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僕の小規模な退職 その51

なんか未来がぱぁ〜っと開けることが起きないだろうか。
「これだっ」
と思えるような。
パァーっと閃くような。
天からのお告げのような。
なんかそんなような事が起きないだろうか。

別に現状に不満がある訳ではない。
生活そのものには不満は無い。
そういう事ではない。

会社に勤めていた頃はそんな風に思っていなかった。(たぶん)
その時の方が不満や不安があった。
でも漫然と過ごしていても収入はある。
望む望まずに関わらず毎日仕事がある。
起きて会社行って寝て起きて…を5、6回繰り替えぜば休日になる。
それを52回くらい繰り返せば1年が終わる。
その間に季節の変化が起きる。
服装が変わったり食卓に並ぶ食材が変わったり。
それを繰り返していればいつか定年退職を迎える日が来る。
不満や不安を抱えながら。
どうにかこうにか。
だましだまし過ごして。
そんなもんか。とも思っていた。と思う。(たぶん)

でも辞めたんだ。
たしかに自分の意思で辞めた。
でも意思を固める出来事があったんだ。
なら辞めるのは必然だったと思いたい。
だからさ。
人生(?)
仕事(?)
そう。
仕事というか使命というか。
なんか。
「このために退職したんだっ。」
とか。
「このために生きてきたんだ。」
と思えるようなさ。
衝撃や閃きが起きないだろうか。

そうでもないとこのまま以前のようになってしまいそうだ。
つまらない会社員人生に戻るという結果になってしまいそうだ。

それはイヤだなぁ。

44歳。推定無職。閃け



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