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マインディアで実施している初心者向けSQL講座の内容を公開します

こんにちは。Marketing & Operation Managerの石渡です。この記事執筆が2022年の仕事納めになる予定です。今年もお疲れ様でした。

マインディアではアンケートデータやECサイトの購買データなど、大量のデータを扱う場面が多いです。そのため、SQLが書けない非エンジニアメンバー向けに簡単なSQL講座を実施しています。この記事ではその内容を公開したいと思います。

SQLとは

ざっくり言うと、データを活用するためにデータベースから必要なデータを抽出するためのデータベース言語です(本来は抽出だけでなくデータの追加や削除などにも使いますが、非エンジニアは抽出できれば十分であるケースが多いです)。
例えばウェブサービスのアクセスログなど、さほど大規模なサービスでなくても生データは数万・数億行にも及ぶことが珍しくなく、必要なデータの抽出ができないと生データだけを眺めても何も分かりません。そのため、SQLで必要なデータだけを抽出することで分析しやすくします。

非エンジニアがSQLを覚える必要ある?

環境によるので一概にどちらとは言えませんが、やはり書けないよりは書けたほうが仕事の幅が広がります。また、いちいちエンジニアやデータアナリストにデータ抽出を頼む必要がなくなるので、特にスピード感が重要なプロジェクトを担当している場合には自分で書けることの重要度が上がると思います。

また、SQLの長所として、プログラミング言語の中でも非常に覚えやすいことが挙げられます。SQLはもともとは「SEQUEL」という名称だったそうです。「SEQUEL」はA STRUCTURED ENGLISH QUERY LANGUAGEの略です。つまり「構造化された英語」なんですね。英語なら昔から学校でも習っているので、ゴリゴリ文系の非エンジニアの方でもとっつきやすいのではないでしょうか。「覚える必要があるか」を議論している間に覚えちゃった方が早いです。

※SnowVillageさんの動画をお借りしました。

最近ではAIでもSQLを書いてもらえるようになりました。しかし、自分に最低限の知識がないとそのクエリが合っているのか間違っているのかも分かりません。例えばこちらの画像をご覧ください。

ChatGPTで出てきたクエリ

こんな風にAIに書いてもらっても、自分自身に最低限のSQLスキルがないとこのクエリが間違っていたときに修正できません。最悪の場合は合っているか間違っているかも分からず、そのままクエリを実行して結果が合っていると信じ込んで間違った意思決定をしてしまうこともありえます。

また、上記の例は非常にシンプルな内容のデータ抽出ですが、もっと複雑な内容の場合はAIに指示を出すにしてもSQLを理解していないと正確な指示を出すことができません。

SQLを覚えたいというニーズ

実際にマインディアに入社してくる非エンジニアで、SQLを覚えたいという方はたくさんいます。私の個人のnoteでも2年前に書いたこの記事が今でも結構PVが伸びていて、そういったニーズは根強いんだなと感じています。

私自身も以前はまったくSQLは書けなかったのですが、前職時代にデータ分析部の方に教えていただいて書けるようになりました。

そのようなニーズに応えるために、また事業のスピードを落とさずに意思決定するために、マインディアではSQL講座を実施しています。

講座スライド

一部改変はしていますが、ほぼほぼ社内向けの勉強会に使用しているのと同じものを公開します。

講座では、一緒にSQLを書きながら演習問題もこなして覚えていく形式を取っています。もちろん個人差はありますが、早い人だと1時間 × 3回 (+ 宿題) で基本的なクエリは書けるようになります。


最後に

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