じてやることがいいのではないでしょうか。


石井)都市部で参加するインターンシップと参加された地域ベンチャー留学のように地方へ一定期間住込みしておこなうインターンシップの魅力の違いは何だと思いますか。

小坂)僕は、地方出身なので、都市部の短期のインターンよりは、地域で1カ月といったことは良いと思います。
インターン先の地域や人との関係は、インターンが終わった後でも今後の人生においてつながり続けていくものだし、今の時代だから離れていてもSNS上でもつながっていれて身近に感じられます。第2の故郷や地元じゃない自分の帰れる場所、サードプレイス的な心のよりどころが出来るといったような魅力あると思います。
僕は今、都内でインターンしていますが、そこでは、仕事上での繋がりはありますが、プライベートの部分はまったく関わらなくといった線引きがされているので、地域や人と深くかかわれる部分も地域で取り組むインターンならではの醍醐味ではないでしょうか。

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石井)アルバイトで働くこととインターンシップで働くことの違いは何だと思いますか?

小坂)人によって違うと思いますが、アルバイトはお金儲けの手段として要素が強くて、その中で社会との関係性や社会の理解が得られる。インターンは、自分がやりたいこととか将来しごとをしていくためのやりたいことを知るための要素が強いという違いを僕は感じています。

石井)小坂さんにとって今までにおこなったインターンシップの経験や価値は何だと思いますか。

小坂)就活のためとかじゃなく、ワクワク感!「自分がやりたいことを知れる経験ができるワクワクを生み出す機会」といったことだと思います!

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小坂君ありがとうございました。

インターンシップ後に彼は、趣味であったラーメンづくりや肉体改造など様々なことに挑戦しています。

彼の活動を知ることが出来るKOSAMEN BLOGはコチラからご確認ください。


学生の挑戦心レポは、インターンシップや様々な活動を通じて自分自身の価値観変化をおこした学生や学生OB/OGにインタビューし、その熱い想いを、現役学生に届けることで、挑戦心を熱くしていくことを目的とした情報発信をおこなっております。

自分もこのような価値観変化をおこす経験がしたい!と思っている学生の方がいらっしゃいましたらご連絡ください!




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