みらい。

みたものを写真機で記憶しています。

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最近の記事

打上花火、横から

梅雨も明ける頃合い、毎週のように花火大会が開催される季節になってきました。土曜日はお仕事があるのでその後急いで行かないと間に合いませんが、いつもの友人が車を出してくれ、迎えに来てくれるということなので計画の幅が広がります。 退勤に合わせて迎えが来たのでそのまま乗り込みます。出遅れ組ではあるため、渋滞を避けて山道を繋ぎ、東へ南へ。荒れてるし狭いし、バイクで楽しんでいた道も車ではヒャアヒャア。 斜光が強くなる時間になんとか到着。現場は穴場、とはいえすでに十人ほどの先客がいたの

    • 空気の色

      って何なんでしょう。 整備したエンジンの慣らし走行を終わらせるついでに、手に入れた念願のゾナータイプレンズ、ユピテルのお試しもしようかな。 構成枚数が少ないながらも優れた光学性能。ということらしいです。深い青ときれいな前ボケ。すごいいい。濃い青や滲んだボケは収差、工学設計的には優れたものではないのでしょうけれども、自分の求めていたレンズはこういうもの、という納得感があります。 やさしい描写。 距離稼ぎということで、竹原まで。観光地だけれど、夜はとっても静かです。ちょっ

      • 夏の用意

        蒸し暑い日が続き、梅雨の最後ではと期待する雨が3日。ちょうどその間連休を作っていて、せっかくの休みなのにあまり出られないと悶々としていました。 が、12万㌔を越えたバイクのエンジンOHをさせてもらえる場所と道具、機会を用意してもらえたのでお世話になりました。 そしたら慣らし運転は早くおわらせないとね。雨天決行で出掛けます。 気になっていた神社。のアジサイです。暗い広角で寄って撮るアジサイも、なんだか広がりがあっていいかんじ。寄る、引く、寄せる、広げる。似ているようでぜんぜん

        • やさしく

          じっとり。 というほどではないものの、湿度のある午後を過ごすにはポジ系のフイルムシミュレーションがぴったり。なかでもやさしめ描写のアスティアがほんとうにお気に入りです。 散歩が捗るね。 Fujifilm X-T2 Voigtlander Color-Skopar 21/4 MC Astia

        打上花火、横から

          晴天の霹靂

          という題ですが、真逆ではあります。どんより雨が続き湿度も高く、ジメジメ不快だったところ、ふと外を見ると真っ青な空。誤字ではありません。 ハナミズキも青々と、というよりはややぐったりして見えます。こうコントラストのある環境だと、逆にやわらかいフィルムシミュレーションを使って撮りたくなります。 ワープゾーン。 せっかくの快晴ですから、ちょっと出かけたくなるものです。洗濯物を取り込んでから支度をして……装備を選んでいたら時間が遅くなってしまいました。 快晴の呉、やっぱり最高

          晴天の霹靂

          雨止みの午後

          梅雨で雨続き。バイクをあれこれ補修しつつ、止み間に陽が差しそうだったのでちょっと試走してこようと。 広角スナップもしたくてウズウズしています。 21mmの広角、といえどもそれは35mm判の画角ではであって、APS判では準広角といったくらいでしょうか。ほどよく広い画角と小型軽量な筐体、スムースに動くヘリコイドが撮る気を増幅させてくれます。でも寄れないしボケないので、いままでとはかなり異なる撮り方を強いられています。楽しい。 描写はけっこうしっかり目で、でもガチガチではないよ

          雨止みの午後

          広角と仲良く

          思えば、ふだん使うのは標準から中望遠あたりのレンズばかり。標準レンズも中望遠的な撮り方をすることが多く、広角の引き出しも欲しいなとは考えてはいました。フォロワーさんに譲っていただいた広角レンズも14mmと超広角域でなかなか使いづらく、また35mm一眼レフ用なので超巨大。なかなかスナップには使いづらいレンズなので専ら花火等用になっています。そんな折、21mmの小ぶりなレンズが相場の遥か下とあらば仕方ないですよね。 そんなことで、先のあじさい寺と同日。遅い昼食後、おやつ時ではあ

          広角と仲良く

          しっとり、艶

          花火の翌日。 また同じ2人で、こんどは昼の花をさがして。 渋滞、寄り道、さらにイケア渋滞で大幅に時間を浪費しながらも、先日訪れたお寺に再訪。風鈴祭りの期間に入ったため、お堂にたくさんの風鈴が吊ってありました。ぬるい風が吹くたびに心地よい音が鳴り、涼しい気持ちになります。 このお寺はタムロンの90ミリマクロだけで。重いけどコンパクトで、きれいにボケるしよく写るしよく寄れるすごいやつ。見た目も気に入っています。 あっ。 マクロレンズとはいえ、通常撮影やポートレートにもつか

          しっとり、艶

          梅雨空に咲く花

          もう梅雨。もう夏。本当に? そんなはずは……と思いながらも、今年も夏祭りが近付いてきた模様。昨年訪れて雰囲気がよかった、空鞘稲生神社の夏越祭にふたたびお邪魔しました。 梅雨のじめじめとした空気と彩の薄い空模様のなか、紫陽花は色濃く咲いています。 土曜日は日中おしごとなので、終了後大急ぎで帰り着替えと装備換装。行けないと話していた友人も参加できるようになったようです。 梅雨のじめっとした空気感、夜のずんと沈むような深さは、ポジ系のコッテリしたフィルムシミュレーションで撮る

          梅雨空に咲く花

          閑話

          おしごとって大変ですね。毎日同じ時間に起きて寝るのはずっとやってきましたが、毎日同じ場所に通い、夕方に帰る。休みは週2日あるものの、なかなか遠出する元気はありません。家事もあんまりできていない。みなさんすごいなぁ。生きるのがやっとなので、将来がどうとか家がどうとか、めちゃくちゃどうでもいいかも。いっぱい稼ぐとか出世するとか、無理。 ペンタックスからイチナナが発売されたのを眺めていたり。ちょっと買うのは難しいかもだけど、ちいさくてたくさん撮れて、フイルム写真のおいしいところが

          銀塩の記憶。Autoboy Juno/Super400

          フイルム3本目はオートボーイです。祖母の家から発掘されて、12枚までしか撮っていなかったので続きを使ってから現像に出しました。 撮られていた12枚のほうは2006年から2011年だったので、使用期限は2008年くらいでしょうか。フジの400なので、期限からかなり経っていても優秀な写りのようです。 Canon Autoboy Juno FUJICOLOR SUPER400

          銀塩の記憶。Autoboy Juno/Super400

          銀塩の記憶。Mamiya6/Portra400

          ポートラの二本目です。ブロニカが重いからと手に入れたマミヤシックスでしたが、軽いしレンジファインダーはクッキリでなかなかの使い勝手でした。 四国へ向かう朝。ポートラってこんな色、という印象が強いです。 人のかおり。 山頂。手前の道にいる点々、フォロワーさんです。 太平洋の縁取り。 往来。 花火は感光でとんでもおもしろいことになっていました。 まつりのあと。 せとうち。 蛇腹の穴か取り出し後に感光してしまったのかはわかりませんが、同じようなところに光が入ってま

          銀塩の記憶。Mamiya6/Portra400

          銀塩の記憶。BronicaC/Portra400

          しばらく溜めていた未現像フイルム3本を、まとめて現像に出しました。まずはシャッターがめちゃくちゃうるさい、でお馴染みのブロニカから。 急ぎの移動中、ふと見つけた桜の覆う道。 勝手口。 森のある家。 昧爽。 昼の夜。 除虫菊畑です。 尾道のいろいろ。 期限切れフイルムとはいえ、5年程度だったのでまあ大丈夫と使ってみましたが大丈夫ではありませんでした。おそらく高温環境に置かれていたのでしょう、盛大に斑紋が出てしまっています。 でも解像感は十分だし、模様も自分にとっ

          銀塩の記憶。BronicaC/Portra400

          雨あがりの空気

          すきな空気感のひとつです。 どうにも雨、というか気圧変化には弱いようなので、たいてい強い倦怠感や眠気、そして時々頭痛もありますので得意な環境ではありません。けれども、たまたま調子がなんとか持っているときにはしめっとした空気感を味わいたくなります。 朝方までつよめの雨、そして太陽とともに晴れていく予報の日。フォロワーさんと誘い合わせておおきなお庭まで。 熱烈な歓迎付きです。ニンゲンというよりは、そいつらが持っているごはん目当てなのでしょうけれども。 マクロレンズなので、植

          雨あがりの空気

          あいつがやってきた

          入道雲の季節がやってきた。高く高く、ボコボコと噴きあがる雲。 まだ茹だるような暑さはないけれど、その片鱗と高い湿度で体調はすぐれない。けれども今年も、"なつをみる"ことができてきてちょっと嬉しいかも。 XとDの共存のため、どう撮るか、なにを撮ろうか考える日々です。 Xは銀塩写真のような写りが心地よく、最近は65:24のアスペクト比で切り抜くことを前提に構図をつくってみたりしています。クラシッククロームの落ち着いた色調とよく合う。 Dfには超広角をつけて、センサーの大きさ

          あいつがやってきた

          軽さと感触

          やっちゃった。買っちゃった。 Df、はじめます。 コシナの中望遠マクロは、ハッピーセットな見た目とは裏腹にクッキリパッキリ写ります。まずは白黒で。 軽い広角レンズは、FXフォーマット最軽量機のDfと相性がよいです。ミラー駆動の締まった感触も良い。 おなじ中望遠マクロでも、コシナとは異なりフワっと写るタムロン。画角被るしどっちを残そうかな、なんて考えてましたが… Df、かなり好感触です。軽いし見た目の文句ポイントも少ない。Zfもいいかもしれないけれど、当面はXとDfのコ

          軽さと感触