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コンフォートゾーンは出ない私のフリーランス看護師的働き方

私はフリーランスの看護師として働いている。
とはいえ、パートで週1~2回のデイサービス、別の介護施設で月4回の夜勤業務は契約社員として働きながら、残りの日は単発の仕事をちょこちょこ入れて働く。
こんなやり方で毎日別の職場を行き来している。

大変じゃないですか。
と思われるかもしれない。
たしかに、スケジュールを把握したり、普通の人が一つの業務を覚えればいいところ、いくつもの仕事の作業を覚えるのはムダと思われるかもしれない。

でも、私にとっては、そこでしか働けない、毎日同じ職場、同じ人間関係、という方が億劫。

***
コンフォートゾーンを出るか、出ないか、という話がある。
自分にとって快適な場所に居続ける、という。
この考えでいうと、いい仕事が見つかれば、
ずっと同じ職場で働くことがコンフォートゾーンということになりそうなものだ。

でも、会社員の仕事、というのは、そうではないと、私は気づいた。
ここがいい、と思っても、仕事環境は少しずつ変わっていく。
自分がその会社に求められる仕事内容も変わってくる。
ずっと同じ、ということはあり得ない。

どこか一つの場所でしか働けない。
ということ自体が私にとっては快適ではない。

コンフォートゾーンを少しずつ動かす

コロナが流行る前くらいに、『チーズはどこへ消えた?』という本を読んで、転職してことがあった。
ずっとそこにあるチーズを食べ続けていたねずみは最後にはチーズがなくなってしまい、もう一匹のねずみは新しいチーズを探し続けていた、という話。

これまで助産師の仕事をおもにやってきたので、高齢者看護の仕事をもう少し覚えたいと思って、終末期専門の病院で働いたことがあった。
大変すぎて半年くらいで辞めてしまったけれど、看護技術は向上した。

いろいろなところで働いているのは、同じチーズを食べ続けているネズミになりたくないという思いもある。
でも、つねに荒波に出ていくほど私は強くない。
だから、安定した仕事を持ちつつも、違う仕事の可能性もつねに探している。
同じ仕事ばかりを繰り返していると、だんだん腰が重くなって、もう疲れたから嫌な仕事でもがまんして働くか、という感じになってしまうし、視野も狭くなる。

あちこちで働きながら、いろいろな働き方をしている人から情報ももらえるし、身軽にしていたいな、という思いもある。

大変な仕事はしない。
でも、コンフォートゾーンは、常に居心地のいいところに居続けることではなくて、少しずつ、半歩ずつでも、もう少し快適な場所を探す努力もしてみる。

『ライフピポット』という本の考え方に近いかもしれません。

いまやっている仕事、いまもっている自分の手持ちの能力や技術を使って、つぎのステップにいく準備をしていく。乗換していく。

人生の楽しみは旅と読書。

誰かがそんなことを言っていました。
基本的には、安住するより、身軽な旅人でいたいタイプです。

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