⑳この世界の秘密と自分自身について探求する
物事の根本を知るための問いがある限り、『〇〇とは、こういうものだ！』という強い信念は、それぞれの人生経験や学びによって深められ、固定されます。
自分の世界観や、あるテーマについて追求していると、感覚が研ぎ澄まされることがありますが、それが最も『生きている実感』を味わえる瞬間なのかもしれません。
洞察力
専門性
深層心理
欲求
こだわり
信念
秘められたもの など
これらは、私たちの『なぜ？』という問いやこだわりに、深く関わっています。
何に対してこだわりを持つのかは違いますが、たとえば、誰かにとっては『生と死』であり『美』であり『アニメ』であり『お金』です。自分を突き動かすものの中に、探求すべきテーマが隠れています。
人としての『欲』が掻き立てられるもの全てにおいて、自分なりの真理を追求することが、人生の目的とも言えるでしょう。
私は個人的に、人は自分の世界観を通して、『自分なりの真理（〇〇とは、こういうものである！）』に基づいた自分らしさを、社会で表現していると捉えています。
というのも、一般的に言われる真理とは、『客観的な判断（価値観）において否定できないこと』だからです。信じるものが違えば、その判断も明らかに違ってくるでしょう。それが、多数派と少数派に分かれているだけなのです。この世界の矛盾が無くならないのは、そのためではないでしょうか。
ですから、この世界の謎と自分自身についての探求や、真理の追求は、人生が続く限り、終わりはないのです。
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