贈りもの
最高の贈りもの
『最高の贈りもの』はやっぱり『時間』かなと思います。
今年のお誕生日、妹から届いた封筒にはかわいいエメラルドグリーンの小さなイヤリングが入っていました。なぜか「あっちゃんには絶対これだよ」と小さな甥っ子が譲らなかったというエピソードつき。
あれこれ言いながら選んでくれた、わたしの知らない時間が二人にあったことが、なぜかとても嬉しい出来事でした。
喜んでもらいたい、と思える相手がいて、なにかしてあげたいねって考える時間そのものが、もう幸せな感じがします。考えるほうと考えてもらうほう、どっちもあると最高に幸せなのかな。
贈りものにとてもいい、音楽のある時間。
企画してきたコンサートにも、ときどきお祝いの場として選んで来てくれる人たちがいて、みなさんとてもかわいい笑顔を見せてくれます。
彼が音楽が好きなので喜ぶかなと思って、とか。音楽好きどうしでおつきあいはじめたんです、とか。
そういえば、先日友人が「こんど日程が決まったら教えてください!母を誘っていきたいから」と言ってくれました。うれしかった♡
お母さまと一緒に聞けるコンサートがなかなかないんだそうですよ。
なるほど。
なるほど。
音楽は、ゆるやかな共感のある時間
大切な人たちのことは、毎日のように、心では思っているけれど、なかなか時間を贈ることをしていないなとも思います。
いつもスケジュールがパンパンな茶道の先生が「会いたい人と約束して会おうと思うとね、なかなか大変なのよ」、と。
だからね、「一緒に歌をならいに行ってるの」と話してくれたこともありました。
音楽は、ゆるやかに一緒にいられる時間になる。
今年はもう少していねいに、贈って贈られて、ができたらいいなと思います。
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