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オーセントホテル小樽「オリジナルシュトーレン」

シュトーレン(シュトレン)って何?という方はこちらの記事をどうぞ↓

今年のシュトーレン1本目は⁡オーセントホテル小樽のオリジナルシュトーレン。
380gで3,950円、2本セットや4本セットもある様子。
ピスタチオなどが入ったプレミアムシュトーレンも販売していて、そちらは⁡⁡900gで8,800円。
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⁡オーセントホテル小樽は日本でいち早くシュトーレンの通販を始めたホテルで、ここのシュトーレンには20年以上の歴史がある。
正確には2023年で22年、2000年代のはじめにはもうシュトーレンを作っていたということになる。

断面はこんな感じ。


しっとりめの生地で、例えるならフィナンシェを硬くしたような食感⁡。
原材料の1番最初にバターがきているので、このしっとり感も納得。
ふかふか系よりねっちり系寄りで、⁡どっしりした焼き菓子という感じ。
⁡密度が高くて薄切りでも十分満足できる(…と言いつつ2枚食べる)。

⁡スパイスは主にシナモンが香る。
アルコール感はキツくなく、万人受けしそうなお上品さ。⁡⁡⁡⁡
⁡グラニュー糖で作っているんだろうか、粉砂糖の下からシナモンシュガーが「私はここよー」とシャリシャリ小気味良い食感で囁いてくる。⁡

全体として味が⁡すごくまとまっていて食べやすい。
ドライフルーツも瑞々しい。⁡
入っているドライフルーツはレーズン、甘夏柑皮砂糖煮とシンプル。
どちらかというとレーズンよりも甘夏柑の方が主張するが、苦味はほとんど感じないのでピール系が苦手な人でも食べられそう。

たっぷりかかった粉砂糖。


⁡口に入れると繊細な粉砂糖が舌の上ですぅっと溶ける。
⁡たっぷりかかっているので焦って食べるとたまに吸い込んでしまってむせる。⁡

⁡マジパンローマッセも入っていて、生地のしっとり感を強めている。⁡
このマジパンは単体で噛むと杏仁の香りがふわりと広がり、生地と一緒に食べるとそのハーモニーが楽しめる。
意識して食べない限りあまり主張はしないが、マジパン特有の香りが苦手な人はちょっと注意。
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⁡賞味期限は到着から2週間ちょっとで冷蔵保管推奨、配送もクール便。
⁡我が家では野菜室に入れている。⁡
⁡あらかじめ1ヶ月熟成された状態で届くので、受け取ってすぐ食べても美味しいシュトーレン。

全体の印象としては、それぞれの素材の主張は強くないが調和がとれていて品があるといったところか。
嫌味がないのでシュトーレン初心者にもおすすめしやすい商品だと思う。

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