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第21号【ミラコン通信】▲▽未来の学習コンテンツマガジン▲▽【 2024年1月26日発行 】

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■【Pick Up:話題の教育テーマ・教育資料】

・AI と著作権に関する考え方について(素案)(文化庁)
www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/hoseido/r05_05/pdf/93980701_01.pdf

・文科省、グーグルの協力で被災地の児童生徒にタブレット端末1500台を無償貸与
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1562027.html

・コロナ禍で子供の学力が「下がった国」と「上がった国」は何が違ったのか
世界を襲った新型コロナウイルスのパンデミックは、子供たちの教育に多大なダメージを与えた。だが、その影響の大きな国と小さな国が存在するのも事実だ。英経済紙の記者が、変化の大きい各国の教育事情をレポートする。
https://courrier.jp/cj/351665/
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3614e0076a021aef0ee11a5546bf2cc2b796fb3

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■【ミラコン関係イベント】

▼未来の学習コンテンツEXPO2024

https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
テーマ:「2040年代に働くための学びのコンテンツ」(仮)
「ミラコン(未来の学習コンテンツ)EXPO」は
教育の未来を創造するため、最新の教育動向、
コンテンツ・ツール・プラットホームなどの
情報を紹介する教育イベントです。
「未来の学習コンテンツEXPO 2024」では
「未来の教育環境」「未来の学習コンテンツ」の必要性を理解し、
それぞれの立場で具体的に動いていこうと
考えいる方々に情報をお送りすることで、
“新しい時代の学び方”について導入促進を行っています。
未来の学習コンテンツEXPO2024 実行委員長  白戸治久
1.期日:令和6年8月19日(月)・20日(火)
2.会場:東京富士大学 5号館
3.対象:全国の国公私立学校関係者、全国教育委員会、生徒・学生、企業、教育に関心のある方
4.参加者:500名(見込み)
5.申込方法:決まり次第お知らせいたします。
6.参加費:未定


未来の学習コンテンツEXPO HP

https://gakujoken.or.jp/miracon-expo/
主催:公益社団法人学習情報研究センター
https://gakujoken.or.jp/

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■【未来の学習コンテンツに関する情報】

<未来の学習コンテンツ・サービス・情報の紹介>

教育関連サービス・コンテンツ情報

・令和6年能登半島地震 学習支援コンテンツ等
https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00092.html

・学習eポータル+AI型教材「Qubena (キュビナ) 」、「Qubena 教科書×AI コンテンツ」第3弾として「小学校 教科書の練習問題/まとめ問題」を2024年4月リリース
〜各教科書の掲載作品や用語、表現などを使用した教科書準拠問題約28,000問を搭載〜
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000024557.html

・セガ エックスディーとベネッセの英語攻略リズムゲーム「Risdom」1/16より事前登録開始!事前登録数に応じた特典キャンペーンも実施
人気アーティスト「MINAMI」や、人気のお菓子や文房具メーカーとのコラボ特設ステージが続々登場予定!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000059309.html

・「学びの多様化学校」設置促進フォーラム
https://www.youtube.com/watch?v=A66KGf7Mz5k

・【支援総額6,984,893円】全国の中学校に“包括的性教育”教材『コロカラBOOK』を届けるためのクラウドファンディングが終了!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000090696.html

・キャリア教育用ボードゲーム「子ども未来キャリア」で、新教材「多様性ゲーム」リリース
さまざまな個性を持つフレンドを駆使してモンスターとバトル
https://edu.watch.impress.co.jp/docs/news/1561405.html

・小学生向けにプログラミング脳が育つ算数ドリルを開発した医師が「AIの開発に数学は不可欠」な理由
https://dime.jp/genre/1721817/

・TOEFL®テスト日本事務局のETS Japanが小学校の英語教育の支援
初年度は東北6県と新潟県を対象に事業募集開始(文部科学省後援)
https://www.toefl-ibt.jp/release/20240206/

・【出版社36社が参加】掲載書籍が4,000冊を突破! 小・中学校向け電子書籍読み放題サービス『Yomokka!(よもっか!)』株式会社ポプラ社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000763.000031579.html

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■イベント・セミナー等情報

・2/4国語と英語デジタル教科書活用研究 オンライン無料セミナー
国語と英語の学習者用デジタル教科書活用セミナーです。
主体的・対話的な学習活動、個別最適な学習活動など、デジタルならではの授業実践を広く紹介します。
■日時:2月4日(日)13:00~17:00(最大)
■開催方法:オンライン(ZOOM)無料です。 
視聴フォームにご登録いただいたアドレスに視聴チケットをお送りします。通信料は視聴者のご負担となります。
■プログラム
13:00-13:20
趣旨説明 中川一史 研究会代表 放送大学教授
13:20-13:40
学習者用デジタル教科書の紹介
デモンストレーター:鷹野昌秋(国語)、平山朝子(英語)
13:50-14:40
セッション1 国語科デジタル教科書は学びを変えるか?
司会:有泉孝一郎 発表者:佐藤綾花、浦部文也、大瀬順子、鈴木秀樹、島田翔太
14:40-15:30
セッション2 英語科デジタル教科書は学びを変えるか?
司会:加藤拓由 発表者:加賀田哲也、品川征忠、山本丁友、平山朝子
15:40-16:30
総括パネル 学習者用デジタル教科書によって成立する主体的な学び
コーディネーター:小林祐紀 パネリスト:太田洋、佐藤幸江、前田康裕、橋本慎一、谷川航
https://jet2024.peatix.com/

・2/18第5回 未来の教育を考える会
~教員の働き方について考える~
「第5回 未来の教育を考える会 ~教員の働き方について考える~」
https://view-next.benesse.jp/innovation/page/article18324/
◇開催日時
2024年2月18日(日)
受付 12:20から 本編 13:00-16:00
◇会場ベルサール新宿グランドコンファレンスセンター
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8丁目17-1 住友不動産新宿グランドタワー5F
https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/shinjuku/bs_shinjukuconference/access/
◇登壇者(五十音順 敬称略)*登壇者は追加・変更する場合があります。
澤田真由美(先生の幸せ研究所代表取締役)
湖南市立岩根小学校
広島市立吉島東小学校
◇会費:参加無料
◇人数:会場参加先着100名
お申込みはこちらから↓
https://enquete.benesse.ne.jp/forms/o/we66fdf78e/form

・第7回 自動翻訳シンポジウム『生成AIとAI翻訳 ~教育での活用~』」の開催
1 日時
令和6年2月22日(木)12:45~17:00(講演 13:30~16:00、展示12:45~17:00)
2 開催場所
品川インターシティホール(JR品川駅 港南口より徒歩約5分)
東京都港区港南2-15-4 品川インターシティ ホール棟
3 プログラム(予定・敬称略)
テーマ:「生成AIとAI翻訳 ~教育での活用~」 
※最新の同時通訳・自動翻訳システムの展示会を併せて実施します。
4 主催
総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構、グローバルコミュニケーション開発推進協議会
5 参加申込み
(1)参加費
 無料
(2)定員
 400名(予定)(事前登録制・先着順)
(3)申込期限
 令和6年2月20日(火)まで
(4)参加申込方法
 第7回自動翻訳シンポジウムウェブサイトからお申込みください。
 https://jido-hon-yaku.nict.go.jp/
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000385.html

・NEXT GIGA フォーラムのご案内
AI時代を生きる子どもたちに必要な「学び」「授業」「学習環境」
名称 NEXT GIGA フォーラム
日時 2024年2月24日(土)12:30~16:50(受付 12:00~)
場所 東京コンファレンスセンター・品川(5Fホール)
〒108-0075 東京都港区港南1-9-36 アレア品川
参加費 無料
対象 学校の教員、教育委員会および自治体の職員
※企業の方など、参加対象外の皆さまのお申し込みはご遠慮いただいております。
主催 一般社団法人日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)
共催 日本教育工学協会(JAET)
協力 Sky株式会社
https://www.skygroup.jp/news/231213_02/

・2/28第三回「教育の情報化」実践セミナー 2024 in東京(東京都港区大会プレ大会)
日時:2024年2月28日(水)13:30〜16:30(受付・企業展示開始 13:00〜)
開催場所:東京都港区立小中一貫教育校・赤坂学園赤坂中学校(体育館)
主催:日本教育工学協会(JAET)
共催:港区教育委員会、日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)
対象:教員・教育委員会・情報に関する行政担当者・研究者・学生・企業
定員:100名
参加費:無料
https://peatix.com/event/3822668/view

・JAPET&CEC「2023年度 教育の情報化推進フォーラム」
「誰一人取り残さないICT利活用での学びの世界」
開催日時
2024年3月15日(金)
 開場10:00 10:30~18:00
 教育ICT製品展示 10:00~17:30
2024年3月16日(土)
 開場 10:00  10:30~16:00
 教育ICT製品展示 10:00~14:30
開催場所:国立オリンピック記念青少年総合センター
 国際交流棟
 東京都渋谷区代々木神園町3-1
(小田急線:参宮橋駅 徒歩約7分)
(https://nyc.niye.go.jp/category/access/)
参加費:無料
https://www.japet.or.jp/com-edu-forum/2023/

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■各省庁・教育委員会情報

【文部科学省】
・令和6年度文部科学省予算(案)等の発表資料一覧(1月)
https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h31/1412639_00006.htm

・障害のある学生の修学支援に関する検討会(第10回)配布資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/123/siryo/mext_01686.html

・高等学校教育の在り方ワーキンググループ(第10回)配布資料
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/091/mext_00022.html

【経済産業省】
・「AI事業者ガイドライン案」の意見公募手続(パブリックコメント)を開始します
https://www.meti.go.jp/press/2023/01/20240119002/20240119002.html?from=mj

【総務省】
・総務省、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」を開講
https://gacco.org/stat-japan3/

【デジタル庁】

【こども家庭庁】

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■新しい学びについての情報

【教育DX・探究学習・アクティブ・ラーニング】

・今春開設FC今治高校の全貌が見えた 社会とつながる授業、予測不能な時代けん引
愛媛県今治市に今年4月開設する「FC今治高里山校」の全貌が見えてきた。地元の学校法人とサッカーJ3のFC今治が提携して誕生する異色の学校。午前に一般的な教科の座学を終え、午後は働く現場に身を置き実践的な思考力を養う。社会とつながるカリキュラムで主体性と創造力を磨き、予測不能な時代をけん引する人材を育てる。(共同通信=山口裕太郎、熊木ひと美)
 ▽感性に触れる
 学園長を務める元サッカー日本代表監督の岡田武史(おかだ・たけし)さん(67)は「生徒の個性と主体性を伸ばす学びを提供したい」と話す。実践的な学びを通し、それぞれの生徒が没頭できるテーマを見つけて追求できるようサポートするという。
https://nordot.app/1120488321640775827

・「失敗だった」 “ギフテッド教育”実践校の挫折と教訓とは? 若新氏「優劣だけじゃなく“おもしろいの評価軸”が大事」
https://times.abema.tv/articles/-/10110753

・ホリエモンも絶賛、小学生で起業の13歳社長が語る「学校の違和感」の中身
「今も通い続けていたら…」赤裸々に語る心境は
小学校3年生で「元素」に魅了され、学習用の「元素カルタ」を商品化したレウォンさん。小学6年生で会社を立ち上げ、斬新な商品開発を行っている。「スタートアップ Jr.アワード 2020」での大賞受賞に続き、プレゼン番組では堀江貴文氏に「プレゼン能力が圧倒的ナンバーワン」と大絶賛されるなど、大人の度肝を抜く活躍で、今注目の的だ。小学4年生からは「学校に通わない」という選択をしたが、その理由と現在の心境とは。異彩を放つ13歳にインタビューした。
https://toyokeizai.net/articles/-/729338

・未来へ継承する学校施設へ 柔軟で創造的な学習空間や地域社会との共創空間を
社会の在り方が劇的に変わる「ソサエティ5・0時代」の到来、新型コロナウイルスの感染拡大など先行き不透明な「予測困難な時代」に活躍できる人材育成を目指す、「令和の日本型学校教育」を実現するためには、その生活・学習拠点となる学校施設も生まれ変わっていかなければならない。ここでは、現時点で学校施設が抱える課題を明らかにするとともに、未来へと継承するための望ましい学校づくりの在り方を紹介する。
https://www.kyoiku-press.com/post-269743/

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■オンライン・ICT教育・情報教育・AI

【AI・情報教育・プログラミング教育・ICT環境・デジタル教科書】
・生成AIの業界団体「Generative AI Japan」発足 ベネッセが発起 マイクロソフト、AWS、Google、オラクルなどの幹部が理事に
生成AIの活用を進める業界団体「Generative AI Japan」(略称:ジェナイ)が、1月17日に発足した。発起人はベネッセコーポレーションとITコンサルティングのウルシステムズ(東京都中央区)。代表理事は慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授。日本の産業界から国への提言などを通し、日本全体の産業競争力を高めていくとしている。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2401/17/news129.html

・学校のテスト問題も作成 生成AI、広がる連携の動き 日本初の業界団体
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/946981?display=1

・都立学校における「教育ダッシュボード」の利用開始について
東京都教育委員会は、都立学校の子供たち一人ひとりの資質・能力を最大限伸ばすため、「教育ダッシュボード」の構築を進めてきました。
このたび、1月22日(月曜日)より、TOKYOデジタルリーディングハイスクール指定校(TOKYO教育DX推進校)19校において、一部のデータ(学習データ)を表示するダッシュボードの利用を開始しますので、お知らせします。
◆ 「教育ダッシュボード」とは
「学習データ」(授業における端末の利用状況等)や「校務データ」(成績・出欠席等)などの「教育データ」を集約・可視化し、分析等を行う教員用のシステムです。
 教員の経験に加えて、データに基づく指導を実現することで、子供たち一人ひとりの力を最大限伸ばしていくことを目的としています。
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2024/release20240119_01.html

・1人1台端末を計画的に更新、ICT活用を進めて教育を変革——文部科学省 武藤 久慶氏インタビュー
文部科学省 初等中等教育局修学支援・教材課長 学校デジタル化PTリーダー 武藤 久慶氏
GIGAスクール構想の端末を更新するため、国が支出した基金を都道府県に造成し、計画的に整備していくことが決まった。ICT活用教育を支える環境整備の方針を修学支援・教材課長の武藤久慶氏に聞いた。
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21/00003/011900512/

・OECDの調査によると日本のICT活用実態は改善されている
日本の高校生、情報モラルはあるが技術に自信なし
https://ascii.jp/elem/000/004/179/4179496/?series=1

・学校での「1人1台」デバイス活用のコツを現場の先生に聞こう! 宝仙学園小学校・吉金佳能さん
https://www.asahi.com/edua/article/15117950

・生成AIの「無断学習」を規制するうえでの論点
強く規制することにはデメリットも
生成AIの登場によって、数年先の働き方すら不確かな状況になっています。本稿は、東大・松尾研究室所属のAI研究者・今井翔太氏の最新刊『生成AIで世界はこう変わる』より、将来的に生成AIによって生じるであろう影響とその負の側面、そして人類の未来への展望などについてご紹介します。
https://toyokeizai.net/articles/-/724681

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■教育改革情報

【教育改革・大学入試改革・高大接続改革】

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■指導/評価/学習方法情報/学習環境

【学校・先生・指導・学習法・学び方・評価】
・学力レベルは高いのに日本の労働生産性が低いのはなぜか?
<背景として挙げられる問題は、ICT化の遅れと女性の能力を活用できていないこと>
2023年の日本の名目国内総生産(GDP)は世界3位から4位に落ちる見通しだという。GDPとは年間に生み出された付加価値の総額で、一国の経済活動の規模を知ることができる。これを就業者数で割った値が「労働生産性」で、どれだけ効率的に富を産出しているかの指標となる。
GDPの実額は上位であるものの、労働生産性の順位は芳しくない。2022年の日本の順位は,OECD加盟の38カ国中31位(日本生産性本部)。10年前の2012年の順位(20位)よりも下がっている。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/01/post-103449.php

・灘→MIT卒の起業家が考える、「大きく伸びる」学びと「伸び悩む」学びの違い
https://gendai.media/articles/-/122694

・消滅する子どもの「読書」、読書時間1日あたり「ゼロ」が約半数の衝撃【ベネッセ教育総研調べ】
https://webtan.impress.co.jp/n/2024/01/15/46318
https://berd.benesse.jp/special/datachild/datashu04.php

・大学に行けなくなった彼が社会に踏み出せた理由
不登校もひきこもりも状態を示す言葉に過ぎない
https://toyokeizai.net/articles/-/727168

・いじめや授業の議論とも関連、教員は「スクールカースト」をどう考えるべきか
「学校適応感」や「学校享受感」との関連も大きい
https://toyokeizai.net/articles/-/723659

・勉強嫌いを学校好きに…大阪西成高校「反貧困学習」講演会
https://reseed.resemom.jp/article/2024/01/15/7956.html

・FAXだけではない「昭和すぎる学校」4つの損、文科省が道半ばの校務DXを支援
「校務DX化チェックリスト自己点検結果」を分析
お便りや配布物は紙、集金は現金、問い合わせは電話が中心など、いまだ学校では多くの業務がアナログで行われている。小中学校の児童生徒1人に1台の端末を整備するGIGAスクール構想とあわせて、校務においてもDXが進められているが、その歩みは遅いといわざるをえない。年末、文部科学省は校務DX化チェックリストの自己点検結果を公表し、学校現場の困り感に寄り添った支援を行うことを明らかにした。今回は、この結果を教育研究家の妹尾昌俊氏に分析してもらった。
学校が「不便で非効率なやり方を続けている」ことが明らかに
先日、公立小中学校(義務教育学校等を含む)の約9割、2万6364校が回答した貴重な調査結果が発表された。
・約6割(63.5%)の学校では現金集金が残っている。
・教職員個人のメールアドレスがない学校が約2割(21.9%)。
・夏休みや冬休み中の宿題で、クラウドサービスやデジタルドリル教材を用いている学校はごくわずか(完全にデジタル化している0.9%、一部・半分以上している13.8%)。
こうしたデータをみて、皆さんはどんな感想をお持ちになるだろうか。
https://toyokeizai.net/articles/-/728131

・教員不足解消に向けた具体策 教育委員会に緊急調査へ 文科省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240123/k10014332071000.html

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■教科教育情報

【STEAM・理数教育】
・思考力重視で中学受験の算数は難化傾向!?AI時代に「算数力」が求められる理由
https://dime.jp/genre/1720118/

・Google DeepMindが数学オリンピックレベルの幾何学問題を解けるAI「AlphaGeometry」を発表、人間の金メダリストに近い性能を発揮
https://gigazine.net/news/20240118-google-deepmind-alphagemetry/

・「計算好きな子」と「嫌いな子」の差は“どこ”で生まれるか、専門家が出した「こたえ」
https://gendai.media/articles/-/122620

・STEM分野に進んでもAIに職を奪われるかも。ノーベル賞経済学者が警告
ノーベル経済学賞を受賞した経済学者は、AIの仕事に就くためにSTEM系の学部に殺到する学生に警告を発した。
AIを進歩させるITの仕事に就いている労働者の一部は、AIそのものに取って代わられるかもしれないという。
彼はその代わりに、コミュニケーションや共感力といったソフトスキルが今後必要とされていくだろうと述べた。
https://www.businessinsider.jp/post-280700

【国語・日本語教育】

【社会・道徳教育・公共】
・ICTを活用した中3社会科「消費生活と市場経済」指導アイデア
https://kyoiku.sho.jp/286169/

【生活・総合学習・家庭科・音楽・図画工作・スポーツ・保健体育】

【英語教育・外国語教育】
・やっぱり英語をやりたい人、必見。「話す力」より先に身につけるべきは? 鳥飼玖美子さんの答え
https://books.j-cast.com/topics/2024/01/23022537.html

・英語の達人が人格まで切り替える納得の理由
ビジネスエリートが実践する効果最大の英語学習法
https://toyokeizai.net/articles/-/727716

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■教育費情報

【学費・奨学金・学習支援】

・子ども3人でも「大学タダ」は難しい!? 知っておきたい大学無償化の「落とし穴」について解説
https://financial-field.com/living/entry-261062

・【大学受験】浪人生の経済的負担…自分で全額払う学生は15.5%
https://maidonanews.jp/article/15117472

・2025年度から始まる「多子世帯の大学無償化」 受験生の7割以上が「評価する」けど、「対象が狭い」と不満の声も
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6ad7317e7c4382837d8859ee0c4bfe9ba43caff

・子どもの教育資金が足りるか不安!「国立大学」と「私立大学」では学費はどれくらい違う?
https://financial-field.com/living/entry-262417

・2024年度からの東京都における高校授業料実質無償化とは?
https://financial-field.com/living/entry-264028

・高校授業料無償化の流れの中で露見する公立高校の苦境 「入試を脅しに使って勉強させるのはもう無理。根本治療が必要」と識者
https://www.moneypost.jp/1105520

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■進路・進学情報

【テスト・進学・受験】

・東大レベルの学力があるのに「地元で十分」。地方出身女子の自己評価が低い理由
地方の女子学生の進学の選択肢が少ない原因のひとつにロールモデルの不在があるとして、東京大学の学生団体「#YourChoiceProject」が、地方の女子高校生の大学受験に向けて約2年かけて先輩や同級生が伴走する「メンタリングコミュニティ事業」を始めています。
https://o-temoto.com/akiko-kobayashi/yourchoiceproject/

・大学入学共通テスト2024 平均点中間集計 英語読解が53.3点、分量増え苦戦 理科・地歴公民「得点調整なし」の見通し
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/10979

・東大生も間違えた「共通テスト英語」超難問の中身
広い視野でテーマを掴むことで正解を導き出す
https://toyokeizai.net/articles/-/729367

・今年の共通テストは“お金持ち優遇”だった?現役東大生が実際に解いてみてわかったこと
https://nikkan-spa.jp/1972426

・共通テスト離れならぬ「共テスルー」がトレンドに!? 英語の“過去イチ長文化”に無理ゲーと受験生悲鳴
際限なく“長文化”する共通テスト。なかでも英語リーディングは、中間集計の平均点が過去最低で受験生からは悲痛な叫びが……。
https://allabout.co.jp/gm/gc/501372/

・「うちの子は勉強に向かない」親が知るべき真実
プロから見れば「まだその時期ではない」だけだ
https://toyokeizai.net/articles/-/722870

・「受験期間もSNS見る学生」を襲う恐ろしい弊害
投稿を見ることでネガティブ感情が連鎖する
https://toyokeizai.net/articles/-/729374

・偏差値71の灘中出題「漢字しりとり」が話題…大人も解けない難問をスイスイ攻略する子の親が実践する家庭教育
https://president.jp/articles/-/77938?page=1

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■学校に関する情報

・東北大学「AO入試への全面移行」にまつわる大誤解、入学者の学力不足が進むのか?
東北大学は入試を「総合型選抜」(旧AO入試)へ全面移行する方針を打ち出した。少子化が進む中、学力試験のない総合型選抜で入学者をかき集める大学が増加。東北大の方針に対し、世間からは「偏差値で届かない難関大学に入りやすくなる」との期待とともに「入学者の学力不足が進む」という懸念の声が聞こえてくる。しかし、そこには大きな誤解がある。特集『総予測2024』の本稿では、誤解の正体を明らかにする。
https://diamond.jp/articles/-/335650

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■健康・ジェンダー・性・婚姻に関する情報

・学校の健康診断「原則着衣で」、文科省が通知…プライバシーに配慮
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20240123-OYT1T50030/

・「寝る前スマホ」はやはり最悪だった…「脳の負荷」を 減らすために身につけたい「新しい習慣」
https://gendai.media/articles/-/120851

・寿命を縮めてしまう睡眠は? 8時間以上布団のなかにいると60歳以上は死亡率増加 医師が対処法を解説
名医に聞く 病気の予防と治し方
https://dot.asahi.com/articles/-/210993

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■就職・キャリアに関する情報

・2025年3月卒業予定者/採用動向調査レポート
https://service.gakujo.ne.jp/jinji-library/report/25saiyo-report/

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■教育に関する情報エトセトラ

・「駅ナカ自習室」にネット称賛「涙が出るほど嬉しい」 なぜ作った?学生の反応は?えちごトキめき鉄道に聞く
https://j-town.net/2024/01/16353097.html

・生成AIが広げる「少数の一流」と「それ以外」の格差
「2:8の法則」の「8」にあたる仕事が減る
https://toyokeizai.net/articles/-/724538

・大学入試共通テスト、3つのチャットAIに解かせてみたら? GPT-4はバケモノだった
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a9a002677db95a7502d41b623b86bc0c4fa1537

・「AIにより仕事が奪われる」の大誤解、複数の実験結果からわかる真実とは
https://www.sbbit.jp/article/cont1/131344

・ChatGPTは”もはや不要”に?頭角現すAIエージェントの「期待しかない」実力
https://www.sbbit.jp/article/cont1/130118

・『見えない未来を変える「いま」』を読む
人類は「5ヵ月の赤ん坊」… 100万年先の未来を考える「長期主義」とは
気鋭の哲学者ウィリアム・マッカスキルは、社会貢献における効率のよさや影響力の大きさを重視する「効果的な利他主義」を説き、世界中から注目を浴びた。そんな彼がいま、情熱を注ぐのが未来の世代の利益を守ることを提唱する「長期主義」だ。
これについて書かれた『見えない未来を変える「いま」:〈長期主義〉倫理学のフレームワーク』は、発売されるやいなや米紙「ニューヨーク・タイムズ」や英紙「サンデー・タイムズ」のベストセラーリストに名を連ね、歴史家ルトガー・ブレグマンや神経科学者サム・ハリスから賛辞をおくられるなど、欧米で大きな話題を呼んだ。
歴史、哲学、科学などさまざまな分野の学問を横断しながら、未来について考えることが現代を生きる私たちにもたらす意義を教えてくれる本書の一部を抜粋で紹介する。
https://courrier.jp/cj/351026/

・宮田裕章が読み解く2023年。第1回は「Googleトレンドから見えた2023年のイノベーションは『デジタルマネー』」
https://getnavi.jp/digital/930745/

・宮田裕章が読み解く2023年。「生成AI」の普及で「学ぶこと」「働くこと」が根本から変わる
https://getnavi.jp/digital/930761/

・「ワイアード」と考える、生成AIと共に生きる2050年の未来予想図
https://www.wwdjapan.com/articles/1716291

・中小企業向け生成AIの衝撃
~中小企業におけるAI導入の処方箋~
https://www.dlri.co.jp/report/ld/308029.html

「男子高校生のなりたい職業」ランキングTOP10! 第1位は「国家公務員・地方公務員」【2023年最新調査結果】
https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/2203870/

・AIが数学オリンピックの難問証明 ひらめき獲得 数学者「ついに」
https://www.asahi.com/articles/ASS1L7SG7S1KPLBJ006.html

・首位は半減「2035年人口減少率」関東市区町村350
都心から離れた小規模な自治体は減少率が大きい
https://toyokeizai.net/articles/-/727347

・「グーグル、電気を消して」より「ピカチュウ、電気を消して」のほうがイイ…日本企業がGAFAに勝る"最強の強み"
機能的価値ではなく、情緒的価値で勝負せよ
https://president.jp/articles/-/77732

・第1部(2)「手塚ワールド」からAIへ 50年先のロボットに挑戦
https://www.sankei.com/article/20240122-I3AKG4VNZBIU3NK2RD2OU6BY7I/

・第132回 若者に人気の「ヒス構文」とは
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/08/28/00031/011700145/

・人口問題への取り組み(3) 日本人はいなくなるのか
https://www.jcer.or.jp/j-column/column-komine/2024123.html

~今回のミラコン通信は以上です~
ミラコン通信は以下の情報サイト資料などを参考に作成しています。

************************資料
■文科省会議資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/index.htm
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/main_b5.htm

■AI戦略会議
https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_senryaku/ai_senryaku.html

■教育未来創造会議
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kyouikumirai/index.html

■GIGAスクール構想の実現について
https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

■政府広報オンラインについて
https://www.gov-online.go.jp/etc/

■教育イノベーション
児童・生徒の学びの変化や、学校で進む教育DXを捉え、よりよい学びについて考えていきます。
https://view-next.benesse.jp/innovation/

■スタディーエックス スタイル
StuDX Style
https://www.mext.go.jp/studxstyle/

■新しい学びのプラットフォームSTEAMライブラリー(経産省)
https://www.steam-library.go.jp/

■デジタル庁
https://www.digital.go.jp/

■内閣府
https://www8.cao.go.jp/cstp/kaisaiannai/index.html

■各府省の予算執行情報ポータルサイト(財務省)
https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/portalsite.htm

■大学入試センター
https://www.dnc.ac.jp/

■遠隔教育・オンライン授業
https://edtechzine.jp/feature/distance_education

■東洋経済education☓ICT
https://toyokeizai.net/feature/ict-edu

■教育とICT Online
https://project.nikkeibp.co.jp/pc/

■EduA
https://www.asahi.com/edua/

■EducationTomorrow
https://edutmrrw.jp/

■一般社団法人超教育協会
https://lot.or.jp/


https://giga.ictconnect21.jp/
情報提供:一般社団法人ICT CONNECT 21

■大学入試情報提供サイト
https://www.mext.go.jp/nyushi/index.htm

■大学ポートレート
https://portraits.niad.ac.jp/

============================================
未来の学習コンテンツEXPO 実行委員長
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・ICT CONNECT 21
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