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2022年みらいけんアドベントカレンダーを振り返って

みらいけんアドベントカレンダーにお付き合いいただき、読者の皆様、そしてご寄稿いただいた皆様、本当にありがとうございました。
みらいけん所長の後藤正樹です。
計26本の記事がならび、26人26色の「成長と変化」に触れさせていただき、これ以上ない、歓びと感謝の気持ちでいっぱいです。こんなにも沢山の方が(もちろん、もっともっといらっしゃいますが)これまでみらいけんに関わってくださってきたこと、そしてこうやって一つのお題でそれぞれの記事をご寄稿下さること、胸がいっぱいになっています。25日目の記事として、皆様の記事、一つ一つに触れていきたいと思います。

以下、Special Thanksな寄稿者の皆様と各記事へのリンク
1.後藤洋平さん
2.後藤正樹(本記事執筆者)
3.石井久子さん
4.石川拓さん
5.布村彰宏さん
6.小椋正貴さん
7.星村聡史さん
8.ほりこーきさん
9.長野庄貴さん
10.匿名希望
11.金城雅大さん
12.国語の先生さん
13.藤澤さしみさん
14.吉川睦美さん
15.鈴木友里恵さん
16.林龍さん
17.中元徹さん
18.レバザ義実さん
19.長谷川隆久さん
20.深井さん
21.石川達也さん(たっさん)
22.大屋佳世子さん
23.杉谷昌彦さん
24.葛西達也さん
25.井本裕顕さん
26.原としみつさん

note : みらいけんアドベントカレンダー2022マガジン

さて、みらいけんの会員でもあった僕と同じ苗字の後藤洋平さんから始まったアドベントカレンダーですが、12月25日現在(※書き終わったのは、2X日・・・すみません💦)もはや、凄い昔に書いていただいた記事のような気がしてきます。
それだけ、色あせない記事ということかもしれませんが、プロジェクトマネジメントについて、洋平さんなりの新しい見解が書かれていて興味深いです。
かくいう、僕も経営コンサルタントの端くれとして、プロジェクトマネジメントに携わる経験は、多くいただいてきましたが、まさに洋平さんがおっしゃるような、「型」どおりに進めるPMではなく、わくわくするプロジェクトを会社の垣根を越えて一緒に推進していくぜ!という気概で仕事をしている(つもり)経験からしても激しく同意!な内容でした。

と、こんな風に1記事ずつコメント書いてやるぜ!と意気込んでみたのですが、これでは年が変わってしまいそうなことに気づきました。。。

みらいけんアドベントカレンダーをその内容に応じて分類してみました。

  1. 「変化・成長」を意識的に目指していた(7)
    4,6,16,17,22,24,25,

  2. 「変化・成長」を感じざるを得ないインパクトのあることが起きた(6)
    2,5,8,10,11,20,

  3. 偶然、新しい「何か」を掴むことができた(4)
    14,18,19,21,

  4. 思い起こしてみると「変化・成長」を再認識した(4)
    1,12,13,15,

  5. 普段の生活の中で変化や成長を呼吸の様に行っている(5)
    3,7,9,23,26,

記事を拝読して、勝手に感じたものを元に分類してみたので、本人からは「違うよ!」というコメントが飛んできてもおかしくないですが、以上の様な5分類にしてみたところ、かなり満遍なく記事を書いていただけたなぁと思いました。
1は意識的な取り組み、2は外圧による変化、3は無意識にめざしていたのかもしれないですが、悩みの中からもたまたま見つけた感、4は改めてこの機会に言語化をしてみたもの、5はもはや普段からPDCAを回しまくっている感じ。
みらいけんという場の特徴としても、1が少し多くなるのは当然かもしれませんが、コロナ禍ということもあり、2の外圧による変化を感じたり、3の内発的な普段の活動が何かの気づきに繋がることがおこる年であったような印象も受けます。

別の角度から考えると、「1年の目標を立てて遂行する」ということも絶対じゃないのかなぁと感じました。もちろん、それが重要な場合もありますし、目標を立てることで見えてくるものは必ずあると思うので、否定するものではないのですが、4の様に、後から振り返ってみて「変化・成長」に気づくということもとても重要だと感じました。
4の記事を書いている方は、総じて行動量の多い皆さんであるような印象もあります。目標を立てることが苦手な場合は、まずは行動量を増やしてみて、後から振り返ってその内容から変化・成長を捉えて見てもよさそうです。

個人的には、12番目の国語の先生が書いてくださったことがとてもすてきだなぁと思っています。

「成長」というと、今までできなかったことができるようになるとか、いままでやってきたことがさらに大きくなるとか、「拡大」のイメージが伴いますが、私はこの1年間「拡大」とは正反対とも言える生活をしていた

記事本文より

僕は、成長には「拡大」が伴う必要はないと常々考えています。そもそも何をもって「拡大」を評価するのかから疑問ですし。。。
そして、「成長」を評価するのは、評価できるのは、本質的には自分自身しかいないはずなんですが、自分自身に基準を持てているならば簡単ですが、なかなかそれも難しいですよね。
そういう場合、便宜的、一時的に「拡大」的な要素を評価項目とするのはありかなと思います。でも、あくまでも便宜的・一時的。いづれは自分自身の中で自分の変化と向き合いその変化をそのまま受け入れながら生きていけるのがいいのかなと思います。

「成長」の捉え方を段階的に整理すると、

  1. 外部から与えられた指標を達成すること、そしてその指標が徐々に高度になり順次達成できるようになること

  2. 自分自身で達成目標を設定し、その設定を徐々に高めながら達成していくこと

  3. 2は意識しつつ、あるタイミングで自分の中で起きた変化や新しくできるようになったことに目を向け、気づいてあげること

  4. ぼんやりと数値的な目標や外部からの指標は感じつつ、自分自身の身体的・精神的な変化と向き合い、できるようになったこと、苦手になってきたことを意識すること

  5. 自分自身の身体的・精神的な変化を踏まえ、在り方を考え、「そこに在る」ことを大切にしていくこと

かなと思いました。まだまだ、この整理は練っていく必要がありそうですが、今の僕が思いつけるのはこのようなイメージです。
もちろん、「段階的に整理」しているだけで、段階をあがっていくことが素晴らしいことでもなく、行ったり来たりしながら、また要素によっては4段階目で捉えられる成長もありつつ、まだまだ1が必要なものもあったりしそうです。(新しくスポーツを始める様なときは、最初はすぶりを1日に100回やるぞ!みたいな目標設定が必要でしょう)

こうやって、皆さんが素敵な記事を沢山書いてくださったおかげで、こんなことに気づかせていただきました。

来年、みらいけんは改めて、「成長・変化」に向き合っていきたいなと思っています。
今回、記事を書いてくださった仲間の皆様と、そして、まだまだ沢山いる仲間の皆様たちと、またぜひ色々な学びの機会を作っていきたいと強く思っております。

アドベントカレンダー、少しでも楽しんでいただけたでしょうか?

今年は残り少ない日数となりました。まぁ、新年を迎えたところで、大きく私たちが生まれ変わるわけではないですが、節目ではありますので、改めて自分自身を見つめなおし新しい1年を紡ぎ始めましょう!

ありがとうございました!

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