スポーツの日!マインドフルネス人口をランニングと比較して展望してみた

初めまして!

音声メディア「Voicy」公式による、マインドフルネス瞑想の習慣化サポートチャンネルです。 瞑想にまつわる最新トレンド&基礎知識のワントピックと、音声ガイドによる「誘導瞑想」という構成で、毎朝6:30〜10分ほどの放送をお届けしています。

瞑想…「興味があったけどきっかけを逃していた」「始めてみたけど続かない」、そう思ったとしたら、そんなあなたにこそ一度、お試しいただきたい放送です。

さて詳しい自己紹介は改めて…として、今日は「スポーツの日」ですね!とあるスポーツの盛り上がりや普及度合いを、「○○人口」と言って尺度にしますが、今日の放送で、マインドフルネス瞑想を実践する人ってどのくらい?という話をしたので、noteでも紹介します。

マインドフルネス人口、3年後に935万人

今日は、スポーツの日ということで、スポーツ人口じゃないですが、“マインドフルネス人口”について取り上げます。数年前に日本でブームになり、今や気軽なスポーツとして定着したランニングと比較してみました。
マインドフルネス市場の今後を考えると、マインドフルネス瞑想を実践するあなたは流行の最先端を行く一人かもしれないですよ?

※「早速、音声で聞いてみたい」という方はこちらから↓

マインドフルネス瞑想に興味を持ったきっかけは何ですか?
私の場合はヨガですが、チャンネル運営メンバーの男性陣はメンタリストDaiGoさんのYouTubeという声が複数ありました。他にも、Googleが社内研修に瞑想を取り入れている、という話は有名ですよね。

以前の放送で、新R25の記事から、アメリカの瞑想産業の市場規模は4兆円にのぼる、という話を紹介しましたが、日本での市場規模ってどのくらいだろう、と思っていたところ、先日出たプレスリリースに市場規模に関する調査が載っていました。
PRTIMESに掲載されていた、ラッセル・マインドフルネス・エンターテイメントジャパンという会社調べのものです。

それによると、日本で月1回以上マインドフルネスを実践している人は、2020年現在、193万人だそうです。日本の人口は7月時点で1億2500万人ほどなので、人口比率にすると1.5%になります。
それが、3年後の2023年には4.8倍の935万人になる、と試算しています。人口比率で8%です。国民の10人に一人には満たないけれども、20人いたら一人以上は実践している、というイメージです。

個人的には、結構多いんじゃないか、と思ったのですが、さらに、ランニング人口と比べてみます。

ランニングと同程度に普及している可能性

笹川スポーツ財団の2018年の調査(※隔年調査で、記事作成時の最新)によると、週1回以上走っている人は推定549万人、週2回以上は373万人だそうです。ただ年に1回以上に広げると、964万人で人口比率9.3%にのぼります。年に数回走る程度であれば、ざっくり10人に一人はランニングに親しんでいる、と言えます。

先ほどの調査では、マインドフルネス人口は3年後に935万人になると言っています。つまり、マインドフルネスを月1回以上やる人が、年に1回以上ランニングしている人と同じくらいのスケールまで増えているーという見通しです。

ここで二つ補足しますね。一つは、データの時系列について。ランニング人口のデータは2018年なのに対して、マインドフルネス人口の見通しは2023年と、5年のラグがあります。厳密には比較しにくいのですが、それでも、東京マラソンの盛り上がりとか、日常的に街中や公園で見かける市民ランナーとか、ランニング・ジョキングが市民権を得ている状態は想像に容易いですよね。そんな状態が将来のマインドフルネス瞑想でも起こりうるかもーという目安にはなるかと思います。

もう一つは、それぞれの実施頻度について。ランニングは、身一つでできる手軽さが特徴ですが、マインドフルネス瞑想はランニングよりさらに、時間や場所を選ばず実践できます。そうした特性を踏まえ、ランニングの年に1回以上という頻度と、月に1回以上という頻度は、同程度に扱えるのでは、と便宜的に判断しています。

さて話を本題に戻します。実は私もランニングシューズやランニングウェアを持っていて、遊び程度の市民大会には何度か出たことがあります。ですが普段は、月1回も走れていないため、この964万人(ランニングを年1回以上する)の一人です。そんな程度なのでランニングやっています、とはとても言えないのですが、ちょっと食べ過ぎたな、運動不足だな、と思ったら、ランニングすることへの心理的ハードルは低めです。ランニングの良さは、思い立ったら着替えて、シューズ履けばすぐ走り出せること、ですよね。年に数回は走っているだろうな、という実感があります。

そういう緩〜い括りでいうと、3年後の日本で、月1回以上のペースで何らかマインドフルネス瞑想を実践するくらいに、国民の間に普及している可能性はあるかもしれない、と思いました。

ちなみに同調査では、マインドフルネスの市場規模も試算しており、3年後には、現在の5.7倍の2500億円になると言っています。市場規模については他にも多数の調査がなされているので、また別の機会に触れられたらと思います。

世の中は瞑想を実践したい人に追い風

人口や市場規模が大きくなると、愛好家にとっては選択肢が増えるのが良いですよね。

このチャンネルもたまたま、今年の6月にスタートしていますが、このコロナ禍で瞑想アプリのDL数はアメリカや日本で増えていると言われますし、この数ヶ月で新しい瞑想アプリも立て続けにリリースされています。瞑想専門スタジオやオンライン講座も目立つようになってきました。

すると、数ある選択肢の中から自分に合うものを選び取りやすくなります。
何が言いたいのかというと、これを読んで(聞いて)くださっているあなたのように、少しでもマインドフルネスにアンテナを立てていれば、これから先、世の中の環境としては年々、瞑想に関する情報やサービスが充実して来るので、環境に背中を押してもらいやすくなっているはずです。

そして今、実践しているあなたは、人口比率からみると、イノベーションを普及させる5段階を表したイノベーション理論でいう、イノベーターやアーリーアダプターの一人ではないのかな、とも思います。

瞑想の習慣化チャレンジの一助になりたい

と、このような、マインドフルネス瞑想にまつわる話題とともに、実際に瞑想をしていただける音声ガイドをセットにして放送しています。もし興味が湧いてきたら、聞いてみてくださいね♪

アプリダウンロードしてチャンネルフォローすると、毎日の新着を逃さずに聞いていただけます。今日の担当はMayu(@happythrilling)でした。

最後に、マインドフルネス瞑想の人口やトレンドについては、これからも追っていけたらと思っています。オススメのデータやご意見・ご感想ありましたら、コメント欄にお気軽にお寄せください。

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