大家業の魅力

大家業は他の業種と比べて特殊であるが魅力も多い。

1.人を雇わなくて良い

最大の魅力と言っても良いだろう。基本的には従業員を雇わなくても
大家一人で仕事は完結させることができる。
管理会社、リフォーム会社、保証会社等、外注先が存在するので
それらに仕事を任せることができる。

人を雇うことは非常に素晴らしいことではあるが、
たくさんのリスクが存在する。
そもそも優秀な人材を雇うのが難しい。
また、育成するのも手間が非常にかかる。
もし怠惰な人材でやめさせようと思っても労働者は保護されているので
それも時間がかかる。
そしてせっかく育てても転職されてしまうこともある。


そういったリスクを勘案すると
どんな仕事でも外注して自分一人で行える
大家業は非常に魅力的である。
社内の余計な人間関係にも悩む必要はない。
外注先がもしダメだった場合は次回から別のところに発注すれば
良いだけなので気も楽である。

2.時間的余裕がある

基本的に時間に追われることはない。
というのもこの商売は客数が非常に少ない。
決まった数の入居者だけを相手にすればいいので
クレーム等対応しなくてはいけないことの発生数は
少なくなる。

もし何かあっても対応は自分で考えるが、あとは外注先に
仕事を割り振るだけである。
大家業は他に本業があっても十分に行える。

3.資産家になれる

資産など持たざるものが唯一資産家になれるとしたら
大家業しかないのではないだろうか。
大家業はちゃんと商売として認められているので
金融機関から資金調達をすることができる。
それをもとに物件を保有するが、年を経るごとに返済が進み
自己資産を積み上げることができる。

大家業であれば時間を味方につければ
着実に資産家になることができる。

4.経営者になれる

大家業はまさに会社経営そのものである。
家賃から売上を作り、修繕費等経費を抑え、利益を出して
それをもとに再投資する。
経営のプロセスを体験することができる。

法人化していれば年に一回決算書として経営成績を確認できる。
うまく経営できて年々数値が積み上がっていくのを
見るのは自分の経営手腕の向上を実感することができて非常に楽しい。


経営者感覚が身につくと社会の見方も変わる。
経営者だから知ることができる情報にもアクセスできるようになる。
金にも詳しくなる。
資本主義社会で優位に生きていくことができるようになる。


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