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LINEを使ったマストバイキャンペーンが急増している理由を考えてみた

こんにちは!点心LABの研究員Lです。
今回は「LINEを使ったマストバイキャンペーンが急増している理由を考えてみた」をテーマにお話させていただけたらと思います。

では、早速本題に入らせていただきます。
はじめに「マストバイキャンペーン」について、改めて説明させていただきますが、例えば、商品を購入してそのレシートや商品に貼ってあるシールを集めてハガキに貼って応募、というものです。他にも方法はあるのですが、こういった従来の方法は実は企業側でも生活者側でもあらゆる角度の課題を抱えていて、とはいえどうすることもできないというある種の諦めのような風潮もできてしまっていたのではないかと思います。

それが、LINEでマストバイキャンペーンができるようになったことで課題を一気に解決することができ、これからの販促キャンペーンのニューノーマルになるのでは!という期待感が生まれています。
それでは、LINEマストバイキャンペーンについて詳しく紹介していきたいと思います。

1.LINEを活用したマストバイキャンペーンとは

LINEマストバイキャンペーンとは、
(1)対象の商品を購入する。
(2)対象のLINE公式アカウントと友だちになる
(3)LINE公式アカウントへレシートなどの購入証明画像を送信する。
基本的にはこれだけで応募が完了となる仕組みです。

「普段友人・知人とLINE友だちになって画像を送信するのと同じ」方法で応募ができるため「キャンペーンに参加するために特別なことをする必要が無い」ということが大きな特徴です。
まずは、実際に行われている・行われていたLINEマストバイキャンペーン事例をご紹介します。

 ① こてっちゃん夏のレシートキャンペーン(トークルーム応募)

こてっちゃんMV

エスフーズ株式会社の『こてっちゃん』が全国の小売店を対象として実施されているキャンペーンです。
対象商品を購入し、そのレシートの写真を『こてっちゃん』LINE公式アカウントへ送信することで応募が完了します。

aaa点心ラボ記事内 詳細画像

ポイントは、メニューから簡単に応募できるようになっているだけでなく、購入いただいた方に向けてオリジナルレシピをLINEで調べられるようにもなっています。

 ② EVANGELION ✕ エディオン 100満ボルト LINEレシート応募キャンペーン(LIFF応募)

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株式会社エディオンおよびエディオングループの株式会社サンキューと、劇場版が8年ぶりに公開予定の『EVANGELION』とのコラボレーションキャンペーンです。
対象商品を購入し、そのレシートの写真を『エディオン』および『100満ボルト』LINE公式アカウントにてアップロードすることで応募が完了します。

EVAだよ点心ラボ記事内 詳細画像

ポイントは、レシート写真のアップロードに『LIFF』というLINEの仕組みを使っており、応募時にコースや景品を選択できることや、選択式や記述式などのアンケートを設定することも可能です。

 ③ UHA味覚糖オリジナルKing&Princeデザインケース入りぷっちょ5本セットプレゼントキャンペーン(同一アカウントでの同時開催)

キンプリMV

 ④ コロロ✕鬼滅の刃 キャラクター等身大タペストリープレゼントキャンペーン(同一アカウントでの同時開催)

コロロMV

UHA味覚糖株式会社と、ジャニーズ事務所『King&Prince』および少年ジャンプで連載されていた『鬼滅の刃』とのコラボレーションキャンペーンです。
それぞれ、対象商品を複数個以上購入し、そのレシートの写真を『UHA味覚糖』LINE公式アカウントへ送信することで応募が完了します。

UHAだよ点心ラボ記事内 詳細画像

ポイントは、1つのLINE公式アカウント上で『ぷっちょ』と『コロロ』という2つのブランドで同時にキャンペーンが実施されていることです。ブランドごとにアカウントを作成するという方法もありますが、このように1つのアカウントで実施することも可能です。

2.従来のマストバイキャンペーンとの違い

従来のマストバイキャンペーンでは「はがきにレシートやシールを貼って応募する型」「WEBページ・フォームを作成してそこから応募する型」「専用のアプリから応募する型」などの方法で実施されてきましたが、「日常でハガキを使う機会がなくなっている」「WEBページをブックマークしておかないと忘れ去られてしまう」「キャンペーンのために専用のアプリをインストールしないといけない」など、多くの課題を抱えていました。
LINEでマストバイキャンペーンができるようになったことで「日常的に使っているLINEで、特別なことをする必要なく応募ができる」「友だちとして繋がっていることで、応募締め切り前に注意喚起のメッセージを送ることができる」「新しくアプリをインストールする必要がない」状況が生まれました。

また、これまでの方法では、企業と生活者の関係性は「単発的かつ偶発的(よほどの量の告知チャネルや広告予算が無い限り)」になってしまっていて、キャンペーン中にも関わらずそもそも存在を知られていなかったり、キャンペーン後におけるコミュニケーション機会も逃してしまっていたケースも多くあったと思います。
それが、LINEマストバイキャンペーンでは応募時に企業のLINE公式アカウントと友だちとして繋がるため『長期的かつ必然性のある関係を築く』ことが可能になりました。

3.まとめ

今回のテーマ「LINEを使ったレシートキャンペーンが急増している理由を考えてみた」をお伝えするに当たり、どういったものなのか・従来の方法との違いについてご紹介させていただきました。

最後に、LINEマストバイキャンペーンを実施するための方法をご紹介させて頂きます。もちろんLINE公式アカウントは必要ですが、その上で、事業会社が提供している連携システムを利用する必要があります。
例えば、私が所属しているマインドフリーでは、LINE キャンペーンに特化した『GEPPY』という連携システムを開発・提供しています。
『GEPPY』では今回ご紹介した「トークルーム応募型」「LIFF応募型」「同一アカウントでの複数キャンペーン同時開催」が可能です。他にも、ポイントを積み上げていく「ポイント・マイレージ」のような仕組みが可能です。さらに、応募者データを活用した「その後のコミュニケーション」も可能です。
また、システム提供だけではなく、キャンペーンの企画・設計から運用事務局対応、各種メディア・プロモーションまでご提案しています。少しでもご興味いただけましたら、お気軽にご相談ください!

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