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hope

タイトルは少しの希望という意味合いで付けた。正直、タイトルなんかなくてもいいよなあと思いながらも、流石に日付だけで音楽は思い出せないので、今日も特に深い意味のないタイトルを付ける。

打ち込んでいてもいまいちネタが出なかったので、少し休憩も兼ねてピアノスケッチにした。必要があれば高い音も使わなくはないが、低音域寄りの中音域の何とも言えない憂鬱さと濁りが好きで、よく使う。同じところに停滞していたいという心の反映かもしれないが、それはまあ考えすぎとして、好きなものはずっと使い続けるだけだ。

シンセはピアノと同じ音域だと微妙に音が開かなかったので、1オクターブ上げたもの。ここから更に細かい音を足そうとしたら、ただ邪魔になっただけなのでやめた。ようやく音に説得力が出てきたのだろうか。そうだとしたらとても嬉しい変化だ。

ジャズは好きで、たまにそういう響きのものが恋しくなる。過去にもいくつか書いたことがあるが、あれでよかったのだろうかとずっとふわふわしている(これについてはジャズに限った話ではないが…)。今日の習作は過去で一番ジャズに近い位置にいるように思う。結局これも、自分がどの辺のものをジャズと思い、目指しているかによるのだろう。不器用なピアニストが頑張って弾きました感が否めないが、これも私。前進するしかない。

hope 2022.10.14

ジャズという枠のせいか、珈琲を想起させる色と四角いものを描きたくなった。曲にはもう少し希望というか明るいまでもいかないような含みがあったので、白い絵の具と四角を足した。珈琲と牛乳を混ぜた時のような歪みも入れた…と、この絵を書いている時は曲のイメージしか考えておらず、今は感想を書いているにすぎない。考えていることは偶然なのか、必然なのか。うーん、わからん。遠近法など詳しくないのであれだが、わからないなりに奥行きを意識して描いた。

週末は家族皆休みなので、スケッチの時間が取り辛いが、あまり気張らずに続けようと思っている。


tohma

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