猫から教わった「愛」について
こんにちは。AKERUです。
ただ生きていればいい、ただ存在してくれればいい。そう思うことが愛なんだなと、最近になってはじめて思いました。
猫を自分で飼いはじめてから1年半ほどたちますが、猫のことが本当に大好きです。
何が好きか問われても、「猫だから好き」としか答えられません。もちろん、自由なとことか、毛がふわふわなところとか、理由を探せば、いくつかあるのですが、それで全てを語りつくせる気がしません。
もし自由で毛がフワフワな人間が、喉をゴロゴロ鳴らしながら近づいてきたら、すぐに警察を呼ぶと思います。
ですので、猫が好きだという感情には、特に条件はありませんし、何かしてくれるから好きというわけではありません。
だって、猫は一日中ダラダラしていますし、特に言うことを聞くというわけではありませんから。
ですので、猫には「ただ生きていてくれさえすればいい」と思っていますし、そういう気持ちが愛なんだと、最近になって、気がつきました。
そして、自分は、もともと「愛されたい」「承認されたい」という渇望感が強いタイプの人間だったのですが、猫を撫でているうちに、どうでもよくなりました。
大好きな猫を、撫でたりご飯をあげたり、お世話をしている内に、気付いた時には、愛が心に溢れていました。
きっと、愛は貰うものではなくて、好きな人や物事に接している内に、自然と心から湧き上がるものなんだと思います。
自分の経験上、誰かに愛を貰おうとしても、結局、満足する量を貰えなくて不満が溜まっていたように思います。愛を求めるから苦しいんですね。
誰かから貰う愛は、コップ一杯程度の量なんだと思います。そんなものは、心から湧き上がる、まるで泉ほどの愛を比べると、ちっぽけなものなんだと思います。
そんなようなことを、猫を飼いはじめたことをきっかけに知ることができたのでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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