【SPG】Marriott Bonvoyの概要と今後の予測

 Marriott Bonvoyというサービスが2月13日から始まることになりました。Marriottは昨年の8月よりSPGとRitz-Carltonとの統合プログラムを発表したばかりでしたが、その7ヶ月後に新しいプログラムを開始することになったようです。

【Marriott Bonvoyとは何か?】

 マリオット・インターナショナルのロイヤリティ・プログラムで、これまで別々に運営してきたSPGとリッツ・カールトン、マリオットのプログラムを統一したプログラムになります。とはいえ、昨年8月の段階で既にこの3つのブランドのシステム上の統合は終わっていたため、実質的にはブランドの統一の作業の一つであると思われます。

【ブランド統合による会員制度の変更点は?】

 現時点で発表されている内容としては、ブランド統一の他には、最上級会員の名称変更程度しか公表されていませんので、会員特典はこれまで同様のベネフィットを継続するのではないでしょうか。

Marriott Bonvey施行後の変更点:
・プラチナプレミアエリートアンバサダー → アンバサダーエリート
・プラチナプレミアエリート → チタンエリート
・プラチナエリート → 変更なし?
・ゴールドエリート → 変更なし?
・シルバーエリート → 変更なし?
・ヒラ会員 → 変更なし?

となります。結果的に見ますと、プラチナエリート以降の扱いの区分けをより明確かつわかりやすくした形になると思われます。

【SPGアメックスはどうなる?】

 SPGアメックスの日本版については何もアナウンスがない状態ですが、米国側では、Marriott Bonvoyアメックスへと変更されるようです。ベネフィットについてはこれまでのSPGアメックスと同様、変更がない模様。日本でも順次SPGアメックスからMarriott Bonvoyへと変更されていく可能性は十分にあります。

(出所:The Points Guy

【Bonvoy開始後の予想】

 十分な情報がないため、明確なことはいえませんが、会員特典については昨年大幅な会員特典の変更があり、システム統合・改修などに追われていることを考えると、今年は大きな変更はできないのではないかと考えています
 ただ、今年から始まった需要ベースの会員の必要宿泊ポイントについては、まだまだ不透明な部分があります。2019年からオフピーク、スタンダード、ピーク毎の無料宿泊ポイント数を公表しているものの、いつがピークでいつがオフピークなのか、という定義がされておらず、現状はスタンダードで進行しているように思います(一部ピークは既にスタート?)。

 これは国毎でローカライズする必要のある項目である上、ホテル毎に客室の稼働率は大きく異なることを考えると、本当に実行可能なのか怪しいところです。
 その曖昧な部分については今後より詳細に詰めていく必要があると思いますので、わかり次第更新したいと思います。

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