小さな庭

小さな庭で野菜を育てています。 座右の銘は「木は嵐に耐え、風雪に耐えてこそ、大樹に育つ。人間も同じである」木はもちろんのこと、野菜も土や水、酸素で育ちます。人間にとっての土、水、酸素は何なのだろうか、読んでいる本を通して思考中です。

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小さな庭で野菜を育てています。 座右の銘は「木は嵐に耐え、風雪に耐えてこそ、大樹に育つ。人間も同じである」木はもちろんのこと、野菜も土や水、酸素で育ちます。人間にとっての土、水、酸素は何なのだろうか、読んでいる本を通して思考中です。

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良禽(りょうきん)は木を選んで住む という蜀の賢人の働きを『三国志』に学ぶ

冬に向けて鳥も虫も、生き延びようと活動をしている。人間も、より良い環境に住むために必要な情報を手にいれようとするが、自分だけではわからないために、詳しく知る、分析ができる他人を必要とする。その他人の言葉を信用してよいものなのか、審議できる環境になければ不利を被る。 これはずっと昔からあることだと、『三国志』は教訓を残している。 たとえば競争ばかり経験していると、競争ばかりに目がいってしまい、真偽を確かめることを怠ってしまう。真偽を確かめることを怠ることで失敗を経験すると、

    • チューリップの芽が出てきた。昨年咲いたチューリップの球根を掘り出して、乾燥させて保管していた。中には腐ってしまったものもある。咲き終わった後に「どれだけ球根が栄養をとれるような環境にしてあげるか」が、大事だと聞いた。大人の勉強も同じなのではないだろうかと思っている。

      • 追記/「大切なものは目に見えない」の「大切なもの」とは何なのだろう?

        紹介したい詩がある。 この詩を書いたのは、的場ようこさんだ。彼女は10歳の時、筋委縮症を発病したという。 ようこさんは著書で書いている。 昭和30、40年代の障害児教育についても書かれている。 ほとんど歩けない障害児は就学猶予・免除という制度で学校教育が受けらず、父兄の送迎や学習環境の整備があれば…という条件付き。本人や親が希望しても、環境が整っていなければ、義務教育さえ受けられなかった、と。 自分が知っている世の中は、自分の視野の中にある世の中でしかない、と、多く

        • 「大切なものは目に見えない」の「大切なもの」とは何なのだろう?

          『星の王子さま』のテーマである「大切なものは目に見えない」の大切なものは何だろうか…とふと考えてみた。 「目に見えない」のだから、指をさして「これ」と示すことができない。が、そこにある。では、その「目に見えない」ものは、どのようにして見えないものだとわかったのだろうか…という哲学的な話が書かれているのだ。 そのヒントの一つに、小惑星B-612を発見した天文学者のことが書かれている。この小惑星の話を通して、番号にこだわるのは、大人が数字が好きだから、と。 そして、このよう

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        • 読書記録『三国志』吉川英治(著)
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          自分や自分を取り巻く環境に置き換えて考える「教材」

          きれいな夕焼けを見つけて、邪魔な建物がないところまで移動している間に、きれいな夕焼けがなくなっていてガッカリした経験がある。 ふと見上げた空が夕焼け雲で真っ赤に染まっていたことも知らずに歩いていたことがどれだけあったことか… 気づかない時には何とも思わず、気づいた時にはガッカリするものである。 一緒に始めた時にはわからなかったことが、だんだんとわかってくると、歯の間に異物がつまっているような感覚になってしまう。気になって舌の先で探り始めたものの、取れない。とりあえず鏡で

          遊んでわかる楽しさ(目的と手段、どっちがどっち?)

          家庭菜園をしながら、遊んでいる。 「こうしたら…こうなるのか」と野菜の育て方を学び、真似しつつ…も、 だんだん窮屈になってきてしまい、遊ぶことにした。 元々、家庭菜園を始めた目的は、野菜の収穫だけではなく、庭の緑を増やしたいという思いもあったからだ。 冬を迎え、木や花々は、落葉するか濃い緑色になって寒さに耐えている。その中で、徒長した野菜の苗をそのまま育てていたら花が咲いている。 野菜としては出来そこいになったけれども、その存在感に「いいね~」と喜んでいる自分に出会ってし

          人は自分の解釈と予想が外れたらどうするのだろうか…映画『誰かの幸せ』が教えてくれている

          こんな風景があったとしたら… どんな風に見えているのだろう…他人から これを無意識にやっていた人達がいる。その人達にとっては日常のことであっても、他人がこれを日常のこととしていない場合、「どうして一人なんだろうね」と、自分勝手に想像してストーリーをつくり出す。 一人の時間を大切にしたい人もいる ただ、何も考えずに歩きたいと思ってやってきたのに…「こっちにおいでよ」と仲間に入るように言われる それ自体が苦痛な人がいることに気づかない、または気づけない人もいる それは

          大切な人を思う心~『ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと』愛読者アンケートの声

          『ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと』愛読者アンケートの声の中に書かれているのは、大切な人への思いだということに気づいた人も多かったと思います。その人がいなければ、このように思うこともないからです。 前回の記事には書いていなかった声です。 そして、表紙には 2014年3月の発行されている本です。 この方々は今、社会の中でどのように生きているのだろうか…と、気になるのは、私だけではないのではないでしょうか。 日本社会全体が、この20年、このような人達にとって

          『ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと』と、鴨頭さんの話と、師弟の話

          鴨頭さんの動画を観て、この『ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと』の本を取り出した。 本の帯には、愛読者アンケートの声が書かれている。 鴨頭さんの話と結びついたのは、第2話「笑顔のスポットライト」に書かれている、入社2年目の星野と立花部長との話だ。その話というのは… 星野は、立花の部下だったのだが、成績が上がらずにクレーム部署へと回され、クレーム処理の仕事をすることになった。 クレームに対して納得できないと言っているのを「星野が未熟だからだ、と決めつけずにち

          王龍の神頼みと恨み

          王龍は歳をとり、自分が持っている畑の管理もままならなくなり、小作人制度を取り入れた。また妻の阿蘭が10歳から奴隷として働いていた黄(ホワン)家の大きな屋敷の奥を借り、そこに長男夫婦を住まわせた。もうすぐ孫が生まれることがわかったからだ。 長男の嫁の陣痛が始まると、その唸り声がこわくなり、何か霊の助けを求めたくなった王龍は、線香を買い、慈悲の菩薩がまつってある町の寺に行った。そして僧を呼び、布施をわたして、菩薩に線香を供えてくれと頼んだ。 僧が菩薩の前の香炉の灰に、線香をた

          『蹴りたい背中』を読んで

          本棚の奥に見えた『蹴りたい背中』は、我が子からの誕生日プレゼント。どうして『蹴りたい背中』の本なのか、受け取って戸惑った記憶が残っている。親の私への抗議の表明かもしれない…と受け取ってしまった自分の発想を打ち消すようにして読んだように思う。 「あれは…私の考えすぎだったのかな…」と思い返し、もう一度読んでみた。 ハツという女の子は、とても繊細な子。五感で感じたものを意識して心の中で吟味している。 著者はなぜ、ハツという女の子に「背中を蹴らせたのかな…?」と思った。読み進

          未来予想図の設計は他人任せにしてはならない

          昨年は『三国志』著吉川英治の長編を読み、今年は『大地』著パール・バックの長編小説を読んでいる。舞台はどちらも中国である。広大な土地を持つ中国を日本と同じように捉えることはできない。これらの小説を読んで思うところを起点にして、気づいたことを書いてみようを思う。 *題材  『大地』著パール・バック (発行)岩波文庫 / 『私の人間学』著池田大作 (発行)読売新聞社 日本という一つの国は、何をもって一つの国という括りになっているのだろうか。現在の日本は、日本の力だけでなく、日本以

          イソップ物語が問題の解決のヒントになった話

          水戸藩に伝わる書物にも記されているという、徳川幕府と水戸家の間に起こったい出来事を元に書かれている『鏡』(著)山本周五郎。この話には、イソップ物語のことが書かれている。 事の発端は、江戸城二の丸のやぐら下で、水戸家の家臣と本丸の御小人(おこびと)との些細な行き違いによって起こったいさかいで、水戸家の家臣が御小人を斬ってしまったという出来事だった。 当時の幕府は「幕府の威信」のために御三家といえども、仮借がなかった。事実、尾張家、紀伊家においても譴責(けんせき)や糾問(きゅ

          視空間認知

          3D と2D の組み合わせでつくったもの これを 3Dで見ると、こうなる。 この違いが認知の差となると気づいた。

          新年を迎えて2週間の挑戦

          「くっきり」「きっちり」とした区切りをつけることが苦手な私は、自分で一番挑戦しやすい環境を自分で定めている。新年への出発は、前の年の12月からの助走で始まる。 時間に余裕がないと、マルチタスクをこなすことが生活そのものになってしまう。家庭、家族との生活をいかにこなすか、だ。それは時間との闘いであり、どこかで抜けると、とんでもないことになってしまう。その一つはゴミ出しだった。ゴミ出しを忘れると、次のゴミ出しまでゴミをどこかで抱えて生活をしなければならない。忙しい人のために、前

          創造とは

          パール・バックという女性作家も、ここに書かれている「創造」という名にふさわしい人である。 パール・バックの著書『母よ 嘆くなかれ』は、知的障害をもって生まれた娘との生活を書いたものである。中国で暮らしている時に、周りの中国人女性達に娘を医者に診てもらうことを勧められたのだが、当時、まだよくわからなかった「知的障害」に診断をくだせる医師がいなかった。「原因がわからない」ということによる、胸が締めつけられるような母親の心情が描かれている。 『大地』は、農業を営む王龍(ワンルン