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書くことで思考を整理する

「まずは100日投稿する」と決めて、今日は10日目。
だんだんペースがつかめてきたという感触。
とは言えまだ1/10。先は長いけど今のところ楽しんで投稿できている。

SNSを活用し始めて以来、いかに短い文章に効率よく要素を詰め込むかに注力してきたこともあり、長い文章を書く力が落ちてきていると感じていた。
今でもまだリハビリ中みたいなものだけど、書いていて楽しいというのは良い傾向。また、在宅勤務 が続いているので生活のリズムがコントロールしやすく、noteに向かう時間が確保できるのも続けられるひとつの要因だ。

さて、今日は「書くこと」について考えてみたい。

書くことに効用があるとすれば、一番に挙げられるのは「思考の整理」だと思う。
よく、思考は現実化するというようなことが言われるが、現実化する前に起きていることは「思考の整理」だと思う。思ったこと考えたことを整理することによって、何が(自分にとって)大切なことかがくっきりと輪郭を表す。
その思考の整理に一番適しているのが「書くこと」だ。

私は映画やドラマのレビューを書くことが多いが、そこでも同じことが言える。
レビュー文を書く時の「整理手順」は以下の通り。

【その1】
数多く鑑賞している映画やドラマの中から自分にとって「書きたい」作品を選ぶ。

【その2】
その映画やドラマのどこに惹かれているのかを整理する。

【その3】
言いたいことが何かを整理する。
私の場合、文章を書くときは「この一言(一文)が言いたい」ために書くことが多いので。

【その4】
「その一言」は鑑賞した映画やドラマのどこから引き出されているのかを整理する。

【その5】
その1〜その4までを踏まえて、どうすれば「その一言」が伝わる構成になるかを考え文章に落とす。


厳密にやっているわけではないが、おおよそこんな感じだ。
その結果、「ああ、自分が大切にしている考え方、あるいは求めていることはこれなのだな」と再認識し、自分の考え方として整理ができる。

そして、それは自分の行動指針のようなものになるだろうし、その指針に基づいて行動していれば、いつしかそれらが現実化する可能性は高い。
それは前向きな思考であれ、後向きな思考であれ同じこと。

人生は常に前向きでいられるわけではないので、その両方があることは自然だと思うけど、結局のところ人生は前に進むので、後向きだったり過度に悲観的な時には一回沈んだとしても、最終的には方向修正できればいいと思っている。

ともあれ、「書くこと」は自分自身を作ることに他ならない。
情報が氾濫している世の中で生きている以上、どこかで止まって自分の考えを整理しないと流されてしまうし、年齢を重ねれば記憶力も低下して、頭で考えていても忘れてしまうことも少なくない。だから書く。

また、書き留めることで振り返ることもできるわけで、要するに、自分自身の記録として自分を客観的に見つめるトレーニングにもなるのだ。

目標まであと90日。
丁寧に思考の整理をしていきたいと思う。

(day10)

写真:みどり

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