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子どもたちに親として残していく大切なもの

おはようございます。

お元氣様です!

今日ここ福岡では、朝からまぶしい太陽が大地を照らしています。

また、今日も暑くなりそうですね^_^;

くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さいね^_^




昨日は、終戦記念日でした。

皆さん、どのようにお過ごしになりましたか?

普段と変わらない日常。

でも、歴史上で言えば、特別な日。

8月15日。1945年(昭和20)8月10日、日本は米英中3国によるポツダム宣言受諾を申し入れ、15日無条件降伏し、第二次世界大戦が終結した。戦争の誤りと惨禍を反省、平和を誓うため、63年以降毎年この日に全国戦没者追悼式が行われていたが、82年4月、有識者懇談会の意見を受けて、戦争を知らない世代に戦争の経験と平和の意義を伝えるため、この日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」とすることが閣議決定された。[森脇逸男] 日本大百科全書からの解説

75年前の昨日。
何が起こったか、その時、日本がどういう状況だったのか。

戦争で苦しんだ人々がどんな思いだったか。

そして今もなお、そのことで苦しんでいる方々がいるという事。

もうすでに、私も戦争を知らない…。

そして、どちらかといえば、そこを自分から調べたりと積極的に関心を寄せているわけでもない。

ここ連日の新聞には、特に戦争に関する記事が多い。そこに目を通し、こういうことがあったんだなと言う程度…

ほんとにもっと若い方の中には、終戦記念日と言うことすら知らずに過ごしている1日かもしれない。

私の父方の祖母は、パラオ諸島で戦死したと父から聞いている。祖父はパラオから帰国すると4人の子どもをそれぞれ里親へ、食べるために一生懸命働いていたと聞く。それぞれ父たち兄弟4人は離れ離れで、その里親さんのもとで育てられたそうだ。  

祖父はそのパラオでのこと、愛する妻の事。どんなことがありどんな思いでその時を過ごしたかを「パラオ戦従軍記」と言う1冊の本に書いている。

左の写真は、祖父がパラオ諸島の風景を撮影したもので、この本に挟まれ、今我が家にあります。

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その祖父とは、離れていたこともあり、あまり話すこともなく、私が20歳に亡くなり、戦争の話は1度も聞いたことがありませんでした。


戦争のイメージが、怖くて苦しくて目をそむけたくなるような光景、死。だから、本でもアニメでも子どもも見ようとしない。親である私も好んで見ようとしない。

それが現実。

そして、想像するに、私だけでは無い多くの人がこういった現実。

だとしたら、戦争のことを知らない人ばかりの世の中になるのも近いのかもしれない。

本当にそれでいいのかな?


そして、お盆についても。

お盆とは、8月の13日〜16日の4日間。浄土から戻ってくるご先祖様や亡くなった家族の霊をお迎えして供養する行事。

私の記憶の中では、祖父母の家で、盆提灯と呼ばれる和紙から透き通るきれいな光が回転している風景が記憶の中から蘇ります。

祖母から「この提灯の明かりを目指してご先祖様がおうちに帰ってくるんだよ」と、話してくれました。


今、ご先祖様を迎える昔の風景は消え、戦争の話もしない。

ただただ日常。

私も、例外ではない。

私たちより若い世代はもっと。

一生懸命伝える人。新聞記者のかた。


でも、受け取る側が私を始め、世の中の人がどれほど受け取れているだろうか?

唯一、子どもたちは学校での平和授業を受けたり、修学旅行で広島や長崎の原爆資料館を訪れたりする。

でもこれも日本国民の中のどれほどの人数だろうか?

実際、これも消えつつある。


なにを言いたいのかまとまらない。

でも、日本という国を知る。
歴史をおしえるのも親の役目なのかも!
と。

正直、偽善者なのかもしれない…。

私も何について語ればいいのかわからない。

正直、詳しく知ろうともしていない。

ただただ、難しいことはわからなくても

・戦争は決して起こしてはいけないこと
・その戦争により人々が苦しんだこと。
・未だに苦しんでいる人がいる事。
・その方々の冥福を祈ること。


断片的でも、どんな形でも、ほんの少しでも、何かを子どもたちにつなげていかなければいけない気がしました。

体験や経験がない私、綺麗事でしか、伝えることができない。

でも、せめて、少しの新聞の記事を子どもたちと共有して話題にすることぐらいでも。

今じゃない。

子どもたちが大きくなった10年後20年後30年後。

その時の記憶の片隅に何か残っていればいいなと。

そして、ひいおじいちゃんが渾身の想いで書いた一冊の本のことを忘れてはいけないと思わずにはいられません。

前を向いて歩いていけるのは、ご先祖様からつながった命と、戦争の後、日本を支えてきてくれた人々がいたから。

そこに思いをはせながら、また生きていくのも意味がある!


ごめんなさい(-_-)

今日は少し重い話になりましたね…。

子育てには関係ないのではなく、こんな歴史を日本人として話してつないでいくのも、立派な子育てだと思います。
そして、忘れてはいけない子育ての1つだと思っています。

皆さんにも少しでも何か伝わっていると幸いです。

長々と読んでもらってありがとうございました。

今日も皆さんの心に幸せのシャワーが降り注ぎますように♡



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