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本「考え方を少し変えるだけで人生が変わる」


読んで気づいたこと

頑張ろうと思わなくていい

僕は転職前にうつ病を経験しましたが、転職してからも、うつになってしまいました。振り返れば、職場のために売上を出したい!売上を出した分だけボーナスに上乗せだから、沢山頑張らないと!と無意識下で思っていたのが、自らを苦しめて、セルフブラックの状態になってしまいました。結果、うつになったと考えています。でも、沢山営業をして体を壊すより、ほどほどに成果を出して、心身共に健康でいたほうが、ベストな生き方ですよね。

「出来る人」だから、任せられている

うつ状態になると、僕の場合自分に全く自信を持てなくなってしまいます。「自分なんかいないほうがいい。人の役に立たない存在なんだ。」
と思うと、ネガティブなことなのに、なんか安心しちゃうんですよね。
でも、そんなこと全然ないんです。例えば、仕事は「出来そうなヤツ」だから採用をしてもらったし、職場で働いています。家事を任せられる時は、「あなたなら出来る」から、洗濯や掃除を任せられています。何も能力がなければ、何も任されていません。つまり、自分は人の役に立っている存在だし、いた方がいい存在なんです。そういうことに気付かされました。

気づかぬうちに、マイナスの習慣を作り出していた

僕はこの本を読んでから、職場に到着して、既に心が疲れていることに気が付きました。でも、朝起きてすぐは疲れていません。なんでだろうと思い返すと、原因は通勤途中にあると考えました。僕は、職場までバスと電車を乗り継いで通勤しています。朝は常に満員で、人の多さで気持ち悪くなることもしばしばあります。しかも、皆疲れ切った顔で、影響されてなのか僕も疲れていました。そんな当たり前の光景が、僕の心を病ませる原因の1つになったと思います。

思いついたことをするということが、今を生きるということ

楽して生きる方法が書いてある本や、マインドフルネス的なことが書いてある本には、「今を生きなさい」と書いてあることが多く感じます。しかし、具体的につまり何をすればいいのかが書いていません。僕は、今を生きるという哲学的な投げかけに、悩まされていました。しかし、この本には、
「今したいと思ったことをすることが、今を生きるということ」
と書いており、悩みが解決されました。本を読みたいと思ったら読んでいいし、途中で読むのが飽きたら、ゲームをしていいんです。そういえば、~時までは本を読んで、そのあとは・・・と予定を決めて、その通りに行動する癖が、僕にはあります。それが、知らずのうちに自分を苦しめていたのかもしれません。


これからの自分

「しなきゃ・やらなきゃ」と思ったら、「そう思わなくても出来ているよ」と認める

転職して就いた営業職。売上貢献しなきゃ!そのために、先輩や本から営業の知恵を学ばなきゃ!と思っていました。でも、僕は以前アルバイトで、接客販売の仕事をしており、学生時代には福祉の勉強をしている関係で、傾聴力も磨かれています。それらを合わせて、仕事をすればいいんです。何も、1から100まで猛勉強する必要はないんです。また、空いた時間に、なにか予定をいれないと充実できないから、予定をいれなきゃ!と思うこともありました。しかし、それでは休日なのに休むことが出来ていません。ぼーっとすることも充実の1つです。なにも予定をいれないという予定があってもいいんです。

しんどそうな人を見ない

僕の長所は、相手の気持ちを考えることができることです。短所は、相手の影響を受けてしまうということです。前述の通り、朝の通勤で既に疲れてしまうことに気が付きました。対処法としては、できるだけ人混みを避けたり、しんどそうな人に合わないということです。そのためには、朝早くカフェに行くことだと考えました。早朝のバス・電車は人混みが少なく、負の影響を受けにくいです。また、朝カフェは勉強や作業をしている人が多く、僕も作業や読書がはかどります。朝活は僕自信の経験からも、おすすめできます。

思いついたことをしてみる

僕がよく思いつくことは、「コーヒーを淹れて飲みたい・ゲームしたい・本読みたい・横になって休みたい・動画みたい」です。また、外出先では、「これ食べてみたい・これ欲しい」とふと思うことがあります。今までは「いや、今やってもな、、食べてもな、、買ってもな、、」と自分を押さえてしまっていました。でも、これからは、自分の欲求にできるだけ忠実に生きていきます。あと、「そろそろいいかな」と思うことがあります。それも、やり始めたからには最後までやりたいと思えば、最後までやればいいし、やっぱり終わりたかったら、途中で終えてもいいんです。今自分はどうしたいのかに、反応していきたいです。


感想

この本は、頑張らずに生きる考え方を与えてくれる本だと、読んでいて思いました。しかも、著者の経験に基づいて書かれているので、自分自身の経験に当てはめて読めました。頑張る・耐える・我慢も時には大事ですが、ポキっと折れてしまうのは、時間の問題です。そうじゃなくてもいいんだよって言ってくれる、人・本は本当に大切な存在ですね。

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