1日3時間の仕事でパフォーマンスを最大化する「ほりの流 時間術」
こんにちは!
EC専門家のほりのです。
「え?誰だれ?」という方は先に下記の自己紹介noteをご覧くださいませ。
僕はTwitterを1年ほどやっており、普段はマーケティング関連の発信をしています。
実はマーケティングのツイート以上に反応がいいのが「時間術」に関するツイートです。
このタイトルにもあるとおり、僕は現在「1日3時間だけ働いて、期待されるパフォーマンスを出す」ことにより、時間、場所、人間関係から自由になれるライフスタイルを実現できるようになりました。
でもいきなり実現できたわけではありません。
このnoteでは、ここにたどり着くまでのプロセスと壁を乗り越えた方法、そして時間を味方にすることで得られたメリットについて詳しく紹介します。
「会社員だけどフリーランスとして活躍したい」
「フリーランスになったけど不安で仕方がない」
こんな方には、僕の実体験や失敗経験を惜しみなく公開していますので、必ずお役に立てるはずです。
こののnoteを読めば「時間術」という方法を通じて以下のことをわかるようになります。
伝えたいことが多すぎて、結局18,000文字以上の大ボリュームになってしまいました(笑)ぜひコーヒーを片手にソファーでのんびりと読んでくださいませ。
noteを読んでくださった方の感想
多くの感想をすでにいただいていますが、その一部をご紹介します。本当にありがたい言葉ばかりで嬉しいです!
この記事の活用方法
僕のキャリアはどこにでもあるような平凡なものです。決してキラキラした成功ストーリーではありません。
だからこそ世の中の多くの方の参考になるのではと考えています。
世の中、すごい人だらけ。
上を見たらキリがありません。
背伸びせず、自分らしく、小さな幸せに囲まれて生きる。
僕自身、寝る間も惜しんで忙しく働く毎日だったのが、
ここに書いてある方法を実践することで、
今では自由を満喫しつつ、
そこそこの稼ぎを生み出しながら
未来の自分に投資ができるようになりました。
ただがむしゃらに頑張るのではなく、
思考や行動を変えることのほうが間違いなく重要になります。
もしみなさんが「ほりののような生き方もいいな〜」と思っていただけるようであれば、ぜひこの記事の内容を実践してみてください。
逆に、ひと旗揚げて世の中を変えたい!
億を超える稼ぎを実現したい!
仕事ばかりの忙しい毎日も嫌いではない
こんな方は、そっとページを閉じてください(笑)
これまでの経験のなかで感じたことを好き放題書いていますので、「そうそう!」と感じた箇所を自分なりに活用してもらえると嬉しいです^^;
(丸投げですみません)
「時間術とは人生をデザインすること」
いきなり暑苦しい表現で申し訳ありません(汗)
僕が考える時間術とは、自分の時間をコントロールする処世術であると考えています。
つまり
「自分の人生における時間の使い方をコントロールする」=「生き方をデザインする」ことに繋がります。
単に効率よく働くのは、業務効率化であって時間術とは別の考え方です。
そのためこのnoteでは、
単なる時短テクニックではなく
人生を豊かに過ごすためにどのように時間を生み出し、
時間を使っていくのかをお話ししていきます。
上記の図は僕のキャリアにおける満足度と時間の使い方です。
このnoteを読んでくださる方は、
いま自分がどのフェーズに近いのかを意識して読んでいただくと、
より理解が深まると思います。
それでは以下からが本編です。
お楽しみください!
■01 時間術と4つのクワドラント
時間術の解説の前に、理解しておくべきことがあります。
それが、僕の人生に大きな影響を与えてくれたのが
ロバート・キヨサキさんの著書
「金持ち父さん・貧乏父さん」の中に書かれています。
この本に書かれている「4つのクワドラント」こそが、
時間術を考えるうえで大事な要素となります。
4つのクワドラントとは?
すでにご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明しますね。
上の図が4つのクワドラントを示すものです。職業には4つのタイプに分けることができます。
それぞれのクワドラントで「お金を得る方法」「どんな生き方をしているか」といった人生・お金に関わる違いがあることを紹介しています。
E 従業員
世の中の9割に相当する「会社員」はこれに該当します。つまり雇われの身分ということですね。
S 自営業者
雇われずに個人として事業を行なっている人を指します。フリーランスはここに当てはまります。法人でもあっても、自分が働かないと回らないようなひとり社長の組織もこのクワドラントに該当します。
B ビジネスオーナー
ビジネスオーナーとは、新しいサービスや新しいビジネスの仕組みを作って自分自身は働かずに、他の人に運営を任せている人を指します。
I 投資家
株、不動産、為替、債券、商品等への投資に加えてベンチャー企業などの事業に投資を行う人のことを指します。これはまさに、お金によってお金を生み出す仕組みを作っているわけですね。
僕の場合、約20年間が会社員でした。つまり「E」(従業員)ですね。
その後、「S」(自営業者)のフリーランスとして過ごしています。
そして現在は「B」(ビジネスオーナー)としての働き方を目指すべく、試行錯誤している途中です。小さいながらも「I」(投資家)としても金融資産や不動産を動かしています。
人生を大きく変えるには、上記の図の左のクワドラントから右のクワドラントに移動するしかないと考えています。
「E」「S」のように自分の時間を切り売りするのか、「B」「I」のように他人の時間や仕組みから稼ぐのかの違いです。
もっとわかりやすい言葉で言うと「時間の主導権を自分が持てるようになる」ということです。
これを意識せずにがむしゃらに頑張っても、「ラットレース」(働いても働いても苦しい生活から抜け出せない状態)からは抜け出せません。
■02 僕のキャリアと時間術
ここからは僕のこれまでのキャリアを参考事例として紹介しながら、時間術について解説させていただきます。
【会社員時代:朝から晩まで目まぐるしく働き詰め】
僕は大学卒業から独立するまでの約20年間、会社員として過ごしてきました。転職も4回経験してきましたが、共通するのは「会社に時間を捧げる」ということ。転職して好条件の会社に移ってもこれは変わりません。
労働者(Eクワドラント)は、会社に時間を提供して、その対価として給料をもらいます。
決して成果に対して報酬をもらっているわけではありません(ここ注意)
「こんなに頑張って成果をだしたのに給料が増えない」と嘆いても、そもそもその仕組みの中に生きているのでこれは仕方がないことなのです、、以前の僕もそうでした。
このクワドラントに属する人の特徴は、リスクよりも「安全・安心」を得たい気持ちがつよいこと。給料が低くても当面の暮らしが保証されるのがメリットです(今はそうでもありませんが)
僕の会社員時代は以下のようなスケジュールで働いていました。
平日はもちろん、土日も完全に休みになることは少なかったです。
今考えると異常な働き方ですが、当時はそれが当たり前だと思いこんでいたのですね。
転職しても給料が増えても「お金をもらって働く」のは変わらない
「自分が成長できる会社に勤めたい」「もっと年収を増やしたい」
そう考えて4回の転職を行いました。
転職を重ねるごとに年収もアップして、やりたい仕事ができる充実感もありました。
けど振り返ってみると「会社からお金をもらって働いている」というのは変わらず。
主導権は会社側にあり、いつ部署を替えられるか、低評価を与えられ給料が
減ってしまうのかという不安が常に隣り合わせにありました。
会社員時代に抱えていた不安の原因は、時間も人生も会社に委ねることになり「生殺与奪の権を握られている」と感じていたからなのでしょう。
「指示された仕事さえしておけば、給料は安定しているし、クビにならないからサラリーマン最高♪」ぐらい気楽に考えることができる性格であればまた違ったのかもしれませんが、残念ながら僕はそうではありませんでした(笑)
スケジュールが埋まることで満足していた
会社員時代は「忙しい自分に満足」していました。
とにかくスケジュールを埋めて、頑張っている自分を感じることに一生懸命だった気がします。
・成果を出すために、できることは全部やる。
・時間が足りないけど、自分の時間を削ってでもやろうとする。
・その結果、プライベートもなく、仕事中心の人間ができあがる。
こんな負のサイクルがまわっていた時代でした。
子供が生まれるのをきっかけに独立を決意
転機となったのが、43歳になって第一子を授かったタイミングでした。
これまでのように朝早く家を出て、夜遅く帰る仕事スタイルでは、大切な家族や子供と過ごす時間は絶対に生み出せません。
仕事中心の生活になってしまい、あまりに家族と過ごす時間が少なすぎたため、父親だと思われずに幼い子供に泣かれてしまう同僚を目の当たりにもしました。自分はそんな状態には絶対になりたくないと危機感を感じていました。
周りから見れば、ある程度出世もできて給料も増えてと、順風満帆な人に見えたかもしれません。
「でも、これが自分の人生で本当にやりたかったことなん?」
「このままでいいのか?自分?」
何度も自問自答を繰り返した結果、自由になる道を選ぶために44歳にして独立を決意したのです。
【フリーランス初期:働き方が激変。報酬も大幅アップしたけど、、、】
周りからは
「子供が生まれてすぐに独立なんて大丈夫?」
「いい給料をもらっていたのにもったいない」
とやたら心配されました(笑)
今だから分かることですが、そういうアドバイスをしてくれた人たちは皆「Eクワドラント」のサラリーマンだったのです。知らない世界のことだからそう言うに決まっていますよね。
ついに20年間の会社員生活を終えて、はじめてのフリーランス生活に突入です。
明日から何をするのも自由。
ゴールはどこを目指すのか、進む道もタイミングも自分次第。
ドラクエで言えば、船を入手して、いきなり大海原を航海できるようなものですね(例えが古いw)
独立した初日の朝に「ようやく自分で人生をコントロールできるようになるんだ」とワクワクして目覚めたのを今でも鮮明に覚えています。
報酬単価は大幅にアップ、でも結局忙しいのは変わらず
フリーランスとして最初の仕事は、企業の外部CMOとして、マーケティング施策を推進したり、社内の組織づくりを行うことでした。
実は、最初は正社員として来ないかと誘われていたのですが、独立の決意を固めていたので業務委託でどうかと打診したところ快諾いただけたという経緯がありました。
つまり、雇用形態はフリーランスとしての業務委託でしたが、実態は会社員に近い働き方だったのです。
でも時給換算にすると大幅に増え、独立初年度から会社員時代を超える報酬をいただくことができていました。
フリーランスにありがちなお金の心配をすることがなくスタートできたのは幸いだったのかもしれません。
ただし、時間術の面で言えば週3〜4日は会社に常駐して働くというスタイルでしたので、当初期待した自由度はまったくありませんでした。。
むしろ不安は増えるばかり
最初はフリーランスとしてよいスタートを切ることができたので楽しみながら働いていましたが、次第に不安がむくむくと膨らんでいきました。
「もし契約が終わったらどうなるんやろう?」
当時、1社にフルコミットして働いていましたし、経理や事務作業も自分で行う必要があったので、新たな案件を獲得する営業活動はまったく出来ていませんでした。
このままではまずい。
目先の仕事をこなすことで手がいっぱいでは、会社員時代と同じやん。
危機感を感じて、クライアント様とも相談のうえ、徐々に訪問日数を減らしてもらうことにしました。
(当時はまだリモートワークは珍しかったです)
2020年、新型コロナウイルスの登場
僕にとって大きな転機となったのが、新型コロナウイルスによる働き方の変化です。
これまでとは働き方が大きく変わり、僕の時間術も様変わりしました。
コロナの影響で、一時的に仕事も減ったので新たに探そうと考えました。
ここで僕がとったのが「セルフブランディング強化戦略」でした。
(詳しくは後半でお伝えします)
これが後々に大きなプラスの影響を与えたと感じています。
その時にやったことが以下のことです。
自分の提供価値を決める(Webマーケの人 → EC専門家)
認知度・信用度を高める(メディア露出、セミナー、記事寄稿)
インバウンドでの案件獲得(オウンドメディア、SNS)
その結果、次のような変化が起こりました。
専門家になることで単価アップ(時給5,000円→2万円)
次々とセミナー登壇のお誘いが増える
営業せずとも向こうから仕事の相談が来る
こうなると、仕事やお金に関する不安が一気に吹き飛びました。
自身の認知度を高めることで、さらに仕事の相談が増えるという仕組みが整ったのです。
そして忙しさはピークに
当時の僕は、次々と来る仕事の依頼に喜びを感じており、すべての期待に応えてやろうと全部仕事を受けてきました。
そうすることでピーク時には月に300万円の売上を達成(粗利90%以上)。やり甲斐とともにお金ももらえることで調子に乗ってしまいました。
ここで僕が犯したミスは2つ。
自分の時間を切り売りしてしまっていたこと。
よいクライアントだけでなく、悪いクライアント(失礼!)の仕事まで受けてしまっていたいことです。
特に後者は、期待値だけ高いのに難易度が高い仕事や、丸投げで責任が宙ぶらりんの案件が発生してしまったのです。
多くの仕事を抱えつつ、余計な時間を費やしてしまう悪循環にハマりました。
「せっかく自分の自由な時間、生き方を実現させるために独立したのに、お金のために働いてしまっているのでは??」
また自問自答を繰り返す日々が続きました。
【現在:時間を生み出す意識を高める】
この経験を期に、改めて自分が目指したいことを考え直しました。
これまでは世間一般でイメージされるような、世の中を変える、社会的成功、何億円も稼ぐといった誰もが憧れる大きな成功を目指そうとしていたのかもしれません。
でもよくよく考えてみると、僕が本当に実現したいのは意外と身近で小さなことばかりでした。
・大切な家族や好きな仲間と一緒に過ごせる
・好きなときに、好きなことができる
・自分の周りの人を幸せにできる
・好きな場所、好きな時間、好きな人とだけで仕事ができる
それを実現できて物足りなくなればもっと高みを目指せばいい。こう考えることができたことで肩の力が抜けて、随分と気持ちがラクになりました。
知らぬ間に、世間体を気にして自分を大きく見せようと見栄を張っていたのかもしれません。
目標を小さくすることで、自分がやるべきことがより明確になりました。
「ほりの流」時間術が誕生した瞬間です(大袈裟な言い方ですがw)
これまでは独立して稼げるうちにできるだけ稼ごう、忙しいことが正義だと考えていました。
でも実際のところは生活に困らないお金さえあれば、普段の服はユニクロだし、田舎なので生活費は安いし、高級車や高価な腕時計も興味がありません。
お金はあっても使う時間がないことほど不幸なことはありませんよね。
フリーランスは不安定なので将来のことも考えて「年収1,000万円を効率的に稼いで、できるだけ時間を生み出すこと」にしました。
そして生み出した時間を投資してビジネスオーナーになることを決意したのです。
そのためにまず最初に行ったのが「大切にすること」「やらないこと」を決めることでした。
ここで大事なことが、世間で言われる大切なことではなく、自分が心から大切にしたいと思えることです。
それと同時に「やらないこと」も明確にしました。
それを文字に書き出すことでよりイメージが強くなりました。
これを実践することで、今までよりは収入は減りましたが、その代わりに自由な時間と、心のゆとりを得ることができた気がします。
ガンガン働いていたときと比べると収入は減りましたが、それでも会社員時代からすれば1.5倍以上。働く時間は1/3以下となり、ようやく自分で時間がコントロールできるようになったのです。
【1,000万円の稼ぎ方】
これは気になる方も多いかもしれませんので、隠さずに全部さらけだしますw
メインの収益となるのは以下の3つです。
もう少し詳しく解説していきましょう。
①コンサルティング
僕の収益の柱となるのがコンサルティング業務です。
僕のスタンスとしては、関わる以上は成果を出すために本気でどっぷりとがモットー。「コンサルの仕事はここまでなので、それ以外はやりません」と言った記憶はありません^^;
・人材育成や面接の相談
・代理店や制作会社からの提案への立ち会い
・稟議書や社内調整のお手伝い
・スタッフさんの人生相談
・新規事業の壁打ち
どれも「ほりのさんだから相談したい」と言ってくださるので、僕も全力でお応えできるようにしています。
そのため、バッファも見越すと、お受けできるのが月に3〜4社が限界になってしまいます。
「もっと効率よくすればこれ以上稼げるよ」というアドバイスも何度となくいただきましたが、これが僕のスタンスです。
もちろんパンパンに詰め込めば、これ以上のお仕事もお受けできますが、「時間を生み出すために稼ぐ」のが目的なので、本質から逸れないようにある程度の線を引いて、時間を確保するようにしています。
話が逸れました。報酬の話に戻ります。
僕が受けるコンサルのお仕事は月30万円です。
月30万円✕3社=90万円(1ヶ月)
90万円✕12ヶ月=1,080万円(年間)
これがコンサルでの収益です。
途中で終わる案件や低単価の案件もありますので、だいたい1,000万円前後となります。
②Webマーケティング
加えて、コンサルに付随して発生するサイト制作やSEO、広告運用などのお仕事も行います。
サイト制作:200万円
LP制作:50万円
SEO対策:月20万円
SNS運用:月30万円
このあたりがメインの価格帯です。
世間の相場感にあわせています。
各種マーケティング業務は、僕が絶対の信頼を置くフリーランスにおまかせして一部を手数料としてもらうようにしています。(随時募集中です♪)
仕事の領域、役割、フロント対応の有無などによって、10〜30%までと取り分はさまざまです。ここがメインの稼ぎどころではないので僕が損をしない程度にいただくようにしています。
案件次第で変動しますが、平均すると年間200万円ぐらいですね。
③その他
これ以外にも大きくはありませんが、その他の収益があります。
クライアントさんにITツールを紹介した際の紹介手数料や、「ビザスク」などのスポットコンサルを受けた際の専門家報酬などが挙げられます。
これも金額はかわりますが、年間100万円前後。
全部あわせると年に1,200〜1,300万円ぐらいが、ここ1〜2年の僕の稼ぎです。
(ちなみにコンサル中心なので粗利率は9割です)
正直、もっと貪欲に仕事をやっていけば、2,000万円以上を稼ぐこともできるはずです。
周りの諸先輩方の話を聞いても「2,000万円の壁」なるものがあるようです。自分で働いて稼ぐ、いわゆる労働集約的な働き方では限界があるからです。
そこで考える方法は下記の2つ。
・請け負った案件を手伝ってくれるメンバーを組織化して稼ぐ
・自分が動かなくても回るビジネスを作って稼ぐ
僕の場合、後者の方法を選びました。
人と関わるのは好きなのですが、人数が増えると余計なストレスの原因にもなるので、できるだけ好きな人とだけ関わりたいというのが主な理由です。
ビジネスオーナーは、ビジネスを複数持つことで事業をスケールさせることができる魅力もありますね。
【今後:チャレンジしたいこと】
今年中に実現したいこと。
僕が20年培ってきたノウハウや人脈を活用して、ゼロからECビジネスをはじめるために必要なものをワンストップで用意したサービスを立ち上げようと準備中です。
お客様へのコンサルをしていると、どの企業様にも共通する部分があります。
その共通点をしっかりと体系化してカリキュラムとして提供し、そして個別に考えるべき点をコンサルでサポートするイメージです。
今までは僕がお客様の代わりに「魚を釣る」ことをしていましたが、これからは「魚の釣り方を教える」ことで、お客様自身が釣ることができるようにする仕組みに変えていきます。
これにより自分の時間をあまり使わずに、より多くの企業様を支援できますし、企業様もいつまでも僕に頼ることなく自走できるようになります。
このように小さいながらもビジネスオーナーへの第一歩を踏みだせるように頑張っています。
■03 「時間」と「お金」の最適解
「時間」と「お金」は大きな関連性があります。
いくら効率的に稼げるようになったとしても、現在の僕は「S」の自営業者なので「自分の時間を切り売りしている」ことに変わりはありません。
ビジネスオーナーを目指すために、今自分がやるべきことは2つ。
・ビジネスをつくるための時間を生み出す
・報酬単価を高くする(自分の価値向上)
特に時間を切り売りして働く立場では、働く時間は大きく違わないため、時間単価=年収という方程式が当てはまります。
ここで感じたことは、同じスキルでも売り方ひとつで金額は10倍も変わるということです。
実際、僕自身のスキルは5年前の会社員時代と劇的に変わっているわけではなく、サービスを提供する方法を変えたり、ターゲットを変えただけです。
ここで間違えやすいのが「もっと専門的なスキルを身につけなきゃ!」とスキル取得に走ってしまうことです。
前述のとおり、スキルだけでは報酬は劇的に増えません。しかも、Web関連のスキルはすぐに陳腐化するのでスキルを身につける苦労に見合う価値はないと考えています。
(ここは人によって判断が分かれると思います)
報酬をアップするために実践したこと
では僕が自分の時間を高く売るために何をやってきたのか?
これだけが正解ではありませんし、人によって向き不向きもあると思いますが参考にしていただけそうなものをご紹介します。
<専門家になる>
リクルート出身の藤原さんが提唱される、100人に1人のキャリアを3つ掛け合わせると100万人にひとりの逸材になれるという方法論。みなさんも耳にしたことがあると思います。
僕の場合、もっとコスパ重視です。
クラスで1〜2番になれるぐらいの得意技を3つ掛け合わせるようにしました。
(それでも数万人にひとりの価値はあります)
正直、世の中を変えるようなすごい人になるのではなく、個人で数千万円を稼ぐぐらいであればこれで十分戦っていけますし、なるべく学習時間を抑えてスピーディに行うほうがいいと考えています。
<とことん市場を絞り込む>
独立当初は「Webマーケティングなら何でもできます」と、どこかの全国チェーンのファミレスのようなアピールをしていましたが、僕らのような個人が戦うためにはセグメントはとことん絞り込むべきです。
僕の場合、以下のように定義しています。
・小さなメーカー企業(従業員10〜50名)
・EC専門(特に単品リピート通販)
・非ECモール系(自社ECのみ)
・完全オンライン対応
・売上1億円以下のスモールビジネス
実際には、上記以外の企業様からもお声がけいただきますので、セグメントを絞ってしまうと他から声がかかりにくくなるのではという心配は無用だと思います。
セグメントを絞ることで「あ。当社のことだ!」と気づいてもらえることが重要なのです。
大手企業のコンサル案件であれば、月に数百万円、大きなものだと数千万円の規模になります。
でも中小企業の場合、人がずっと張り付いて対応してせいぜい月に20〜30万円程度といったところ。これでは大手企業にとっては旨味がありませんよね。でも個人であれば数件のコンサル案件があれば十分食べていけるわけです。
僕らのようなフリーランスが選ぶべきは、「確実に需要はあるけど、大手がわざわざ手を出さないようなニッチなおこぼれ市場」なのです。
わざわざ遠回りして新たなニーズを掘り起こさなくても、すでに顕在化しているニーズを叶えてあげるほうがよほど確実です。
「今まで誰もやっていないような新たな市場をつくるぜ!」というのは挑戦的でカッコいいのですが、失敗のリスクが高すぎますし、収益化までに時間がかかってしまうので、最初のうちは手を出さないほうがよいでしょう。
<セルフブランディング>
フリーランスになって特に重要だと感じたのが「セルフブランディング」です。
会社員と違い看板も何もありません。
誰にも知られていないフリーランスは「存在しないのも同然」なのです。
「◯◯と言えばほりの」と思ってもらえるようになって、はじめて戦える土俵に立つことができます。
以下は僕が考えるセルフブランディングのつくりかたです。
・専門分野を決める
まずしっかりと自分の専門分野を決めましょう。
僕の場合、最初は「Webマーケの人」でしたが「ECの専門家」へと変更しました。
Webマーケの人 → ライバルが多く想起されにくい
EC専門の人 → ライバルが少なく想起されやすい
・実名、顔出し
最初は抵抗がありました。
でもこれをやらないと生活ができないと考え、フリーランスになってまず最初にやったことが写真スタジオに足を運んで宣伝用の写真を撮影してもらうことでした。
ビジネスにおいて、顔が見えるのは安心材料にもつながるので、ぜひ皆さんも顔出しをしましょう!
また、自分の実名を表に出すことで、発言や仕事にも責任感が生まれて、結果的によい仕事に繋がったように思えます。
・権威づけ
いくら自ら専門家を名乗っても、最初は誰も振り向いてくれません(笑)
第3者や権威ある人のお墨付きをもらってはじめて認知されることを痛感しました。
そのためにやったことは「セミナー登壇」「メディア露出」「記事寄稿」です。
<セミナー・勉強会登壇の事例>
支援会社におけるマーケティング戦略のつくり方とは
アフターコロナ時代のECはどうあるべきか
成功できるWebマーケティングにおける全体最適化の考え方
宅配水業界No.1のECサイトをゼロから作り上げた裏側を大公開!
カラーミーショップ会員数倍増計画
でも、いきなり登壇したいと思ってもすぐできるものではないので、日頃から知り合いのメディアに声を掛けたり、募集があれば真っ先に手を挙げるようにしました。
無報酬だったり、いただけても微々たる報酬だったので、そのときは割にあわないなぁと思っていましたが、改めてブランディング効果を振り返るとやっておいてよかったと感じています。
<情報発信をして認知を広げる>
フリーランスにとって「自分メディア」を持つことは必須だと言えます。
僕は独立してすぐに自社サイトをつくり、そこでECやWebマーケティングに関するブログを書きまくりました。最初は全く反応がなかったのですが、半年ぐらいすると徐々にアクセスが増え始め、今では月に5,000人のユーザーが訪問するようになりました。
もうひとつのメディアとして、1年前からTwitterの本格運用をスタート。
こちらも最初は鳴かず飛ばずの日々でした。
めっちゃいいことツイートしたのに、いいね数がゼロだと心が折れそうになりましたね。。。
それでもくじけずに毎日最低100いいね、20のリプ、3ツイートといったルーチンを繰り返すことで、今ではおかげさまで6,000人のフォロワー様に囲まれるアカウントにまで成長できました。
(まだ1回もバズったことはありませんw)
僕のTwitter運用術に興味があるかたは下記のnoteをご覧ください。
今では、「自社ブログ」と「Twitter」のおかげで営業せずともお仕事の相談をいただけたり、記事を見た企業様からセミナー登壇や書籍出版のお声がけをいただけるようになりました。
時間はかかりますが自分メディアを持つことは非常にメリットが大きいです。
<自分で値段をつける>
今までいろいろと書いてきましたが、報酬単価をアップさせるのに一番効果的だったのが「自分で値段をつける」ことでした。
最初のころは、何の疑問ももたず世間の相場にあわせて仕事の報酬をいただいていました。
Webマーケ関連の仕事であれば、1時間3,000〜5,000円ぐらいが相場でしょうか。
何も考えずにそれが当たり前だと思いこんでいたのです。
自分の値段を高くすることができたのは2つのきっかけでした。
ひとつはある経営者さんから言われた言葉。
「ほりのさんにマーケティングをガッツリ手伝ってもらえるなら、月50万円でも安い」
経営者からすれば、新たにマーケティングの専門家を採用しようとすると採用費に数百万円、毎月の人件費が50〜100万円(諸経費含む)がかかります。
苦労して採用しても、求めている活躍ができるかどうかわかりません。仮にダメでもクビにはできませんし、せっかく成長しても離職リスクもあります。
それを考えると、好きなときに、好きな期間だけプロ人材を活用できるのであれば月50万円でも安いというのは経営者視点からみればお世辞ではなく本音だったと思います。
なので、フルコミットはできない代わりに月30万円でというのは、相手にとっても悪くない条件だと考えることができるようになりました。
そしてもうひとつは「提供価値によるプライシングへの転換」です。
仮にECサイトの改善を行って、売上が100万円増やせるのであれば、50万円を投資するのは問題ないはずです。
そこで、売上アップがどのくらい見込めそうかを先に掲示して、それに対する報酬条件を交渉するようにしました。
20年もマーケティングをやっていると、過去の経験や事例から、これを改善できればおおよそこのぐらいの売上アップが期待できるといったある程度の目測を立てることができるようになります。
(もちろん100%のコミットはできませんが、、)
これにより、時間を切り売りするのではなく、提供価値に対して報酬を払っていただけるようになりました。
現在の支援スタイルは、月1回の定例会、状況に応じてMTGを行い、それ以外はチャット対応をしています。
(完全リモート対応なので移動はゼロ)
つまり確実にスケジュールを押さえる必要があるのは月1回の定例会だけ。それ以外は自分の都合のよい時に仕事を進めることができます。
チャットの質問に対しても即日対応することでクライアント様にレスポンスの良さを感じていただき、わざわざミーティングする必要がない事案はすべてチャットで行っています。
クライアント様にとって大事なのは、僕の時間を拘束することではなく、ECサイトの売上アップや社内にノウハウの蓄積を行うことだということ。
これをしっかりと感じていただけるように啓蒙するのも重要なポイントです。
この働き方が実現できてからは、時給単価が2〜3万円となり、しかも自分のペースで仕事をすることができようになりました。
(10万円を超える人もぞろぞろいますが、上を見るとキリがないのでw)
今までのように、企業に対し時間を提供する働き方のままでは、絶対に実現できなかったはずです。
でも忘れていけないのは、一番の目的は「時間・場所・人間関係から自由になれる働き方の実現」だということです。
そのため、働き方の変化で生み出すことができた時間を、ビジネスオーナーになるための時間に投資しているところです。
ビジネスオーナーになることができれば、たぶんコンサルの仕事は趣味程度でやる以外はやめてしまうことになると思います(笑)
■04 ほりの流の時間術
ここからは実際に僕がやってみて効果があった時間術のノウハウをお伝えします。
<夜型から朝型へのシフト>
これまでは、夜9時頃に子供を寝かしつけてから夜遅くに仕事をしていました。でもなかなか寝てくれない、頭の中がおやすみモードになっていることから効率の悪さを感じていました。
そこで子供と一緒に寝てしまって、朝早起きすればいいやんとなり、数日テスト的にやってみたらこれが大当たり!
早朝は、とても静かで誰の邪魔もありません。しかも頭が冴えている最高の時間。夜の2時間と比べても圧倒的にパフォーマンスがよくなりました。
さらに早朝ワークと、午前中のMTGをやってしまえば、仕事の8割は終わっているので、午後は好きなことをして過ごせる余裕ができました。
すでに5ヶ月ほど継続しますが、これは今後も継続していこうと思います。
<週休3日制の導入>
これは最近からはじめたのですが週休3日制の導入です。
これも早朝ワークがあるからこそ、日中の時間を有効活用できます。
時間を自由にコントロールできますので、クライアントさんのスケジュールにあわせる必要もありません。
この1日をやりたいことを行う日にして、QOLの向上を図ります。
<重要度✕緊急度を意識する>
これは会社員時代から意識していた仕事術のひとつです。
①は誰でも最優先で取り組みますが、意外と多いのが③を優先してしまうパターンです。
できるだけ②の仕事に着手できるように時間管理を行うことが重要です。ひとつひとつは小さな違いでも、積み重なると大きな成長へと繋がります。
そのために未然に緊急になりそうな案件は潰してしまいましょう。
僕のブログで一番読まれている記事です。詳しく知りたい方はどうぞ。
<睡眠をたっぷりとる>
言うまでもありませんが睡眠は大事です!
独立当初は4〜5時間の睡眠でしたが、今はたっぷり7時間は寝ています。
おかげで寝起き直後から頭が冴えまくりでバリバリ仕事ができます。お昼ごはんを食べたあとの15分の仮眠も効果的です。
やっぱりちゃんとした睡眠と食事は大事ですね。
<60点主義>
60点や70点と数字は異なりますが、完璧を目指さずに素早くプロトタイプを作ってスタートする。走りながら改善を繰り返すスタイルのことです。
せっかちな性格なので、早くスタートしたい気持ちがつよく、自然とこうなったような気がします^^;
今では僕の強みのひとつになっています。特にWebとの相性がいいですね。
<流れに乗ることを意識>
どんな状態でも「努力すればなんとかなる」
そんな訳はありません。
人生もマーケティングも流れが一番大切。
ひとりの頑張りなんて小さなものです。
流れに逆らって溺れそうになるよりも、流れを読んで勢いに乗ってしまうほうがはるかに効率的です。
そのためには自分にとって追い風となる流れを発見することが欠かせません。情報収集や人との交流などをしっかりと行っておきましょう。
これに関連した内容のホリエモンの記事を読んで、なるほどなと感じたので共有しておきますね。https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1909/10/news011_3.html
<即レスする>
これはビジネスの鉄則です。
即レスすれば、ビジネスでの評価も高まるし、自分の時間も空けることができます。常に手が空いている状態にしておけば、新しいチャンスがつかめますからね。
<Twitterのビジネス活用>
Twitterは素晴らしいです!
今ではお仕事の相談の大半は自分のメディアやTwitter経由。
困ったときは誰かが助けてくれるし、情報交換もTwitterで行えます。
TwitterのフォロワーさんとのオンラインMTGがきっかけでビジネスが生まれたり、自分が苦手な領域はフォロワーさんに手伝ってもらうこともできます。
<Twitterをやるメリット>
・営業の手間が省ける
・パートナー探しの手間が省ける
・モチベーションがアップ
・ビジネス情報の交換
・人脈が広がる
しかも普段やりとりをしていて、その方の得意なことや考え方の癖までわかっているので、会ったこともないけど相手のことをよく知っているという状態に。
だから仕事を頼んでも「思っていたのと全然違う〜」というリスクを減らすことができます。
ありがたいことに僕の日々のツイートを見てくださって、ほりのさんと一緒に仕事をしたいとお声がけいただくことも。
これが全部無料で手に入る時代。絶対に活用しないと損ですよね。
<できるだけ予定を入れない>
かつてはスケジュールを埋めることに腐心していましたが、いまはスケジュールをどれだけ空けるようにするかを意識しています。
時間を空ける判断軸も、以前に決めた「やらないこと」「大切にしたいこと」に従って判断しています。
どれだけお金を積まれても嫌だなと思う仕事は受けませんし、家族との時間を奪うようなことは絶対にしないようにしています。
この考え方を実行できる立場になれると、毎日が楽しくストレスなく生きることができます。
「時間」って本当に大事ですね。
<できるだけ自分は労働しない>
僕の役割はCMOのような立場でビジネス設計をしたり、クライアントさんとの窓口となって伴走することです。
それ以外のWebマーケティングの実務に関してはほとんど信頼できるパートナーさんにおまかせをしています。
(例え自分でできることでも役割を決めてお願いするようにしています)
これによって、自分の時間を使わずに、得意な人に任せることで、クライアントさんに価値提供ができるようになりました。
結果、利益率は下がるものの売上は増えることに。
まだまだ額は少ないですが、他のマーケターさんの仕事も生み出せるので、今後は若手マーケターの育成にも貢献していきます。
ちなみに昨年度はフリーランスの方に約400万円のお支払いをできました。今年はさらに増やしていきたいと思います。
好きなときに、好きなことができる幸せ
自由な時間を使えるようになって感じるのが、好きなときに好きなことができる小さな喜びです。
平日の空いている時に買い物やお出かけができる
午後の時間を使って読書や映画を見て過ごせる
天気がよい日に思い立ったときにロードバイクに乗れる
家族との旅行が好きなときに行ける
自分主導で時間の使い方を決めることができる
ああ、なんて幸せなのでしょう。僕の人生のなかで今が一番幸せな瞬間です(^^)
■05 過去の自分へのアドバイス
僕がこれまで時間術について試行錯誤しているなかで、多くの勘違いと遭遇してきました。
ここで紹介するのは5年前、会社員として忙しく働いていたときの僕のことです。
同じように苦労されている方もいるかと思いますので、お悩み解決のヒントにしていただければ幸いです。
「忙しいことで充実してしまっている」
忙しいことで満足している自分がいましたが、実際には目の前のことを片付けるだけで精一杯でした。
「時間が足りない」
これもよく耳にする言葉ですが、時間は自分で生み出そうとしない限りつくることができません。何なら次々と重要でもない案件が入り込んでしまいますので、取捨選択できる判断軸と断る勇気が必要になってきます。
「お金を最優先にしてしまっている」
生きるうえで稼ぐことは大事ですが、優先順位を間違えるといつまで経っても時間の切り売りしかできません。
僕自身、セルフブランディングを確立するためにセミナー登壇や記事寄稿をタダ同然の報酬でやってきましたが、目先のお金を優先していたら断っていたでしょう。そしていつまで経っても時給5000円の生活から抜け出せなかったことでしょう。
「暇なのが怖い」
隠居後のおじいちゃんみたいな話ですが、暇になるのが怖い人は結構いるようです。自分がやりたいことが明確にならないとこうなってしまいがちです。やりたいこともなく、毎日時間を埋めるために生きているのはもったいないことですよね。
(余計なお世話かもしれませんが)
「努力すればなんとかなる」
日本人は勤勉が大切だと教育を受けてきたので余計にこの思考が強いです。でも実際は苦労せずに目的達成ができるほうが理想的なはずです。
努力すればなんとかなると考える人は、努力することが目的になってしまっているのかもしれません。
結論、根性だけの精神論ではなんともなりません。
努力以上に大切だと思うのが「流れを見極めて飛び乗ること」「使えるものは何でも使う工夫」です。
時間術とはそれてしまうのでここではこれ以上書きませんが、頭を使った上で努力しないと時間の無駄だなと感じています。
「自分がいないと仕事回らない」
必要以上に自分の価値を高く評価してしまい「僕が居ないとダメでしょう」と思いこんでしまっていました。
あれもこれもクビを突っ込んで、自分から忙しくなっていたのを思い出します。
実際、僕が会社を休んだり退職しても、全然問題なく回っている姿をみて、「ああ、会社の仕組みってすごいなぁ」と妙に感心しました。
それからは自分のスキルを磨くよりも、属人的にならない仕組みづくりを徹底するように。今となってはありがたい経験です。
「やりたいことが見つからない」
忙しいと目先のことで精一杯になり、先のことが見えなくなってしまいます。僕もこの先何を目指したいのだろうと愕然とした経験があります。
そんな方におすすめの方法が2つ
① おすすめ本
「Be Yourself 自分らしく輝いて人生を変える教科書」
川原 卓巳さんという、世界を舞台に活躍されるプロデューサーが書いた本です。お片付けメソッドで有名な「こんまり」こと近藤麻理恵さんの旦那さんでもあり、彼女のプロデューサーでもあります。
読むだけでなく、やらないことを決める、自分らしさを考える、人に役立てることを書き出すなど、具体的なワークシートがあるので実際にやってみると意外な自分が見えてきたりもします。
ご興味あれば読んでみてください。
② 未来の自分を想像する
自分がこうなりたいと願ったことは7年あれば実現できるという研究データがあるようです。逆に言えば、何も願わないと実現はできないということ。
だから自分がやりたいこと、目指したいことをイメージして、さらにそれを可視化できるようにすることが大切です。
(願うだけではすぐに忘れてしまいますからね)
僕が先日参加させていただいた「ミライノ履歴書」というワークショップがまさにそれでした。夢舞プロデューサーとして活躍される麻生さんが実践されているものですごく有意義な内容でした。
(1)現在の自分を知る
現在の自分の状態を深く掘り下げるため、仕事、お金、家族、メンタル、健康などの各分野に分解。それぞれの満足度とその理由を考えます。
(2)未来の自分をイメージする
今後は7年後にありたい自分をイメージします。その時に感じたことをどんどん紙に書きだして可視化していきます。
(3)行動計画にする
7年後のビジョンはふわふわしたものになっているので、それを実現するために今やるべきことを考えます。
今の自分 → 未来の自分 → それを埋めるためにやること
まさにマーケティングの考え方と同じですね。
■noteのまとめ
だいぶ長い文章になってしまいましたので、特に伝えたいポイントをまとめました。
■さいごにお願いです
「ほりの流 時間術」はいかがでしたでしょうか?
決して読みやすい文章ではなかったと思いますが、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!
最後にみなさんにお願いです。
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