これからの日本

何の肩書きもない一市民が書くには仰々しいタイトルですが、この1年でめちゃくちゃ考えるようになったことです。もっと広く「人類とは」についてもめちゃくちゃ考えますが、とりあえずは今は日本で暮らしていて海外にも今のところ行けないし、結局日本語しか話せないし(笑)子供もいるし国籍も日本だし海外就労ビザも永住権もないし…日本のこと考えるしかないですよね(笑)

日本って他の国とどこが違うの?

どこが良いところ?

どこがダメだと思う?

ぼんやりとは知識があるし、入ってくる。だけどまだまだ断片的な偏った情報かもしれないなと思って。

もっと、正しいことを知りたい。

ただ、他国との比較だとか自国の状況云々を知る以前の問題で、

「社会生活を送る人間として、これはおかしいんじゃないの?」

という疑問は、ありふれた日常生活を送っている中でも出てくる。疑問に思わない人もいるっぽい。私は自分が感じた違和感をうやむやにしたくない。この違和感は何なのかを自分に問う。少し外に発信する。発信した段階で、肯定的な意見も否定的な意見も返ってくる。

例えば自分がずっとトラウマになっている違和感は、「自分が社会人として企業で頑張ってきて高評価もされてきたのに出産と育児でキャリアを閉ざさなければならなかった。同期だった男性は子育ては奥さんの仕事なので変わらずキャリアアップしていった」ということ。

そして女性の家事育児負担。

旦那さんが充分稼いで→奥さんが家事育児をする分業。それなら納得いく。

旦那さんの給料では生活できない→奥さんがパートや時短で働く…この時点で奥さんに家事育児丸投げはおかしい。

そして旦那さんと奥さんの稼ぎが同等、もしくは奥さんの方が稼ぎがある→奥さんの家事育児負担の比率が多い…これ、完全におかしいでしょ?

みんなSNSやいろんなところでこれは声をあげていてだいぶ浸透したと思うけど。それでもまだおかしいとわかってない人がたくさんいるし、「男は家事育児が苦手で、女の人の方が得意でしょ」「得意だからササっとできちゃうんでしょ」「男女平等にしたいなら女の人も重い荷物持ってよ」「男はダメだし甘えたいから仕方ないよ」などという声がちらほら耳に入る始末。

男性の方が力が強く肉体的に恵まれていることと女性は気が利くとか細かいことが得意ということとウィンウィンだと言うバカな奴がいる。

だったら女性に管理職とか政治の決定権のある役職も全部任せて、男性は肉体労働だけやれば良いのでは?という理屈になる。

違うでしょ。男性も女性も個人差があり、そして生まれ持った性差もあり、その中で努力して伸ばせる能力とか伸ばせない能力とかそこまで頑張って伸ばす必要もない能力とか、1人1人の置かれた状況も環境も性格も人生の目的も違う。過去の人類の歴史では肉体的な能力が必須だったが、今は頭脳の情報解析力や、器用さ、マルチタスクなどが求められる。男性も女性もその能力を高めることが可能。男も女もない。できるやつはできるしできないやつはできない。

人間の能力ってなんだろうって考えた。身体能力、記憶力や情報解析力、言語で伝える能力、コミニケーション能力、手先の器用さ…もっと細かく言えばそれはもうたくさん。

全部が高レベルでないといけないとなったらなかなか皆しんどいので、それがみんな違ってみんな良いということだし、それぞれが役割を持って社会を回していけば良いのだが…

不公平だの割に合わないだの格差だの差別だのに繋がる。

ただ、私がこの1年で思ったのは、「社会のための個々の頭脳レベル」を底上げできたら…ということ。簡単に言うと「もっと頭良くならないとね」と。頭悪いから搾取されたり、中途半端に頭良いから悪いことに手を出したりする。

「自分が儲かる」「自分が楽しい」そういった情報コンテンツがたくさんある。楽しいことは人生の中で必須だし健康にも繋がるので、自分が楽しむコンテンツはなくてはならないもの。素晴らしいと思う。

しかし個々の幸せの為に社会全体が幸せになる必要があると、ある程度の情報と分析力があればわかるのではないだろうか。自分さえ良ければではなく、自分が幸せになりたいからこそ、社会全体の幸せのために自分も役立つようにするということを…

なので個々を不幸にしている社会的要因を少しずつ改めていく必要もあるし、もっと多くの人が、己のみの人間の本能よりも社会全体の幸せを考える知恵のある猿に進化できないだろうか。

そのために子供たちへの正しい教育が何よりも大事だと半年前くらいに改めて実感したのだが、その「子供たちの正しい教育が何よりも大事」だということを、まず大人が理解するというような啓蒙活動も大事かも。

それで具体的に今の日本の教育の何が良くて何がまずいとか、過去のまずかった教育のせいで今の大人のダメなところだとかを洗い出す考察が必要なのだが、これはまた私も深掘りしたいので時間が欲しい。

今のところ私がいつも思ったり発信したりしているのは「語彙力」…私も語彙力乏しいので偉そうなこと言えないんですが、子供たちに語彙力をつけるのは学校ではなくてご家庭の影響だと私は思っている。

語彙をたくさん知っていたり、意味をちゃんとわかっていて正しく使えることが表現の幅も広がるし、インプットの量も増えてインプット自体が楽にできる。もちろんアウトプットもたやすくなる。人間は言葉でコミニケーションを取るのが大事なんだ。当たり前のことだけど、充分にできていない。

話が通じない、話を聞こうとしない、話そうともしない、話しても意味を取り違えて誤解する…これ全部、言語力が乏しいから。

母国語の日本語すら貧相。英語も話せない。日本人、終わってるアルヨ…(私も語彙力乏しいし英語話せない…)

あとは1番の日本人のガン細胞が同調圧力だと思う。ただ「協調性」は素晴らしいと本気で思う。人間は協力して波風立てずに相手に仲間に合わせて何かをやり遂げることもすごく大事なんだ。ただそれが行き過ぎて「時には波風立てないといけない場面」ですら、自分のモヤモヤを飲み込んで、モヤモヤなんて自分の中になかったことにする場合も多々あるし、モヤモヤしてるけど波風立てる方が面倒くさいや、とか…とにかく波風を立てないことを死守する。

「今の状況は波風が必要か不必要か」を、常に場面場面で考えた方がいいと思う。それが我々日本人には足りない。

そして勇気を出して波風を立てた人に対して、「こいつはただ荒らしたかっただけ?」とか「この人は必要と思って頑張って波風を立ててくれた」などの見解を、受けた側が正しく評価することに努めて欲しい。日本人は「空気読めよ」でバッサリ変人扱いして終わりにすることも多いのでは??

「これからの日本」を語るには触りだけで内容薄すぎたけど、政治だの経済だの少子高齢化だの深掘りすることはたくさんある。私は自分の思考力を少しでも日本の未来や世界の未来に貢献できたらなぁと思う。息子にも、自らの幸せと世界の幸せを良いバランスで考えて生きていって欲しいと思っている。続きはまたたぶんそのうち書きます。

お読みいただきありがとうございます。


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