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愛情不足を改善する3つの方法

前回の記事の続きです。

愛情不足はどのように改善すればいいのでしょうか。自分が効果的だった方法を3つご紹介します。

①誰かに貰おうとすることを諦める。

猫から教わった「愛」についてという記事に詳しく書いてありますが、きっと、愛は貰うものではなくて、好きな人や物事に接している内に、自然と心から湧き上がるものなんだと思います。

自分の経験上、誰かに愛を貰おうとしても、結局、満足する量を貰えなくて不満が溜まっていたように思います。愛を求めるから苦しいんですね。

また、愛を誰かに貰おうとすると、単純にコストや労力がものすごく高いと思った方がいいです。自分の心から自然と湧き上がってくる愛の規模を泉くらいだと仮定すれば、誰かにもらう愛は「コップ1杯ほど」なのだと思います。

もちろん深刻な愛情不足なときは、「コップ1杯ほど」の愛でも、かなり貴重に感じられてしまいます。だからこそ、親や学校(もしくは宗教、マルチ商法、キャバ・ホストの色恋営業、ブラック企業など)の「〜してくれれば愛してあげるよ?」という提案が魅力的に感じられてしまい、強迫観念をもつほど依存してしまうのだと思います。

②他人の目を気にせずに好きなこと(趣味など)に没頭する。下手でも気にしない。

好きなこと(趣味など)は他人の目を気にすると、全然楽しくなくなります。自分はギター弾き語りが趣味なのですが、少し前までの自分は、自分よりも上手な他人の演奏を聴いてしまうと、「自分は才能ないんだ」「どれだけやっても無駄だ」と落ち込んで、やる気がなくなってしまいました。

しかし、ある時から「自分が楽しければそれでいいや」と思ったことにより、とても楽しくなり、楽しいから継続する好循環が生まれたことにより、演奏も上達したように思います。別に誰かを喜ばせるためにやっているわけではないんですから、好きにやればいいんですよね。

③好きな人やペットと過ごす時間を増やす。

好きな人やペットと過ごす時間を増やせば、自然と愛が湧き上がってくると思っています。なぜなら、好きな人やペットには、「ただ生きていてくれるだけでいい」と、条件付きではない「無条件の愛」を感じることができるからです。これが愛の正体なんだと、自分は考えています。

自分は、もともと「愛されたい」「承認されたい」という渇望感が強いタイプの人間だったのですが、好きな猫を飼いはじめて毎日撫でているうちに、誰かに愛されることなんて、どうでもよくなりました。
(これについても、猫から教わった「愛」についてに記載しています。)

まとめ

これらの3つの方法が、自分の愛情不足を改善するために、自分には効果的だったと思います。

ただ、この3つの方法を思いつき、それを実践するまで、長い時間、苦労してきたように思います。

簡単にこれまでの経緯をご紹介すると、10〜20代のうちは漠然とした無力感を抱えながらもバリバリ働いていましたが、30代になった途端、適応障害になり、のちに気分変調症→双極性障害と診断され、一時期は起きあがれないほど、体調を壊してしまいました。

治療のために会社を休職して、1年以上もダラダラ過ごしたり、本を読んだり、猫や犬と遊んだりする中で、やっと思い付いたといった感じです。

もっと早くこの考え方を知れたら良かったなと思いますし、これを読んでくれた方に少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。

最後までご覧いただき有難うございました。





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