オリンピック直前、パリに住んでる人の今
パリの最近の街。
国旗マークがついたジャージで歩いている人、オリンピック限定デザインのグッズを持っている人、本名が書かれた札を首から下げている人…
歩いている人はほとんど、オリンピック関係者。
もしくは、すでにバカンスを終えて労働に戻ってきた人たち。そしてもしくは、バカンスを手に入れることができない労働者たち(私のこと)。
大抵のパリジェンヌとパリジャンはすでに休暇中、パリから去っている。私のアパートの隣人は、7月の頭から不在だ。下の階に住む大家さんは、9月にパリに帰って