【良心】
今の時代は教育部分では、昔に比べて親が関与する事が非常増えた。こんな書き方をすれば、冷たい感じがするが、簡単に言えば子育て熱心になった。という感じだ。
知らなくていい情報
私達が小さい時は、携帯を持つのは当たり前でもなく、調べたい事は辞書を引いた。知りたいと思う情報がメインで、知らなくていい情報は気にしないで済んでいたように思う。
今の子供達は、知りたいと思う情報は簡単に手に入る。ネットで調べれば、ある程度は理解できる時代だ。
逆に知らなくていい情報。自分は誘われていない所で、誰かと誰かが仲良くしている映像や、文字が、SNSを通して目にしたり、自分の事かもしれないと思うような悪口を目にしたりして傷ついたりする事もある。
これは、大人も同じ。情報が溢れている中で、自分の中で整理する心の強さが必要である。
見守る親と子供の成長
先日聞いた話
ある子が学校の教室で休み時間机から足を出した時、横を通ろうとする子が足に引っかかってかけた。
そのこけた事に皆が笑った。
これが始まりだった。
笑われた子は学校に行きたくないと言い出した。親はびっくりして、話しを聞きあらゆる病院を駆け巡った。怪我はなく、問題もなくホッとした後に、学校へ怒鳴りこんだ。足を出した子をたまたま目にし、話しを聞きに行こうとすると先生が止めた。
その後先生が足を出した子の親に電話し、それぞれで話しをしてもらうように伝えた。
足を出した子の親が、謝罪の電話をすると、
この電話録音してますから始まった。
すごい勢いで怒り、子供に謝って欲しいとの事だった。お子さんに電話を代わって、謝罪。
それで話しは終了したと思ったが、さらにこの話しは学校の教頭先生にまで話しは広がったのだ。
どうでしょう。
この話し。私は違和感でしかなかった。
子育てってこんな単純だったかな?
これは親同士の喧嘩なのか?
子供同士の喧嘩なのか?
これで、子供達は仲良くなれるのだろうか?
親は冷静に何が一番いい方法なのか?を考えないといけないが、この状況では、子供の心は成長しない。
子供はいつか大人になる。心の教育は親しか出来ないのだ。
怒らない教育
あえて怒る必要はないが、怒られるから、怒る限度を無意識に身につけるし、ダメな事の限度も理解する。
ダメな事をした時に、なぜダメな事をしたかを教えるのはこれは当然の事。
子供は賢いからダメだと理解していても行動に踏み切る事がある。
なんど教えられても、やりたいと言う感情が勝つのだ。
怒鳴る
そろそろこの時は!と親が思う時は怒鳴ることを子供にとっては必要な事。
小さい時は、これ以上やったら怖い思いをする。という考えでいい。やりたい事を我慢できる心のストッパー。
これは非常に必要なのだ。
少しずつ子供が成長した時に、自分でやりたい!と思う感情を自分でコントロールし、ストップをかけれるようになる。
また、これをしたらどれだけ怒られるかを想像できる。
という事は、さらに成長していくと、これをしたら、誰が傷つき、今後どうなるか?も想像ができる。
子供が大人になるに連れて、沢山の誘惑がでてきた時に、感情のコントロールは常に必要なスキルになってくる。
怪我をするから、怪我の痛みを理解できる。のと同じなのだ。
虐待をされた子は虐待を繰り返すなど言うが、それは子供の心がきちんと成長せずに、大人になってしまうからだ。繰り返さない子は、自分が嫌な事は人にはしてはいけないと言う心の成長を自分なりに考え身につけたスキルである。
親が本当に教えないといけない事
それは、良心である。
私達以上に今後世界的に、個人のスキルが求められ、学歴より実力が求められる。
副業社会にもなり、個人で何かをしないと、大企業に勤めても安定などの言葉はない。
AIが進化し、会計士すらなくなるだろうという時代が待っている。
生きる方法が多様化されれば、それ以上に個人が求められる事も増えていく。
その中で生きていく強さ。1番を作らない教育の中で育った子が、自分をアピールしていなかいといけない社会にどう馴染めるのか?
学校に行かなくていい環境も広まって、協調性を学ぶ場チャンスが少なくなる人達が大人なり、それでも、愛を持って教育してくれる上司あらわれるのだろうか?
でも人間は1人では生きてはいけないのだ。
人と関わり、人に傷つけられても、人を信じる事を繰り返し心も強くなり、信頼できる人に出会う。
心の教育は学校に求めるのは違う。親が毎日顔を合わして、子供の様子をしっかり見ながら教育をする。
心の教育が一番難しい。
喜怒哀楽。
人間にある感情をしっかり見せて、感じてもらい、表現でし、コントロールできるようにしてあげる。それができるから、良心や道徳を見につけるのではないか。
可愛い子には旅をされろ
よく言ったもんだと思う。
死ぬ気があればなんでもできるのに、それが死ぬ方が楽だと思ってしまう。違うよ!と言う教育をしてあげたい。
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