ガクチカ
はじめに
前回の記事で「『大学や学生時代に何をしたか?』学生にとってはこれが一番重要」ということで、次回書きますと告知させていただいたので、今回は、『大学や学生時代に何をしたか?』最近よく耳にする『ガクチカ』について書きたいと思います。
参考:前回書いたnote
『ガクチカ』って何?
就職活動の時に耳にする言葉『ガクチカ』。
「学生時代に力を入れたこと」を略した言葉になります。
何でも言葉を短くすることが多い若者らしい言葉ですね。
コロナ禍でガクチカが無い!?
『コロナ禍でガクチカが無い!?』という若者の悲鳴が上がっているなんて話がありました。
学校へ行けなかったり、アルバイトも出来なかったり、コロナ禍で家にばかりいたから、何もできなかったということなのだと思いますが、一月になることが、『ガクチカ』って家に居たら生まれませんか?
リーダーがいっぱい
新卒の就活シーズン、夫も採用面接をすることが多くなります。
夫の場合、主に面接を行うのは、理系の学生となります。
面接では、『大学では何をされていましたか?』というようなことはやはり当然聞くわけですね。
すると、学生からは、『大学で所属していた研究室』と、『サークル活動』と答える学生がやはり多いそうです。
そして「サークルでは『リーダーでした』。」と続くことが多いそうです。
そこで、『リーダーとしてどんな取り組みをされていましたか?』といった質問をするそうです。すると、詳細は書きませんが、聞いた内容を要約すると、「活動実績がほぼ無いサークルのリーダー」でしたということも多いそうです。
「コロナ禍だったので・・・」と続くわけで、仕方なかったということだとは思いますが少し寂しく感じますね。
『ガクチカ』は外に出ないと生まれない!?
コロナ禍でガクチカができなかったということを伺うことが多いですが、『ガクチカ』は外に出ないと生まれないのでしょうか?
留学したり、サークルでリーダーにならなくても、ガクチカは可能だと思っています。
いくつか我が子の事例を書きます。
事例①在宅で研究
インターネット環境があれば、オンラインで情報を収集して様々な調査・研究することもできます。
実際、我が子は研究室に行くことが出来なかったため、インターネットを利用して得た情報で研究を進め、オンライン会議で指導教授からアドバイスをいただいていました。そして、研究発表もオンラインで行いました。
事例②資格の勉強等
民間英語試験の勉強をし、目標としていたスコアを獲得しました。
我が子も理系なのですが、授業以上の内容を独学で進めました。
まとめ
我が子の場合、研究者を目指しているので、学士卒で就職活動をすることはありませんが、このような経験も、学生時代力を入れてきたことになると思いますし、就職活動や大学推薦などの参考になればと思い書かせていただきました。
『ガクチカ』は『学生時代に力を入れてきたこと』ですから、一人一人違っていいと思います。アルバイトや留学、サークル活動などやっていなければ
エントリーシートが書けないとか、面接で答えることが出来ないというようなものではないと思います。
ご自身が学生時代に取組んだことをしっかりと伝えることが重要になると思います。
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