Week 1-2 マインドフルネスの姿勢
<マインドフルネスのプラクティスを始めるにあたって>
よりマインドフルな状態を育てるためには、
意図的に時間を作って、マインドフルな状態を高めていけるように、実践(プラクティス)していかなくてはなりません。
まず、静かな場所を探してみましょう。
家、職場、外などで、他の人に邪魔されないような場所を見つけられるでしょうか?
本日のプラクティスは椅子に座って行います。
姿勢はリラックスと緊張が程よいバランスにある姿勢を身につけることが大切です。
両足は床につけ、意識して背筋を伸ばして座ってみましょう。
腰・肩が一直線に上に向かい、その上に頭がのる感じです。
腰・肩の線上に、耳の穴がそろったところで、頭首肩の負担がなくなり、楽になる位置を見つけられるはずです。
力の入れすぎはよくありません。
骨が体を支え、周囲の筋肉がリラックスしているとイメージすると良いでしょう。
地球としっかりつながっているという感覚を意図的に持ってみるとよいでしょう。
疲れていたり、エネルギーが十分でないと感じたりしても、背もたれをサポートとして使わず、できるだけ体を起こして座りましょう。
代わりに椅子の背面にクッションなどを置いて腰を支えることで、背中をサポートしつつ、座っても良いでしょう。
もし、座布団や床の上に座ることに慣れている場合はそのような姿勢で行ってみましょう。
どの姿勢が良いということはありません。もし座る時間が長くなって、
体のどこかに痛みを感じても、大丈夫。
やり方が間違っているとか、うまく座れないということではありません。
身体の状態に気づけばよいのです。
本日は、姿勢に注意を向け、身体を感じながら、マインドフルネスの呼吸プラクティスをおこなってみましょう。
呼吸に注意を向ける際に、呼吸の感じ方には様々な方法があります。
・お腹の動きに注意を向ける
・胸の動きに注意を向ける
・鼻の下の空気の流れに注意を向ける
・呼吸の音に注意をむける
この呼吸プラクティスでは、それぞれの、方法を試してみます。
姿勢を意識して。静かに目を閉じて。
次の、オーディオを聞いて下さい。
[オーディオ1-2] マインドフルネスの姿勢と呼吸(約15分)
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