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たった一つの後悔でどうしようもなく心が苦しい、そんなときは・・・


「後悔」

できれば感じたくない感情ですが、
過去の出来事に対する後悔は、誰にでもひとつやふたつはありますよね。

そんな1つの後悔から、自分そのものを否定してしまうほど
苦しい状況になってしまったら…

人生応援カウンセラーのmingoです。

今回は『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みに回答します。

🔸ココロノマルシェとは…

根本裕幸カウンセラーの「お弟子卒業生」たちが、みなさんから寄せられたお悩みを受け付けている掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、ぜひご利用ください。

今回のお悩みは、
「学生時代に恋愛してなかったことへの後悔」を抱えるほしさん。

20代半ばです。
学生時代に恋愛してなかった、正確にはまともなお付き合いをした経験がないことについて後悔があり苦しむことがあります。
中学の頃ある同級生に告白されて付き合い出したのですが、その同級生の友人もあとから告白してきて三角関係になりました。自分のせいで友情が壊れたらどうしようと不安でした。
結局先に告白してくれた人と付き合い出したのですが、自分より女性らしい体型の同級生と浮気しているのを目撃して挙句の果てに振られました。
またあとから告白してきた同級生とは高校生になってから私の方から告白したのですが、相手がデートの時間を守らないことが続きフェードアウトしました。
こんな感じでいつしか男性は自分の敵だと思うようになり、話しかけられてもツンとした態度をしてしまったり、男性に負けないという男性からしたら「生意気でかわいくない」態度を取るようになりました。

今思うと中高生は未熟だからこんな深刻に考えなくてよかったのかなとも思いますが当時は考えが及びませんでした。

大学は女子大に入り、サークルもボランティアもアルバイトもしていましたが同年代の異性はおらず、恋愛とは無縁の生活をしていました。
女子大に入ったおかげでそれまでしてきたおしゃれにも興味がなくなり、元々気が強い性格がさらに強化されました。しかし、社会人になってから自分の考えが変わりました。
気が強い自分にも接してくれる男性がいること、そして一方でセクハラ(&パワハラ)を受けたことがきっかけで、自分もそろそろ男性を見る目を養って自分に合う男性とお付き合いしてみたいという願望が出てきました。

これまで友人の紹介やアプリで2回お付き合いしたことがあり、お二人とも誠実な方だったのですが、いずれも1年続きませんでした。
その原因は①自分とバックグラウンドがあまりにも異なり話が合わないこと、
そして②私の方が性欲が強く相手を疲れさせてしまったことがあります。
ちなみに社会人になってから性欲が出てきて、行為がなかったり断られると自分の存在価値がなくなると思ってしまいます。
外見や体目的で近づく男性が嫌だったのに今は逆転してしまってます。

こうした別れの原因を考えると、血気盛んでバックグラウンドも似たもの同士が集まる学生時代にお付き合いの経験があれば、こんなに苦労しなかっただろうにと思います。
親にも「女性は大学生くらいの時が一番モテるのに今更後悔してバカだね」などと辛辣なことを言われます。
私も好きな人と心も体も満たされて幸せに暮らしたいです。
外で夫婦や赤ちゃん連れを見ると自分の未来はこうはならないかもしれないなと思えて辛いです。

どうしたら学生時代恋愛しなかった後悔を感じず、自己肯定感を高く保ったまま前向きに恋愛できるようになるでしょうか?

ほしさん、こんにちは。

生きているといろいろと後悔することありますよねー。
私も過去に後悔したことなんて数知れずあります、、、

それでも未来に向かって生きるしかないので、
私から前向きに生きるヒントをお伝えできればと思います!

さて、ほしさん。
中高生時代に三角関係や浮気を経験してるなんて、
なかなかの強者だなと思いましたよ!笑

そのことがきっかけで恋愛から離れた大学時代を送っていたんですね。
でも今は、恋愛していなかった大学生時代を後悔している、と。

後悔自体は悪いことではないんですが、相談文を読んで私が感じたのは、
ほしさんは今、ちょっと自己否定に偏ってしまっているのかなということ。

>ちなみに社会人になってから性欲が出てきて、行為がなかったり断られると
自分の存在価値がなくなると思ってしまいます。

特にここ。
断られてもほしさんの価値がななくなったりしません、絶対に。

でも、大学時代に恋愛してこなかったという1つの後悔から、
過去の自分を否定して、まるで自分の全てがダメであるかのように
捉えてしまっているので「断られた=自分を否定された」と感じてしまいます。

本当は相手が疲れているとか、気分が乗らないとかそういう理由が
ほとんどで相手の自己都合なだけ。

それでも自分そのものを否定されたように感じてしまう気持ちもわかります。
私も昔はそうだったから。辛いですよね。

だけど、性欲に限らず自分の都合で誰かからのお誘いを断ったことは
誰でもあると思います。友達からの遊びの誘いを仕事だからとお断りするとか、
その日は他の予定があるから行けないとか。

それと同じように相手の都合が合わなかっただけだと考えてくださいね。
または、「コイツ見る目ないな」でもオッケー!笑

とはいえ、「なかなかそう思えないから困ってるんです!」という場合は、
後悔している大学時代のことを思い出して、「恋愛する代わりに得たもの」
をリストアップしてみてください。

サークルやボランティア、バイトで知り合った人たちとの楽しい思い出や
素敵なご縁、みんなでやり遂げたことなど得たものはたくさんあると思います。できればその一つ一つに感謝の気持ちを感じてみましょう。

経験してこなかったことではなく、
「経験したこと=得たもの」に目を向けるんです。

今は恋愛に意識が向いているから恋愛のことを後悔しているけど、
恋愛していなかった大学時代は、中高時代の恋愛の傷を癒すのに
必要な時間だったんだと思います。

後悔が悪いわけではないけど、後悔する必要はないってことです。

それはほしさんが選択できることなので、後悔する代わりに
「大学時代に恋愛しなかったおかげで得たもの」に注目して頑張った自分や、
やり遂げたことについてたくさん自分を褒めてあげてください。

もし恋愛に熱中していたら、サークルもボランティアもバイトもそこまで集中
できなかったかもしれないし、そこでの経験をすることはなかったかもしれない。

大学時代に恋愛をしたからといって、社会人になって恋愛に苦労しないわけではないし、恋愛経験が豊富でも辛い恋になってしまっている人もたくさんいます。

逆に30歳を超えてから初めて異性とお付き合いして、初体験もその人で
そのまま結婚する人もいるし本当に人それそれです。

今のほしさんは「ない」に目を向けてしまっているように
思いましたがどうでしょうか。

意識したものは拡大して現れます。
「ない」を意識してしまうと実際に「ない」現実ばかりになるし、
「ある」に意識が向けば、それは「ある」になります。
現在か未来かの違いはありますが。

今からでも男を見る目を養うことはできるし、ほしさんにも街で見かける
仲良し夫婦や幸せそうな家族連れの未来もあります。
ほしさんがそっちを向けばその未来は「ある」になるんです。

後悔するって人間らしくていいじゃないですか。

私は、後悔=失敗したと感じている、ということだと考えますが、
失敗から学べることもたくさんあります。

だから、後悔する出来事を見つけたらその経験を活かして
成長するチャンスがきたということ。
そんな時は、「気づいてよかった!」と感謝して前に進んでいきましょ。

自己肯定感を高く保つためには、どんな自分も肯定すること。
いい時の自分もダメな自分も丸ごと受け入れて全部マル!
にしていくことが重要です。

過去の辛い出来事もその時の自分が乗り越えてくれたおかげで、
ほしさんの経験値が上がっています。

器も大きくなるし、人としての魅力も増しているはず。
だからその頃の自分に感謝することも自己否定をなくすために効果的です。

あの時の私は最高だった、あれは失敗したけどそれも経験、後悔することも
あるけどその時はそればベストな選択だった、自分に必要なことだったと
思えるようになると自己肯定感をキープしたまま前向きに恋愛できるように
なると思います。

得たものをリストアップしたけど、自己否定が止まらなかったり、
後悔がなくならないという時は、もっと深くほしさんの心の状態を
みていくと解決に近づくかもしれません。

その時は、ぜひ自分に合ったカウンセラーに相談してみてくださいね。
ひとりでやるよりもずっと早く効果が得られると思います。


ほしさんが前向きに素敵な恋愛ができるよう、応援していますね!
ご相談ありがとうございました。

人生応援カウンセラー mingo


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