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#短編小説
(毎週ショートショートnote)お題・スベり高等学校
ようやく来たんだ
目の前の光景に呟く主人公。
こんなの初めてレベルで胸高鳴る。
なんせ知ってはいたけれど
噂程度だったんだもん。
幼稚園、小中高、大学まで
エスカレーター式のエリート校。
幼い内に取り組む事で
子の負担を減らしたい親心。
しかし窮屈はいずれ反動へ
敷かれたレールの上、悩む反抗するetc.
抑え続けた自我!
それらがいっぺんに訪れて壊れてしまわぬ様に
実はこの「スベり高等学
(毎週ショートショートnote)お題・呪いの臭み
例えば、ふとすれ違う時に香る甘い匂い。
柔らかな果実のようなそれは、洗い立てのシャンプーの匂い?人工的なフレグランスの香り?はたまた本人から自然発生する体臭なのか?
探し求める理想の君の甘い匂いに包まれる自分を、もうずっと想像して生きて来た。
兎にも角にもだよ、良い匂いがするはずなんだ。
甘い柔らかな桃のような、優しく包み込むような香り、パーフェクト!!
実はいつの記憶かも定かでは無いくせに