「教養」ついて考える~より厳密に、よりバランスよく、より創造的に

Chatで調べてみたことを書いてみます。

英語の「culture」(カルチュアー)を日本語で「教養」と訳している。
「教養を身につけたい」と、カルチュアーセンターに通う女性がたくさんいました。

もともと「culture」は、耕作、養育、形成、教化、という意味があり、古代ローマ時代のキケロによって、魂の耕作、養育、形成、教化という概念となったようです。

教養と知識の違い

「知識」とは、ある物事を知っていること、また、その内容のこと。
「教養」とは、多くの知識を身につけることで得ることができる心の豊かさのこと。

「魂の耕作」でイメージができるでしょうか?

次に「教養のある人」とはどのような人をいうのでしょう?

Chatで【 より厳密に】と【より創造的に】と【よりバランスよく】の解釈で調べてみました。

【 より厳密に】教養のある人の特徴は

・幅広い分野の知識を持っており、論理的かつ柔軟な思考ができる
・場面や相手に合わせた会話ができ、マナーが身についている
・説明や会話がうまく、謙虚である

【より創造的に】教養のある人の特徴は

・学問や芸術、宗教など、精神活動に興味をもち、積極的に学び続ける人
・創造的活力や心の豊かさを持ち、自分の感情や思想を表現する人
・他者や社会に対して寛容であり、異なる価値観や文化を尊重できる人
・自分自身を客観的に見つめ、自己成長や自己改善に努める人
・自分の専門分野だけでなく、さまざまな分野に関心をもち、知的好奇心を満たすことで、人間としての幅を広げて行く人

【よりバランスよく】教養のある人の特徴は

・正しい言葉遣い、常識やマナーをわきまえている
・コミュニケーション能力が高い
・所作が美しい
・知識が豊富
・流行に敏感、理解力がある
・落ち着きがある
・思考、活動に一定期間の基盤があり、幅広い知識、情報を多く持っている

このような結果となりました。


より厳密に
よりバランスよく
より創造的に

同じ内容を調べても、これだけの幅広い捉え方があるということがわかりました。これが一対一の人間同士の会話で想定するとしたら、相手の人格が

【より厳密な人】
【よりバランスの良い人】
【より創造的な人】

という違いで、同じ内容の話であっても返ってくる言葉の違いが出るのではないか、と考えられるのではないでしょうか。

相手の人格が「好き嫌い」というのではなく、「合う合わない」という基準が自分の中にあるということに気づくことで、よりよい人間関係を築くことができるように思いました。

さらに、生活スタイルに含まれる食事や服装も「好き嫌い」で選んでいるようで、実のところ「合う合わない」という感性で選んでいるのではないかと考えてみましょう。

すると、「性差」の感覚も、自分が合っていないと感じているにもかかわらず、許容されないという人達が存在していることに対しても、どのような感情を生み出すことになるのか

教養のある人であっても「厳密な人」「バランスのいい人」「創造的な人」とおおまかに分けたとしても、その捉え方が違ってくるのではないでしょうか。

この教養は、べつの言葉で表現するならば、自分の中にある「価値観」といえます。

これだけ容易に調べられる環境が、もうでき上がってきているのです。

さらに付け加えていくと、人間もAIも、自分の承認欲球を満たしてくれる方向に動いていることを前提にし、鵜呑みして一喜一憂しないことも教養なのではないか、と思いました。