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あいつがやってきた

入道雲の季節がやってきた。高く高く、ボコボコと噴きあがる雲。
まだ茹だるような暑さはないけれど、その片鱗と高い湿度で体調はすぐれない。けれども今年も、"なつをみる"ことができてきてちょっと嬉しいかも。

XとDの共存のため、どう撮るか、なにを撮ろうか考える日々です。

Xは銀塩写真のような写りが心地よく、最近は65:24のアスペクト比で切り抜くことを前提に構図をつくってみたりしています。クラシッククロームの落ち着いた色調とよく合う。

Dfには超広角をつけて、センサーの大きさを活かした写真を撮ろうとしてみたり。けれども超広角は難しく、とっ散らかった写真になりがち。

小径をひろく。露出と構図をうまく切り詰められた時が楽しい。

通り魔多発地帯につき注意、です。

おおきなおおきな積乱雲をながめながら尾道から空港まで戻って、35mm判一眼レフのもうひとつの強みを堪能します。ひとつは大型センサによる広角への強さ、もうひとつは光学実像ファインダーによる超望遠域への強さではないでしょうか。

うおでっか。500mmのレフレックスレンズは焦点距離に対して非常に小型軽量なのでありがたいです。いままで色々さわったりしてきましたが、オールドレンズの同構造レンズなら、タムロンとニコンがとびきりクッキリと写る印象です。レンズの回転方向やマウントアダプターの所持で決めてしまってよいと感じます。
とはいえ古いレンズなのでコーティングは弱く、そのためコントラストはやや低いです。現像で持ち上げようとRAW撮影しましたが、結局マニュアルで露出を切り詰めておけばJPEG撮って出しで問題なかったです。

コシナのマクロはクセノター型でクッキリ写り、またボケ味も汚くない。ピント面のキレは最高です。タムキューも持っているのですが、変形ガウス型のあちらと比べ解放からクッキリ写り、どちらか一本だけ残すということがなかなか難しい。

雨が降ったりして、ジメっとした空気になったり。途中からお付き合いいただき、ありがとうございました。

Fujifilm X-T2
TTArtisan AF27/2.8
Classic Chrome

Nikon Df
Samyang 14/2.8 ED AS IF UMC
Tamron 55B 500/8
Cosina 100/3.5 MC MACRO
Standard

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