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日常をマインドフルに過ごすとどうなる?

行住坐臥
日常の立ち居振る舞いのこと。「行」は歩くこと。「住」はとどまること。「坐」は座ること。「臥」は寝ること。日常生活の全てに禅の精神を持って生きること。

マインドフルネスも同じです。

日常の立ち居振る舞いの全てをマインドフルにすることが出来ます。

これはその場限りのリラックスやセラピーを目的とするアメリカ式マインドフルネスではなく、日本式(仏教的)マインドフルネスです。

日本式マインドフルネスは、日常生活の全てを気づきと観察の対象にします。

アメリカ式マインドフルネスのように、エクササイズとして捉えるのではなく、日常をマインドフルネスにするのです。生活そのものがマインドフルネス。

歩くときや食べるときはもちろん、話をしているとき、掃除をしているとき、お風呂に入ってるとき、仕事をしているときなど、生活の全てを丁寧に気づきを持って行います。

このような生活を送ることで、執着や囚われから解放され、精神性や人格が高まると言われていますが、日本式マインドフルネスに目的はありません。常にただマインドフルでいることです。

日本式マインドフルネスでも、アメリカ式マインドフルネスのようなセラピー効果や疼痛緩和の効果は当然あります。

場合によっては日本式マインドフルネスの方が効果が高いこともあるでしょう。

詳しくは
↓ ↓ ↓ ↓


日常生活の全てをマインドフルに過ごそうと意識すればするほど、心の筋肉は圧倒的に強くなります。

何が起きても動じない柔軟で強い心が養われるでしょう。また穏やかで余裕のある心も手に入ります。その結果、他者や世の中に対して優しく対応ができる人間になります。

リラックスやストレス解消、現実逃避を目的にして取り組むのはもったいないし、それはマインドフルネスの瞑想ではありません。

日常生活の全てをマインドフルに過ごすためには、まず基本を徹底的に身に着ける必要があります。

呼吸の瞑想、ボディスキャン、音の瞑想、見る瞑想、歩く瞑想・・・

日常生活をマインドフルに過ごすことが出来れば、心も身体も大きく変わります。全てが変わります。抱えている悩みや問題もクリアになります。

視野も広がり、集中力も段違いに上がり、勉強も仕事も大幅に生産性が上がり、人間関係も良好になります。

これは誇張しているのではなく、本当の話です。

しかしいつもお伝えしているように自己流や独学はダメです。精神的に不安定になる危険性があります。

正しい実践法も身に着くことが困難です。自己流や独学で実践しても多くは「出来ているつもり」で自己完結します。これは1000人を超える人に指導してきた経験から断言することが出来ます。

日常にマインドフルネスを取り入れるプロセスとしては、まず基本を身に着けてから、少しづつ日常で行う動作や作業にマインドフルネスを取り入れていきます。

これは非常に地味な作業ですが継続して取り組めば本当に変わります。

プロフィール
西山 純一 
大阪マインドフルネス研究所
https://www.mindfulness-lab.com/

メンタルトレーナーとして多くのプロアスリートや経営者、アーティスト、医療従事者、教師や心理士、学生やビジネスマンなど幅広い人にマインドフルネスをベースとしたマインドの使い方やメンタルコントロール、食事改善や運動、ダイエットを指導。

指導歴は18年 1000人を優に超える人達に指導してきた。

20代前半でアメリカのパーソナルトレーナー資格を取得して、大手フィットネスクラブや関西のスポーツ強豪大学や高校でスポーツトレーナーとして活動。

同時期に大学で心理学の単位を取り、心理カウンセラーとしての訓練も受ける。専門僧堂や禅寺でも禅や瞑想を学び実践する。

プロアスリートや年商数十億円を超える経営者をクライアントに持ち、うつ病を始めとする精神疾患やガン患者、難病患者のカウンセリングやメンタルケアも行う。


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