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親子の愛は、永遠に

日本に帰る日が近づくにつれて、
長女がよく家に帰ってくるように
なりました。

先週は、水曜日に日帰り。

そして、

金曜日から日曜日に、2泊3日。

家に帰ってきても、
例のボーイフレンドに煩わされて、
いつも不機嫌になるので、

私も嫌気がさして、
長女にあれこれボーイフレンドとの
関係について、
口を挟んでしまいました。

その後、長女と買い物へ行く途中の、
車の中での会話で、

長女の胸の内を
知ることになりました。

私にはわからないだろうと
思ってるだろうけれど、

お父さんもお母さんも
幸せそうには見えないし、

一緒に二人でどこにも出かけたりしない。

お父さんはいつも勝手に一人で
出かけてしまうし、

お母さんはいつも家にいて、
なんだか暗い。

離婚するのかもしれないと、
思うこともある、と

娘から、

言われました。

私は、娘には
とても繊細なところがあることを
忘れていました。

すっかりお見通しで、
度肝を抜かれた、思いでした。

でも、とりあえず、
今はまだ、本当のことは
隠さないといけない。

今はまだ、その時期ではない。

娘のボーイフレンドの両親は
10年前に離婚して、
数年前に、復縁しました。

復縁してから、
間もないこともあり、

二人でよく出かけたり、
とても仲がいいようです。

娘はきっと、
ボーイフレンドの両親と

私と夫の関係を

比べているのだろうと
思いました。

4か月前の私が、

娘から

こんなことを言われたら、

心が重くて、苦しくなり、
日本へ行くのは、延期しようかと
かなり悩んでいただろうと思います。

でも、時間が経つにつれて、
少しずつ、自分の中にある軸が
強化されていき、

どんなに罪悪感を持つようなことを
言われても、

やっぱり、
自分の中にある軸を、

曲げることはできないと、
思うようになりました。

日本に行っちゃうなんて、
離婚よりもひどいよ。

そういう娘の言葉さえも、

それは、私の問題ではなく、
娘の問題だと、

思えるようになりました。

娘は、もうすぐ20歳になります。

もう、立派な大人です。

会話の中で、

娘が、

私が母国を出て、孤独で寂しい思いを
していたことを、

私が言うまで、
わからなかったけれど、

あの後、少し考えたようで、

私の気持ちがよくわかったと、

言ってくれました。

最初は重い会話から、スタートしたものの、

娘が私の気持ちを理解してくれたことで、

私は、嬉しくなり、

娘も、自分の気持ちを私にぶつけることによって、
閉じ込めていた気持ちを吐き出して、

少しは気が楽になったかもしれません。


今後、違う国で、

離れて暮らしても、

今まで通り、

娘のことを愛することに、

変わりはない。

今回のことを、

客観的に見ることができてる自分に

驚きながらも、

離婚を決意した日から、

濃い学びをしてることに

気づきました。












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