5年前の浪費家生活と、今のミニマリスト生活の考え方の違い
今は自称ミニマリストですが、実は昔、浪費家でした。
当時はその認識がなかったのですが、振り返るとモノにお金をかけすぎていたと思います。
今回は、その5年前の浪費家だった自分と、今のミニマリストの自分を比較して、考え方の違いを説明していきたいと思います。
モノにお金をかけるとが悪いとは断言しませんが、バランスが取れることが重要だと思います。
それでは、考え方の違いを見ていきましょう。
全ての体験は自己投資
浪費家時代でも他の人に比べて、部屋にあるモノはやや少なかったです。
一方で、自己投資という理由で体験に多くのお金を使いました。
旅行、イベント、高級ホテル、高級レストラン、ジム、映画館など。
今はそれらのモノがいらないと言えるのは、その過去の経験がったからですが、自己投資のカテゴリーに入れるかどうかは別の話です。
例えば、旅行は何となく観光スポットに行って、少し見て、何かを食べて、帰るという感じでした。その経験から何を学んだか、どう成長したかは正直説明できません。
当時は、そのお金の使い方を正当化するために自己投資という理由を利用していたと思います。「自己投資」という言葉は便利ですね。人として成長するためには必要なことですが、自己投資と浪費の線引きは非常に難しいです。
ミニマリスト生活を始めてから、それに気づき、体験にお金を使う前に何を学ぶか、どう成長するかを考えるようになりました。
些細な理由でモノを買い替えていました
5年前もモノをそんなに持っていなかったと言いました。
しかし、少ないモノを持っていても買い替えが多かったです。
例えば、持っていた時計に小さい汚れや傷ができてしまったら、新しい時計を買い替えました。そのまま使うという発想が自分にはありませんでした。そのため、同じカテゴリーのモノにお金を頻繁に使いっていました。
体験の浪費と同様にモノの買い替えも、おそらく刺激がほしかったのだと思います。その刺激を正当化するために、小さなことでも買い替えの理由になりました。
今は、少し汚れや傷ができてしまってもそのまま使うことが多いです。
ミニマリストになってからはできるだけ買い物をしたくないし、手放す方法やコストを考えます。
SNSで過剰な情報収集
断捨離の話をすると、多くの人が物理的なモノを想像します。
しかし、デジタル断捨離も存在します。スマホのアプリやパソコンのソフト、SNSのアカウント管理などデジタル断捨離の対象になります。
浪費家時代の私は、毎日情報を収集していました。
好きなことの情報だけでなく、社会で流行っていたことや役に立つかもしれない情報など、とにかく情報を収集していました。
実は、情報収集も消費の一つです。過剰に情報を収集すると浪費になります。
その頃、情報を収集すればするほど他の人よりも賢いと思っていたかもしれません。しかし、振り返ると今の社会には情報が溢れており、情報を持つこと自体には価値がありません。その情報から何をするかが最も重要です。
1,000円くらいは大した金額じゃない
お金の価値が分かっていなかったか、軽く見ていたかはわかりませんが、1,000円を簡単に出す人でした。
その結果、例えば、契約していたサブスクの数は凄いものでした。
最も契約していた時期には月に1万円を払っていました。音楽やアニメ、雑誌、スポーツ、ゲーム、クラウドサービスなどを利用していました。
全てのサブスクを使用するなら特に問題はありませんが、普通に働いている人にはそんな時間がないでしょう。もちろん、私も全てを使っていたわけではなく、月に一度も使わなかったサービスもいくつかありました。
1,000円は大した金額ではないと考えがちですが、毎日1,000円を出すと月に30,000円になり、年に365,000円になります。その金額で税金の一部を払えるので、1,000円を簡単に出さなければお金に困らないかもしれません。
毎日、外出して人と会わないといけない
人間は社交的な生き物だと言われています。
私もそれを思っていますが、人間には人と会わない、話さない時間も必要です。
浪費家だった自分は毎日外出して人と会おうとしていました。
家にいるのはあり得なく、もし一日家で過ごしたら引きこもっていると感じ、罪悪感が湧きました。
どうしてそう考えるのかと思ったところ、子供の頃から外で人と会って何かをするように教育されていたことに気づきました。社会的には外交的とアウトドア派の人の方が好まれます。
しかし、私はどちらかと言えば内向的でインドア派です。
そのため、人と楽しく喋っても、自分だけの時間が必要です。ミニマリストになったことで、時間の余裕ができ、自分だけの時間を持つようになりました。
モノが少なく、好きなモノだけがある部屋なら、長く心地良く過ごせると今の私は思います。毎日、外出して人と会わなくても良いのです。
浪費家からミニマリストへ
今回の投稿はいかがだったでしょうか。
個人の経験を語りましたが、他のミニマリストの投稿を見ても「元々浪費家だったよ」という方が多いです。
ミニマリストと浪費は無縁というイメージが強いですが、過去に大量のモノを消費して疲れ、モノを手放すようになったという捉え方もできるかもしれません。
コメントやスキ、フォローなど励みになるので、ぜひお願いします。
次回の投稿でお会いしましょう!