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イベント・ジャズライブコーディネーター。 会社員時代の経験をフル活用して、ひとり事業活…

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イベント・ジャズライブコーディネーター。 会社員時代の経験をフル活用して、ひとり事業活動中。得意分野は仮説検証からの企画とプロジェクトマネージメント。現在、「小さなコミュニティに一流の音楽・ジャズライブを届ける」企画に奔走中。活動テーマは『今日が大切な日になるように』

マガジン

  • 企画ノート

    企画が誕生するとき、そこには、ベースになった「どうしてだろう?」「こうだったらいいのになあ」という想いがあります。けれど、ソレはとても儚く、すぐにほかの目立つものの陰に隠れてしまう。隠れるまえに、企画のヒントを記します。

  • プロフィール I 企画への道

  • つぶやき

  • 音楽会

    企画開催したコンサートの話し

最近の記事

終演後の表情を ひとつずつ思いだしながら ああそうかと気がつきます。 音楽家一人一人に 磨かれた個性があるからこそ 私たちはその響きあいに惹かれます。 そしてまた 客席のみなさん一人一人の感性にも 企画人は惹かれるのですね。 終演後の会場の笑顔は 最高のご褒美になりました。

    • 颯爽とあらわれて。 美しく楽器をしつらえ 音の響きを確かめる。 笑顔ですすめる準備のなかにも プロの厳しく真摯な姿が顔をだす。 そういう姿のひとつひとつに 音楽家が音楽家として生きてきた 時間というものの見えない景色が いま目のまえに見えている.. そんな気持ちになるのです。

      • コンサートの舞台裏 | 企画

        企画公開TABICAさんにて企画を公開しました ⸜(*ˊᵕˋ* )⸝ ※詳細末尾 昨年末にはじめてチャレンジした、コンサートの舞台裏をご案内する企画です。チャレンジといっても、わたしは、場の雰囲気と緊張感をキープさせるのみ。参加者のみなさんが、ふだんは観られない舞台裏に潜入し、ステージから客席をみる感覚をあじわっていただく企画です。 カーネギーホールでの体験ずいぶん前ですが、ニューヨークのカーネギーホールで、舞台裏見学会に参加しました。本番まえの舞台裏ではなく、休演日にお

        • 朝、いちばん好きな時間をつくる

          めざまし時計2020年3月、目覚まし時計をやめました。 朝、目覚めて太陽の光りをしっかり目に浴びる。そうすると、夜はほどよい時間に眠くなり、翌朝もおなじ時間にぱっと目が覚めます。よくできてる。 この流れを意識するようになってから、ほんとうに身体が楽になりました。朝陽だよ~、と太陽の光を浴びるのは、メラトニンとセロトニン、二つのホルモンに対して、わたしが出来ているほぼ唯一のお手伝いです。 足りない太陽時間朝の時間は、楽しいです。ああまだ今日は何時間もある~と思えるし、太陽

        終演後の表情を ひとつずつ思いだしながら ああそうかと気がつきます。 音楽家一人一人に 磨かれた個性があるからこそ 私たちはその響きあいに惹かれます。 そしてまた 客席のみなさん一人一人の感性にも 企画人は惹かれるのですね。 終演後の会場の笑顔は 最高のご褒美になりました。

        • 颯爽とあらわれて。 美しく楽器をしつらえ 音の響きを確かめる。 笑顔ですすめる準備のなかにも プロの厳しく真摯な姿が顔をだす。 そういう姿のひとつひとつに 音楽家が音楽家として生きてきた 時間というものの見えない景色が いま目のまえに見えている.. そんな気持ちになるのです。

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        記事

          COFFEE & JAZZ LIVE『ねばり勝ちした男の子』

          目黒区自由が丘。 日曜日のジャズコンサートは、お店に企画書をもちこんでから閉店までの四年半、スタッフにも、お客さまにも、大切に育てていただいて、とても恵まれた企画になりました。 最後の一滴まで楽しんでほしい日曜日住宅街のほど近くにあり、通りに面して大きな窓があるそのカフェは、街との交流も叶えてくれました。 夕方、ふらりとまえを通り「あ、今日なんだね。あとで来ようかな?」とご近所の方に言ってもらえるのは、とても嬉しいことでした。 あ、聴きたい。いま聴きたい。 その「新

          COFFEE & JAZZ LIVE『ねばり勝ちした男の子』

          COFFEE & JAZZ LIVE『窓にはりつく男の子』

          大きな窓があるカフェで、日曜日に開催していたコンサート。この窓のあるカフェをみつけた日、脳内に描いていた、理想の場所に出会ったことにおどろきました。 窓の外には、いろいろな人が現れます。 ある夏の日に、サッカー帰りの小学生がやってきました。サッカーの練習に迎えに行っていたというお母さまと一緒です。 店内にはサウンドチェックをしているミュージシャン。 少年は、その姿に釘づけになり、渡したフライヤーをしっかりにぎり、帰りたくなさそうにしています。「シャワー浴びて、またここ

          COFFEE & JAZZ LIVE『窓にはりつく男の子』

          お寺で音楽会 『はじまり』

          小学生の甥っ子は、穏やかでいつも楽しそうにしています。 一緒にいるあいだはとにかくずーっと、しゃべっているか歌っていて、話しかける相手は、ゲームでも人間でもなんでもいいようですが、誰も聞いていないと寂しいらしく、誰かが聞いていることはこまめに確認していて、とてもかわいい。 彼をみていると、音楽はこんなに身近なものなんだなあ、と新鮮な気持ちになります。鼻歌は、即興であることがほとんどだし、体も一緒にうごいている。 * 大人になると、なぜか忘れてしまう「音楽」の存在を、た

          お寺で音楽会 『はじまり』

          贈りもの

          最高の贈りもの『最高の贈りもの』はやっぱり『時間』かなと思います。 今年のお誕生日、妹から届いた封筒にはかわいいエメラルドグリーンの小さなイヤリングが入っていました。なぜか「あっちゃんには絶対これだよ」と小さな甥っ子が譲らなかったというエピソードつき。 あれこれ言いながら選んでくれた、わたしの知らない時間が二人にあったことが、なぜかとても嬉しい出来事でした。 喜んでもらいたい、と思える相手がいて、なにかしてあげたいねって考える時間そのものが、もう幸せな感じがします。考え

          贈りもの

          大好きなトラットリア・マガーリで、カルネサラータをオーダーした日。「今日ね、北イタリア出身の方がこのカルネサラータを求めて来てくれたの」と。故郷のこの味に出会えてほんとうに嬉しそうにしてくれたそうです。誰かが探しあてて来てくれるなんて最高に素敵だな。人をよぶ仕事ってあるんだな。

          大好きなトラットリア・マガーリで、カルネサラータをオーダーした日。「今日ね、北イタリア出身の方がこのカルネサラータを求めて来てくれたの」と。故郷のこの味に出会えてほんとうに嬉しそうにしてくれたそうです。誰かが探しあてて来てくれるなんて最高に素敵だな。人をよぶ仕事ってあるんだな。

          小さな子たちも大人も夢中になって、幸せそうな笑顔でたべるヨーグルトアイスのお店へ。この街にもあったらいいなを作り続けてくれる人たちへの感謝の気持ちをあらためて感じて来ました。お店を始めることも、交流できる空間を作り続けることも、大変なことだと思う。誰もしてくれなくなったら悲しい。

          小さな子たちも大人も夢中になって、幸せそうな笑顔でたべるヨーグルトアイスのお店へ。この街にもあったらいいなを作り続けてくれる人たちへの感謝の気持ちをあらためて感じて来ました。お店を始めることも、交流できる空間を作り続けることも、大変なことだと思う。誰もしてくれなくなったら悲しい。

          贅沢、と、蕎麦、という漢字を書いた。調べて書いた。一緒にいるのにちゃんと見ていなかった誰かの顔のよう、でもなんど見比べても合っていた。書けないようにみえて、それぞれは親しみのある部首や部位。宿る生い立ちを思い、見ないと勿体ないねという気持ちにもなりました。葉書きを6枚書きました。

          贅沢、と、蕎麦、という漢字を書いた。調べて書いた。一緒にいるのにちゃんと見ていなかった誰かの顔のよう、でもなんど見比べても合っていた。書けないようにみえて、それぞれは親しみのある部首や部位。宿る生い立ちを思い、見ないと勿体ないねという気持ちにもなりました。葉書きを6枚書きました。

          そして、うちの窓辺も

          そして、うちの窓辺も

          そうだよね、そっちだよね

          そうだよね、そっちだよね

          本音のほんねにみる企画

          ちょうどいい機会 実家にいると家族のだれかが「お茶のもうか~」という。 「うんいいね~」といって、たいていみんな賛成する。ちょうど飲みたかったんだ、というときもあるし、その提案に乗りたいな、とゼロ地点にいた心が飲みたい地点までかんたんに動くこともある。 機会があれば 実家にいないと日本茶をのむ機会が減ってしまう。 いつでもお湯のたっぷりはいった指でお湯がでるポットがないせいかもしれないし、誰も、お茶のもうか~、と言わないからかもしれない。 いつしか、ペットボトルでも温

          本音のほんねにみる企画

          めざすのは、話したくなるフライヤー。

          デザイナーさんのお仕事 企画を思いついて大切な要素が整ってくると、フライヤーのことを考えはじめます。 数年前まで、ディレクションのみを担当し、デザインはデザイナーさんにお願いしていました。 デザイナーさんから出てくるアイデアにはいつもオドロキがあり、脳にしまってあった企画を「こんなに立派に育ててもらえた」喜びは替えがたく、大好きな瞬間です。 フライヤーデザインはじめました しかし、ある時から、デザイナーさんに頼まずに制作も自分でやる必要がでてきました。 illustr

          めざすのは、話したくなるフライヤー。

          旅したくなる音楽会

          新しい企画を公開しました札幌という土地も、豊平館という歴史ある洋館も魅力的。そんな場所でジャズコンサートを開催します。 機会があれば 機会があれば行ってみたい場所というのは、たくさんあります。 近所に住んでいて "いつか" 行こうと思っていても、何故か、その "いつか" はなかなか訪れない。 ある日、ふとそちらの方に心がうごき、やっと訪れた機会に嬉々として散歩をはじめる。すると、まったく知らない "通り" が存在したことに、あらためて驚いてしまうです。 十数年住んでい

          旅したくなる音楽会