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営業ゼロで仕事を獲得する「ほりの流Twitter活用術」┃1年2ヶ月でフォロワー7,000人まで増やした手法を大公開

こんにちは!
EC専門家のほりのです。

ほりのって誰?どんな人なの?という方は、別のnoteで紹介しておりますのでご覧くださいませ。


株式会社みらいマーケティング本舗
代表取締役 堀野正樹
公式サイト


■このnoteの構成

このnoteは5章にわけて書いております。

全部で17,000文字以上の大ボリュームとなっております。
ぜひ最後までご覧くださいませ(^^)

第1章 フォロワー7,000人までの完全ロードマップ
僕自身がゼロから7,000人に増やすまで、どのようなことを考え、どんな運用を行ってきたのかを事例を交えつつ解説します。

第2章 ビジネスに繋げるためのTwitter戦略
Twitterをビジネス活用するうえで欠かせない「戦略」を質問に答えながら一緒につくっていきます。

第3章 伸び悩んだときの対策法は?
Twitterが伸び悩んだときの対策についてご説明します。

第4章 Twitterアナリティクスでボトルネックを発見
Twitter運用に欠かせない、アナリティクスを使った数値分析の方法を解説します。

第5章 Twitterの「マネタイズ」を考える
Twitterでどうやって「マネタイズ」すべきか?僕の考え方や事例についてご紹介します。

■記事を読んでくださった方の感想



■なぜ営業を一切しなくてもTwitter経由でお仕事をいただけるようになったのか?


ありがたいことにTwitterをはじめて1年2ヶ月。
今では営業ゼロ、Twitter経由のお仕事だけでやっていけるようになりました。

いきなりですが皆さまに質問です。


「あなたはフォロワーを増やしてどうしたいの?」


これにすぐ答えられるでしょうか?

お恥ずかしながら、僕も最初は「影響力をもつインフルエンサーになりたい」という小学生のような夢だけではじめていました(笑)


でも「フォロワーを増やしてどうしたい?」という問いこそがTwitterのビジネス活用の原点となります。


「フォロワー数が増える=自動的に収入が増える」なんてことは一切ありません。

何のためにフォロワーを増やして、その結果どうなりたいのか?
ここをしっかりと練っておかないと、Twitter運用がただの趣味になってしまいかねません。

また、このnoteはTwitterでフォロワー数を7,000人まで増やすためのテクニックを解説した記事ではありません。

もちろんフォロワー数が多いほうが影響力も増すのは間違いないですが、単にフォロワー数を増やすだけではビジネスとしては意味がないと考えています。



2021年4月からTwitterを本格活用しはじめて約1年2ヶ月。おかげさまで7,000名以上のフォロワーさんと出会えることができました。

でもフォロワー数だけで言えば、もっと多い人は山ほどいます。

それでも、いただくお仕事のほとんどはTwitterや自社サイトなどの「自分メディア」経由になりました。今やTwitterが僕のビジネスに欠かせない重要なツールです。

自分からガツガツ営業することも、広告で集客することも一切やっていません。(というか営業のやりかたすら知りませんw)

なぜ、営業もしないのにお仕事をいただけるようになったのでしょうか?

結論、「目的を明確に持って、正しい手順で、本気でTwitterに取り組んだ」だけです。


僕が本気で取り組んだのもせいぜい1年ぐらい。
そこに費やした労力と時間を考えると、お仕事をいただけたり、素敵なビジネス仲間が増えるなど、遥かにリターンのほうが大きいです。

めちゃくちゃコスパのよいツールだと今では感じています。

もしこのnoteを読んでくださっているあなたが、
自分のビジネスをもっている」
「副業を伸ばしていきたい」
このように個人でビジネスに取り組むのであれば、今からでもTwitterをガチることをおすすめします。

その際のヒントになるように、今に至るまでの紆余曲折や悩んだ時期をどう乗り越えたのか?どのようなTwitter運用をやってきたのか?僕自身の事例を交えつつ詳しくお話しします。

少々長い記事なので、コーヒー片手にリラックスして読んでいただければ幸いです(^^)

※以下のような方にはおすすめしません。予めご了承くださいませ。

・とにかく「フォロワー数」だけを増やしたい人
・ビジネス活用ではなくプライベートでTwitterを楽しみたい人
・今すぐ効果がでるテクニックやノウハウを知りたい人
・会社員のままでキャリアを続けたい人



第1章 フォロワー7,000人までの完全ロードマップ

第1章のゴール
ほりののTwitter運用の考え方や実施したことを参考にして、自分のアカウントで使えそうなものを見つけてください。(いいところだけ真似る)

まずはじめに、Twitterをゼロからはじめてから、Twitter経由でお仕事をいただけるようになるまで、どのような経緯を歩んできたのかをご紹介させていただきます。

読んでくださる皆さまに伝わりやすいよう、フォロワー数を基準に書いておりますが、あくまで目安です。
「僕は全然少ないからダメだ」と思わずに気軽に読み進めてください。


これが僕の現在までの軌跡です(2022年7月10日現在)

びっくりするぐらいバズりもせず淡々と伸びていますね(笑)

逆に言えば、バズらせる運用は簡単には真似できませんが、毎日の積み重ねで伸ばす運用は誰にでもできます。(ただし相応の行動量と継続は必要になってきます)

大きく分けると以下の3つのステップにわけられます。

ステップ1 基盤構築期(〜1,000人)
ステップ2 ブランディング期(1,000〜3,000人)
ステップ3 マネタイズ期(3,000人〜)

各ステップは、さらに下記3つにわけてご説明します。

「各ステップの状況」
「目指すゴール」
「運用内容」


それではさっそくいってみましょう!!


■ステップ1 基盤構築期(0から1,000人)

<このステップの状況>

「フォロワー1,000人以下は存在しないのと同じ」

これは事実です^^;

Twitterをやっている人の8割がフォロワー数1,000人以下だと言われていますが、多くの方がここでつまづいて辞めてしまったり、放置してしまうことになってしまいます。

実際、僕のアカウントも立ち上げたのは2009年。それから約12年間放置していました(苦笑)

逆を言えば、ここさえ乗り越えることができれば、半分目標は達成できたようなものです。

僕自身も振り返ると最初のこのステップ(〜1000人まで)が一番しんどかったです。。。

ここは気合と根性と効率のよい方法で乗り切っていきましょう!


<目指すゴール>

まずは「最短でフォロワー1,000人を達成する」ことです。

「いやいやいや!さっきフォロワー数だけ増やしても意味がないって言ったやん!」とお思いかも知れません(苦笑)

でも聞いてください!

Twitterではフォロワー数が少なすぎると、どんなに実力があろうと過小評価されてしまいがちです。

つまりビジネスに与える影響が小さすぎるのです。

本質的ではありませんが、まずは一定数までフォロワーを増やしていきましょう。何事も土台が一番大事です。

もうひとつ重要なのが「最短で」ということです。

なぜか?

最初の頃はツイートを発信しても当然反応がありません。

いいねが1〜2個の日々が続きます。
この状態はなかなかツライものです。

ずっとこの状態が続いてしまうと、そりゃ誰だって「もういいや」となってしまいます。

できればしんどい期間はなるべく早くクリアしてしまうほうが精神衛生上でもおすすめです。

以下は、僕のフォロワー数がまだ1,000人未満だったころのツイートです。

正直、今と言っていることはそんなに変わりません。

同じことをツイートしても当時はこんな有様でした。。
(今では有り難いことに100以上のいいねをいただけます)


<運用内容>

ではどうやって1,000人までフォロワーを伸ばせばいいのでしょうか?

そのノウハウはここで語らずともいくらでも転がっていますが、特に僕がおすすめしたいのは下記の2冊の本です。

ぶっちゃけこれさえ読んでおけばTwitter運用の基本はマスターできます。
僕がダラダラと語るよりもこれを読んだほうが早いと思います(笑)

Twitterの伸ばしかた ~10ケ月で2万人と繋がれた私の、これだけは押さえたい10のこと~

1冊目がおでんさん(@oden_biz)のKindle本です。
もう有名なので読まれた方も多いのではないでしょうか?
この本に書かれていることがTwitter運用の本質であり、これを丁寧にやれば必ず伸びるはずです。

僕も何度も読み返してTwitterをやるとはこういうことなんだと理解できました。


Twitter集客マーケティング術: フォロワー最短最速1万人 入門編

もう一冊が、3万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーのハリケーンたかさん(@karate_fighter_)が書かれた本です。

実はたかさんとはTwitterで知り合い、お仕事もご一緒するなど仲良くさせていただいてます。

非常にユニークなキャラクターとは裏腹に書いている内容はいたって本質的かつ真面目です。

「なぜTwitterをやるのか?」

Twitterを運用するうえで非常に大切な考え方を学べます。

どちらもKindle Unlimitedユーザーなら無料で読めます。

ここで基礎知識をしっかりと叩き込んだら次は実践です。このステップでやるべきことは以下の内容です。

①Twitter運用の目的を考える
②ターゲットを絞り込む
③アカウントを整える
④とにかくいいねとリプをしまくる(300いいね、30リプが日課)
⑤毎日5ツイートをする

特に①と②はめちゃくちゃ大事です。

「Twitterを通じて実現したいことは?」
「どんな人と交流を深めていきたいのか?」

ここは徹底的に掘り下げてください。
既に運用中の方もここを見直すだけで伸びるかも知れません。
詳しくは第2章にて説明します。

③については前述の本を参考にしてください。

④と⑤は、ひたすら頑張るだけです。
最初は質よりも数で勝負です。

最低でも1日1時間はTwitterに集中できる時間を投資してください。

1日5ツイート、30リプ、300いいね。

これを日課にする毎日です。

正直、何度「しんどい、、もうやめようかな」と思ったことか(苦笑)

僕は意志が弱いので、Twitterが得意な方にチカラを借りつつ、なんとか1ヶ月半で1,000人を超えることができました。

ここでやっていた毎日5ツイート、30リプは今も変わらず継続していますので、僕のTwitter運用の基盤になっています。

ちなみに僕がお世話になった師匠はこの方です。(その節は大変お世話になりました!)
りゅう@課長×投資×副業さん(@RyuxxxuyR)



■STEP2 セルフブランディング期(1,000〜3,000人)

<このステップの状況>

1,000人を超えると、自分が発信したツイートにもだんだん反応が得られるようになってきました。

やっぱりいいねやリプがいただけるのは嬉しいですよね!


ここで注意しないといけないのが、ステップ1で考えた「Twitter運用の目的」「ターゲット」です。

僕の場合はこんなかんじです。

<目的>
Twitterを通じて「ほりの」の仕事内容、考え方、姿勢に共感いただき、良質なユーザーだけを自社サイトに誘導する。

<ターゲット>
・中小企業の経営者(見込み客)
・EC事業に携わる事業責任者(見込み客)
・マーケター(パートナー候補)

これがぶれてしまっていると、どんなにいいツイートをしてもいいねはもらえませんし、ビジネスにつながるフォロワーにはなりません。

フォロワー1,000人で、100いいねを連発できたのは、この基盤づくりがしっかりとできていたからだと思います。

1万人フォロワーがいてもエンゲージメントが全然ないアカウントよりも、例え1,000人でもしっかりと反応してもらえるアカウントのほうが、ビジネス活用においては有効だと言えます。

もし1,000人を超えても全然反応が得られないというときは、もう一度ステップ1に戻って運用基盤を見直してください。

<目指すゴール>

このステップで僕が意識したのが「セルフブランディング」の確立です。

ここでいうセルフブランディングとは「◯◯と言えばほりの」と、ぱっと想起してもらえるようになることです。

これは個人でビジネスを行ううえではめちゃくちゃ大事なことです。
会社の看板無しに、自分自身を商品として世の中に広めていく必要があるからです。

いまの僕は「ECの専門家」としてブランディングをしています。

でもTwitterをはじめたころは、まだ自身のビジネスの方向性の迷いもあり、「Webマーケティングなら何でもできますよ〜」と謳っていた時期でした。

でも同じような強みを持つライバルは多くいますし、何でもできる=何も強みがないというイメージになってしまい、かなり迷走していました^^;

悩みに悩んだ結果、今の「ECの専門家」というポジションで勝負することに。

Twitterだけでなく、各種セミナーへの登壇、自社ブログの記事、すべてに一貫性を持たせて「ECの専門家」であることをアピールしました。

「ECに絞りこんでしまうと仕事が減るのでは?」
「どうせならSEOやLP制作もアピールしたほうがいいのでは?」

そんな不安を振り切って「ECの専門家」というセルフブランディングの軸を決めたのがこのステップでした。

結果的には当初の不安をよそに、一気に「ほりの=ECの専門家」としての認知を広めることができました。

「個人で戦う=勝てる市場をとことん絞る」

これですね。


<運用内容>

「ECの専門家」なので当然「EC」に関するツイートを増やします。

「EC」に絞った専門的なネタは、その他のツイートと比べるといいね数も少なかったですが、代わりに濃いフォロワーさんが集まってきました。

ECに興味がある経営者、ECに詳しいマーケターなど、会話の中心がECになってきたのです。

それだけだとネタも限られてしまうので、「仕事術」や「フリーランスとしての働き方」といった、反応を得られやすいツイートも織り交ぜつつ、フォロワー満足度を維持する戦略で運用をしていました。

ここでも毎日5ツイート、30リプは欠かさずやっていました。



■STEP3 マネタイズ期(3,000人以上)

<このステップの状況>
フォロワー3,000人を超えてくると、ECの専門家としての認知も広がってきて、少しずつですがDMや自社サイト経由でお仕事の相談が来るようになりました。

正直、この当時は問い合わせの質も低く、無料相談で終わることも多かったです^^;

でも僕にとってこの変化はすごいインパクトがありました。

「営業もしていないのにわざわざ相手から問い合わせてくれるってスゴイ!」

この手応えのほうが大きかったですね。

この頃からフォロワーさんから「ほりのさんとお話ししたい」というありがたいお声がけも増えてきました。

・同業界のマーケター
・企業経営者
・フリーランスを目指す方

これまでに延べ50人以上の方とzoomを通じてお話しをさせていただきました。

文字コミュニケーションだけでなく、一度顔をあわせて話すことはとても重要です。

人柄、相性、考え方。
どれもビジネスに欠かせない情報ですよね。

そして何より「相手の顔」が見えるということ。

一度お話しすると、その人のツイートをみるだけで自然と顔が浮かんできます。

この繋がりをきっかけに、
仕事の依頼をいただいたり、
逆にお仕事を依頼したり、
情報交換を行ったり、
オンラインからリアルへと一気に広がっていきました。

あらためてTwitterの素晴らしさを体感するとともに、知らぬ間にマネタイズにつながっていることにワクワク。

今やTwitterは僕のビジネスに不可欠な存在となっています。


<目指すゴール>

実は言うと、最初からTwitterでマネタイズをしようとは全然思っていませんでした。

せいぜい「ECの専門家」として認知が広まればいいなーぐらいの気持ちでした。

でも結果的にそれがよかったのかも知れません。

強引にリストを集めていたら、
DMでセールスをしまくっていたら、
ツイートで自社サービスの告知ばかりしていたら、

きっと今のような状況ではなかったと思います。

「ほりの」に興味を持ち、一緒に仕事をしたいと思ってくれる。
そんなとても素敵な方々と一緒に働ける。
これが一番の収穫ですね。

僕はがっぽり稼ぎたいという気持ちはなく、好きな人と好きなことをやりたい。
楽しんだ結果、報酬がいただければOK。

時間、場所、人間関係から自由になるために独立をしたので、お金に縛られるのは絶対に嫌でした。

むしろそんな肩のチカラが抜けたので、人もお金も集まりやすかったのかも知れませんね(^^)
(僕もガツガツした人は苦手ですw)


<運用内容>

このステップでは、出し惜しみすることなく自分のノウハウや知識を発信していきました。

ほりのをフォローすれば、有益な情報が得られる。
なんだか楽しそう。
もっと詳しく知りたい。

そんなアカウントを目指すべく、フォロワーさんが知りたい情報を発信しまくりました。


文字だけでは伝わりにくいことも、図解することで伝わりやすくなります。

Twitterのアルゴリズム上、impが減るとも言われていますがそんなことは関係ありません(笑)

ほしい人に必要な情報を届ける。

これが僕のポリシーです。

「Giveを続けていると、いつかイイことがある」

僕が尊敬する方は皆さんこういっていました。
何より喜んでもらえるのは僕も楽しいですから。


ちなみに、僕のツイートのなかでもっとも多くいいねをもらえたのが、下記のツイートです。

僕のなかでは「ぷちバズ」ぐらいの感じですが、大きなバズリがなくてもここまで来られたのは、地道な運用の賜物だったと思います(^^)




第2章 ビジネスに繋げるためのTwitter戦略


第2章のゴール
「ターゲット」「競合」「自分」について整理を行い、独自のTwitter戦略を考える。

この章ではTwitterを活用して仕事を得るための「戦略」についてお話しをさせていただきます。


ステップ1の内容とも重複する部分もありますが大切なことなのでしっかりと頭に叩き込んでください。


■独自の「Twitter戦略」を考える

まず最初に独自のTwitter戦略を考えてみましょう。
難しく考えずに、メモ帳片手に思ったことを書き出してみてください。


それでは上の図を頭に入れたうえで、次の質問に答えてください。

ターゲット
ビジネスのゴールを達成するために、集まって欲しいユーザーはどのような人ですか?

(例)
・ECビジネスに携わる中小企業経営者、事業責任者
・仕事を手伝ってもらえるマーケター

ユーザーの悩み・求めること
ターゲットユーザーが抱えている悩みや求めていることは何ですか?

(例)
・ECの売上が伸びない
・任せられる人材がいない
・マーケターとしてのキャリアに悩んでいる

自身の強み
他の人にない自身の強みは何ですか?

(例)
・事業会社で70億円の事業へと成長させた実績
・マーケターとして21年の経験
・事業全体を俯瞰したビジネスマネジメント力

競合アカウント
自分と同じ領域で情報発信しているアカウントを3つピックアップしてください。(なるべくフォロワー数が多いアカウント)

・ツイート内容
・ツイート頻度
・誘導先(リンク先や資料ダウンロードなど)

ここまで整理できれば、最後に「ユーザーが求めており、自分にしか提供できない項目(ネタ)」を探してみてください。

それが、あなたのTwitterの軸となる発信内容になります。

狭すぎず、広すぎず。
3つぐらいに絞り込めるとGOODです。

唯一無二の領域はなかなか見つからないかも知れませんが、ここであれば勝負できそうだという領域が見つかれば、まず試してみましょう。


■「フォロワー数」だけにこだわらない

繰り返しとなりますが、フォロワー数を伸ばしただけでは意味がなく、大切なのはフォロワーの「質」です。

ここで目安となるのが、競合アカウントのフォロワー数です。

僕は「マーケティング」や「EC」に特化してツイートをしていますが、Twitterのなかではとてもニッチで小さな市場となります。

「健康ネタ」
「恋愛ネタ」
「仕事のマインド」

このような市場と比べると圧倒的に対象ユーザー数も少ないです。

おそらく僕が狙う市場では、数10万フォロワーのような人はほとんど存在せず、トップクラスでも数万フォロワー、僕のような無名な個人アカウントだとよくても1万人フォロワーぐらいです。

だから別の市場のTwitterアカウントを相手に、フォロワー数だけを競うことが全く意味がないと言えますね。

大切なのは、自分の見込み客となるユーザーさんとの濃い関係性を築くことだということをお忘れなく。

■「ほりの流」ビジネスツイート4つの型

僕が普段発信しているツイートは大きく4つに分類できます。

<おはようツイート>
毎朝4〜6時に欠かさず発信しているツイートです。僕の一日はここからはじまります!

朝は元気で前向きな内容を意識しているので、専門的なツイートよりも日常の出来事や趣味なども交えつつツイート。

専門性よりも人間性を前面に出すように意識しています。


<有益系ツイート>
僕がこれまでに培ってきたマーケティングのノウハウやメソッドについて図解も交えつつ解説しています。

もちろん読んでくださる方の役に立つ目的もありますが、自身の専門性をアピールする場でもあります(^^)

どこかで見たことがあるようなものは避けて、独自の考え方やノウハウをお伝えできるように意識しています。


<マインド系ツイート>
マーケターやフリーランスとしての心構えや大切にしたい考え方について発信をしています。先輩方から教わったことや、自分自身の体験から得たことが中心。多少偏った意見でもいいので本音で語るようにしています。(全員に好かれようとするツイートは、誰の心にも刺さらないので)


<問題提起ツイート>
マーケティングの現場で感じる「あるある」や「業界の問題点」などを個人の意見も添えて発信しています。
比較的反応はいいのですが、やりすぎるとネガティブな印象も与えてしまうのでほどほどにするようにしています^^;




第3章 伸び悩んだときの対策法は?

第3章のゴール
伸び悩んだときの傾向と対策を持っておくことで、すぐに修正できるようになる。

Twitterをやっていると、どうしても伸び悩む時期があります。

「伸び悩む」とはいったいどんな状態でしょうか?

・発信するツイートがマンネリで飽きられて反応が鈍る
・フォロワーさんとの交流ができていない
・いつも同じ人との内輪ノリになっている
・フォロワー解除が増えてきた

もし上記のような状態になっていれば要注意です。

でもご安心ください。

早めに手を打つことですぐに解消できます。
事実、僕のアカウントのフォロワーさんの伸びは、初期から今に至るまでずっと月に400〜500人のペースは変わっていません。

これは大きく落ち込む前に対処できているからです。

僕が伸び悩んだときに行っている対策は以下の3つです。他に細かなこともやっていますが、代表的なものに絞って解説しますね。

①リプをしまくる
②過去ツイートの再活用
③数値分析を行う


■ ①リプをしまくる

Twitterの本質は「リプライ」にあると考えています。

フォロワーさんとの交流や、新たなユーザーとの出会いはすべて「リプ」がきっかけとなっています。

なぜリプが重要なのか?

それは「相手のタイムラインに自分のツイートが表示されやすくなる」からです。

Twitterのアルゴリズムでは、積極的に交流をしているユーザーのツイートが優先的にタイムラインに流れます。

なので「リプ」を頻繁に交わしている=交流が深いと判断されて、相手のタイムラインに表示されやすくなってくるようです。

さらに「相手のタイムラインに表示されるということは、相手のフォロワーさんの目に触れる機会も増える」ということです。

Twitterの強みは「拡散性」です。

上の図のように、フォロワーさんの先にいる「フォロワーさんのフォロワーさん」にも影響を与えることで、飛躍的にリーチを広げることができます。
(当たり前のことですが、これ重要)

だからまず「目の前のフォロワーさんと一緒に全力で楽しむ」

人は楽しそうな場所に集まりたくなる習性を持っていますので、「損得勘定抜きで、素直に楽しむこと」が一番だと考えています。


ほりの流「リプ」の活用方法

僕がどのようなリプをしているかと言うと以下の2つです。

<フォロワーさんからのリプには全てしっかりと返信する>

ありがたいことに毎日5ツイートをしていると、各ツイートに平均100いいね、5〜10のリプをいただけます。

わざわざ僕のツイートに興味をもってくださった方に対しては、全力でリプ返しを行います。

「その場しのぎの返答ではなく本気で返す」

これがめっちゃ大事です。
僕が心がけているのは「相手よりも文字数を多く返す」「会話が続くような返しをする」ことです。

これによってより深いコミュニケーションができるようになります。

<毎日最低5人の新しい出会いをつくる>
いつも仲良くしている人と交流するのは楽しいですが、それだけでは広がりにくくなります。

せっかく自由な広がりを楽しめるTwitterなのですから、少しでも興味をもった人には、こちらから積極的にリプをします。(同時にフォローもします)

このときも相手のプロフィールや3〜5個のツイートを読んで、その内容に関するリプを送ることで「この人、ちゃんと見てくれている」という信頼感をつくることができます。

ほとんどの人がそれすら出来ていないので、これだけでも差別化につながります。そうすることで、ほとんどの場合でフォロー返しをしていただけます。

毎日最低5人、1ヶ月150人、1年で1,800人以上。

この積み重ねで良質なフォロワーさんを増やすことができます。



②過去ツイートの再活用

正直、毎日新しいツイートを5本書くのは結構たいへんです。
思考が停止してしまって、ツイート数が減るようであれば、過去ツイートの再活用をしてみましょう。

過去のネタをそのままセルフリツイートするという方法もありますが、僕は少しアレンジして別のツイートとして発信をしています。

反応が良かったツイート内容は、切り口を変えて何度でも発信することでフォロワーさんの印象に強く残るという効果もあります。

フォロワーさんも過去のツイート内容まで覚えていません。効率よくサボりましょう(笑)


③数値分析を行う

僕が一番大事にしているのが「数値分析」です。

マーケティング思考が根っこにあるのでPDCAを回さないと気が済まないんです^^;

分析方法については第4章で詳しくお話しいたしますが、僕はフォロワーさんが増えるまでのプロセスを分解して、どこが良かったのか?どこが悪かったのかなどを分析しています。

数値分析を行わずにTwitterをやるというのは、地図を持たずに見知らぬ土地を歩くぐらい効率が悪いです。(マジで)

極度の方向音痴の僕は、必ずTwitterアナリティクスなどのツールを使って、数値分析を行うようにしています(笑)

※右か左かの二者択一なのに、8割間違えるという奇特さですw



第4章 Twitterアナリティクスでボトルネックを発見

第4章のゴール
Twitterアナリティクスを使って自分のアカウントを分析して、改善すべき箇所を発見する。

Twitterアナリティクス。
皆さんは使っていますか?僕はこれを見るのが大好きです。

いきなり数字だけをみても「ふーん、こんなものか」となってしまいますので、まずはフォロワーさんが増えるプロセスについて理解しておきましょう。

■Twitterでフォローされるまでの流れ


もう皆さんご存知ですよね。
Twitterでフォローされるまでの流れは上記のとおりです。

たまに②を飛ばしていきなりフォローされる場合もありますが、そういったフォロワーさんは数字稼ぎ目的で関わってくることが多いので、基本的には上記の4ステップだと考えてください。

フォロワーが伸びない原因は、必ずこのどこかに問題があるということです。

ひとつだけの場合もあれば、複数の場合もあります。

ではTwitterアナリティクスを使って掘り下げていきましょう!


■Twitterアナリティクスの見方

Twitterアナリティクスでは、「アカウント全体の分析」と「各ツイートごとの分析」を見ることができます。


<アカウント全体>

この画面では直近28日間の数値を見ることができます。
各指標の内容は以下のとおりです。

ツイート
投稿したツイートの数です。直近28日のツイート数が表示されています。僕の数字をみると28日で1,400ツイート!結構がんばっているなぁ。

ツイートインプレッション
ユーザーがツイートを見た回数です。

プロフィールへのアクセス
プロフィールを閲覧された回数です。

フォロワー数
現在の総フォロワー数です。右にある緑の数字が28日間で増えたフォロワー数です。

はい。ここで終わってはいけませんよ!!

次に紹介する2つの指標はめちゃくちゃ大事です!
ぜひ自分のアカウントの数値を確認してみてください。

■プロフィール閲覧率

<計算方法>

「プロフィールへのアクセス数 ÷ インプレッション数」

僕のケースでは、40,102 ÷ 446,519 = 8.98%
正直、この数字はかなり高いのではないかと思います。

■フォロー率

<計算方法>
「フォロワー増加数 ÷ プロフィールへのアクセス数」

僕のケースでは、404 ÷ 40,102 = 1.01%
かろうじて1%を達成していますが、ここは課題ですね。。

この分析の結果、僕のアカウントの問題点は次の2つです。

①インプレッションが少ない(ツイート数で補っている)
②フォロー率が低い

①については、いろんな方法が考えられるので試行錯誤するとして、一番の問題は②のフォロー率です。

つまり「プロフィールを見てもフォローしたいと思わない」状態です。

以前は、1.5%〜2%を維持できていたのですが急に1%にまで悪化しています。

数多くツイートをしたり、リプを重ねて、プロフィールを見てもらっているのに、ここでフォローされないと努力が無駄になってしまいます。

ECで言えば、商品をカートに入れたのに買わない「カゴ落ち」状態と同じようなもの。

・プロフィールの見直し
・ヘッダー画像の見直し
・固定ツイートを変える
・ターゲットユーザーの見直し

このあたりを改善していくようにします。
フォロー率が1.5%になれば、フォロワーさんの増加も月400人→月600人になりますからね!

がんばります。


<各ツイートごと>

ここでは各ツイートごとの分析ができます。

どんなツイートが反応がよかったのか?
フォローにつながりやすいツイートは?
どんなツイートが表示されやすいのか?

などなど掘り下げてみてください。

ちなみに僕はWebで見るよりもCSVでダウンロードして、Excelで分析しています。お好みの方法でぜひ活用してみてください。



■Twitterで発生する4つのボトルネック

Twitterアナリティクスで数字を分析していただきましたが、これだけでは現状は把握できたものの、どこが問題点なのかはまだわかりません。

数字は「比較」してはじめて意味を持ちます。

・相場との比較
・過去の自分との比較

ここでは僕の経験上の「目安の数値」をご紹介しますので、それよりも下回っていれば要改善。上回っていればOKぐらいでチェックしてみてください。

各ボトルネックの改善方法についてもかんたんに説明しています。


①表示回数(imp)が少ない
そもそもツイート自体が見られていない、もしくはツイート回数が少なすぎるという状況です。

僕自身もここが課題なので偉そうなことは言えませんが、1つのツイートあたりのインプレッション数が少なくても、数多くツイートをすれば全体のインプレッション数は増やせます。

よく「インフルエンサーに絡むとインプレッション数が増える」と言われますが、興味がない人に見られても全く意味がないので、僕はほとんどやったことがありません。

<目安の数値>
1ツイート当たりのimp数=フォロワー数の「3倍」


②記事のエンゲージメント率が低い
ツイートをしても「いいね」がもらえない=フォロワーに共感されていない状況です。

考えられる理由としては、フォロワーの属性とツイート内容が合っていない可能性があります。

自分の言いたいことではなく、フォロワーが知りたい情報を発信するようにしましょう。

ちなみに僕のツイートで反応がよかったものです。
専門的な話よりも、マーケティング対する考え方や視点の内容に共感を得られやすいようです。

<目安の数値>
いいね数=フォロワー数の「3〜5%」
※1,000人のフォロワーの場合、1ツイートあたり30〜50いいねが目安


③プロフ誘導ができていない
フォローされるためには、必ずプロフィールを見てもらわないといけないので、プロフィールに誘導することはとても重要です。

ツイートが読まれて、いいねもそこそこ集まっているのにプロフィールを見てもらえない場合は以下に問題があるかも知れません。

・アイコン(顔写真)
・肩書
・丁寧なリプができていない

「なんか胡散臭そう」「怪しい」と思われると一気にプロフィール閲覧数が減ってしまいますので、信頼ができるアカウントに整えることがポイントです。

<目安の数値>
プロフクリック率=ツイート閲覧数の「3%」



④プロフ閲覧からのフォロー率が低い
プロフィールを見てもらえたら、いよいよ最後のハードルとなるのが「フォロー」です。

このフォロー率が低いと、どんなに頑張ってツイートをしても最終的にフォロワーは増えません。

最低1%は欲しいところなので、もし下回る場合は以下の点をチェックしてください。

①アイコン(顔写真)
② ヘッダー画像
③プロフィール文章
④「既存のフォロワー」としか接していない

特に④は、当たり前のことですが、新しいユーザーにリーチしていかないと伸びません。

<目安の数値>
フォロー率=プロフ閲覧数の「1%」


(参考)「みんなのTwitter分析」

僕の実際の分析結果です(2022年7月)

とてもおもしろいツールがあるのでご紹介させてください。

「みんなのツイッター分析」は、ツイート、インプレッション、プロフィール、フォローの4項目のデータを元にTwitter全体におけるポジションや評価を自動分析できるツールです。

他のアカウントと比べてどこが良くてどこが悪いのかが視覚的に表示されますので一目瞭然です。

ご興味ある方は下記からどうぞ。

わかるくん@みんなのツイッター分析
@minnawakaru



第5章 Twitterの「マネタイズ」を考える

第5章のゴール
自分のビジネスにおけるマネタイズの全体設計を考えて、Twitterの役割を決める。

日々のツイートも、フォロワーさんとの交流もプロセスのひとつであり、ビジネスアカウントの最終目的は「マネタイズ」です。

楽しいだけで終わってしまってはいけないので「マネタイズ」をどうするのかを最初にしっかりと考えておきましょう。

■Twitterのマネタイズ手法って?

Twitterでのマネタイズと聞くと多くの場合は以下のような方法を思い浮かべるのではないでしょうか?

・LINEに誘導してリストを集める
・メルマガに誘導する
・有料noteを販売する
・オンラインサロンに誘導する
・Twitterのコンサルをする

いずれも「リストを集める」か「課金できる場所に誘導する」手法です。

これが良いか悪いかは別として、僕はこれをやりたくありませんでした。

なんとなく自分のフォロワーさんをお金に替えているような気がするからです(思い込みかも知れませんがなかには怪しい人もいますのでw)

しかも、やり方を間違えると積み上げてきた信用を失いかねません。

そんな僕が、Twitterでどうやってマネタイズをしているのか?
詳しくお伝えさせていただきますね。


■マネタイズの全体設計とTwitterの役割


シンプルに言えばこうです。

Twitterは「ブランディング目的」
自社サイトは「セールスの場」

下の図をご覧ください。

僕がやっていることは、極めて単純です。
Twitterのフォロワーさんを自分のブログ(公式サイト)に誘導するだけ。

しかも導線はTwitterのプロフィールからのみ。

本当に興味を持ってくれる濃いユーザーさんだけが読んでくれたらいいので、積極的に誘導はしません。

むしろ探さないと見つけられないくらいです(苦笑)

同様に、公式サイトに来たユーザーさんにもTwitterへと誘導するようにしています(こちらもこっそりとですが)

Twitterはみんながビジネス目的ではありません。
それに対して自分のサイトは100%ビジネスの場所です。


僕が大事にしていることは「適切な場所で適切なメッセージを伝える」
これだけです。

<Twitter→公式サイト>
ほりのに興味を持った人に、ビジネスを紹介する

<公式サイト→Twitter>
ビジネスに興味をもった人に、安心感を伝える


■Twitterからお仕事に繋がる流れ

①Twitterを通じて、ほりのがECの専門家だと知る
②日々のツイートでほりのの考え方や仕事ぶりを理解する
③ほりのを信用してくれる
④ECで困っているときにすと「ほりの」を想起する
⑤公式サイトで詳しく調べてみる
⑥金額やサービス内容を見る
⑦ほりのに相談してみる

①〜⑦の流れのなかで一切こちらから営業はしていません。

なので自発的に⑦にまで来るのを待つだけです。
もっと効果的な方法があるのかも知れませんがこれでいいのです。

僕にとって大きな2つのメリットがあるからです。


<メリット1> クライアント様の「質」が高い

クライアント様に優劣をつけたくありませんが、どうせお仕事をするのであれば、互いに敬意をもって意思疎通もしやすいほうがいいに決まっています。

何より大事なのは「どうしてもほりのと仕事をしたい」と思ってくださる企業様だけに絞ること。それが僕にとっても好都合なのです。

・そもそもいっぱい仕事が来ても受けられない
・無茶を言ったり、上から目線でオラオラされる心配がない
・高値でサービスを売れる
・値下げ、コンペ、下請けは一切しない
・無駄な営業工数がかからない

案件の数を追えばどうしてもクライアント様の質も悪くなります。

でも僕の場合は、正反対に数を絞ってとことん質を求めていく戦略です。お金だけを求めるのであれば正解ではないかも知れません。

「家族が不自由なく暮らせるお金をいただければ、あとは人生を楽しんだり、社会に恩返しするために頑張りたい」

そういう生き方を目指すのであれば、むしろ案件数は増やさないほうがいいとすら考えています。

「好きな人と、好きな仕事を楽しみたい」
「お金は後からついてくる」
「高い報酬をもらってとことん支援する」

安売りをせず、良質な案件でしっかり稼ぐ。
これこそがスモールビジネスの強みだと感じています。
(報酬以上の価値・成果を提供するのは大前提です!)


<メリット2> 一緒に仕事に取り組んでくれるチームメンバーが集まる

僕の会社はひとり会社なので「社員はゼロ」です。

僕はクライアント様の事業の戦略領域やフロント対応だけ行い、マーケティング実務は僕が信頼できるパートナーさんにすべてお任せしています。(いわゆる業務委託)

現在、10数名のパートナーさんと一緒に仕事をしていますが、ほとんどがTwitter経由でお声がけさせていただきました。

「ほりのさんと一緒に仕事してみたい」

こういう嬉しい声をいただけることで、優秀な人材が集まり、チームづくりも容易に進めることができています。(まだまだ募集中です!)

Twitterを通じて互いの考え方や得意分野を知っているので、全く見知らぬ人と組むよりはるかにリスクが少ないし、意思疎通がスムーズなのでめちゃくちゃ仕事がやりやすいです(^^)

プロジェクトごとにチームを組成して、上下関係無くそれぞれが役割を担って仕事を行う。今後このようなスタイルが一般的になってくるんだと思います。

※今後も正社員として雇用するつもりは一切ありません。


■じゃあ、僕らはどうやって「マネタイズ」すればいいの?


「ほりののやり方はわかった。でも自分のビジネスにどうやって活かせばいいんだろう?」

正直、皆さんのビジネスモデルによっては同じ方法を取り入れるのは難しいかも知れません。

でも間違いなく言えることは、「これからの時代は個の信用が軸にビジネスが回っていくようになる」ということです。

このことはキンコンの西野さんも「貨幣経済から信用経済への転換」について自らの著書で言及しています。

これまではお金を持っているやつがエライ時代でしたが、これからは「信用」を得た人が強くなる時代だということです。

これは全く同感です。

Twitter運用についても、無理やり「リストを集める」「課金できる場所に誘導する」ような乱暴な手法は、仮に短期的には稼げたとしても、信用を失ってしまうとそこで終わりです。

じゃあ「信用」を得るためには何をすればいいのか?

・約束を守る
・時間を守る
・ひたすらGiveする
・身だしなみを整える
・ビジョンや未来を語る
・誰に対しても敬意をもって接する
・気持ちよく挨拶をする(例え文字であっても)

ごく当たり前のことを当たり前にやり続けることなんですよね。


Twitterでも同様です。
僕自身、Twitterでは専門的なスゴイことなんてほぼ言っていません(笑)

毎日休まずツイートし続ける→ 「粘り強そう」
誰に対しても丁寧に接する → 「安心できる」
ポジティブな姿勢 → 「一緒に仕事をしたい」

このように長い時間をかけて地道に積み上げていくだけです。
そうすることで、フォロワーさんのなかで以下のような変化が起こってくると考えています。

知ってもらい、信用を築き、仲良くなって、ビジネスを任せられる存在になるわけです。

個人や小さな会社が仕事を得るためには、高いスキルを身につけるよりも「信用」が一番大事だと考えています。

そのためにTwitterをぜひ活用してみてください!!


■ほりのの今後の展望

最後に少しだけ今後の展望についてお話しさせてください。

40代後半になり、これまでお世話になった社会への恩返しをしたいとずっと考えていました。

納税、ボランティアなど、いろんな方法がありますが、僕が今後目指したいのは「将来を担うEC人材やマーケティングが好きな人を増やす」ことです。

そのためのコミュニティをつくろうと考えています。

まだカタチや内容は決まっていませんが、ガチガチではなく誰でもゆるーく関われて、マーケティングについて学んだり、語ることができる場。

そこで僕の経験や事例をお伝えして、少しでもお役に立てたらいいな。

そんな姿を目指しています。

最初は数人で細々とはじめて行こうかと考えています。

少し先になるかも知れませんが、そのうちTwitterでお知らせさせていただきます(^^)



さいごにお願いです


「ほりの流Twitter活用術」はいかがでしたでしょうか?

決して読みやすい文章ではなかったと思いますが、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!


最後にみなさんにお願いです。

このnoteを読んでくださっている方はTwitterから来られた方が多いと思います。どうかnoteの感想とともにリツイートのご協力をお願いいたします!

・特におもしろかった箇所
・ここがいまいち
・もっと知りたい情報
・記事全体の感想

こんな声をお待ちしています!みなさまの声が今後の励みになります!!
どうぞよろしくお願いいたします。

■Twitterアカウント
ほりの@ECの専門家 @horino_ec



おまけ

僕が参考にさせていただいているマーケティングを学ぶことができるTwitterアカウントです。
とても素敵な方々なのでぜひご紹介させてくださいませ!

平岡謙一@マーケ顧問
@shizuoka_hira
日本だけではなく現在はマレーシア移住されるなど世界を舞台に活躍されているマーケターさんです。何度かお話しをさせていただきましたが人間的な魅力がひしひしと伝わってきて、知らぬ間に周りに人が集まってくる素敵な方です(^^)

Takato Sakurai|HONE
@LOCAMA_AT
「地方をマーケティングとブランディングの力でもっと元気に」
その実現のために深いマーケティング思考と、地道なフィールドワークの両方を実践されている僕の憧れのマーケターさんです。僕は勝手にサムライの魂を持っている方だと思っています(^^)

shomarketer|しょま(マーケティング戦略室)
@shomarketer
事業会社と広告代理店の両方の経験をお持ちで、鋭い視点からマーケティングの問題提起をされるなど僕もいつも勉強させていただいています。
実際にお話しさせていただくと、柔らかい温和な雰囲気がとても素敵な方です(^^)




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