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日々の記

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2023年7月からの平日の日記です。
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2024年2月の記事一覧

2024.2.28日記(岸田戯曲賞候補作を読む②)

第68回岸田國士戯曲賞最終候補作品が期間限定(2024年2月21日12時〜3月2日12時)でWEB公開されているので、読んでいっている。毎年読まなきゃ読まなきゃと思いつつ全然読めないので、今回こそは。日記のネタにもなるというのはモチベーションになる。行きの電車で戯曲を読み、帰りの電車で日記を書く。

池田亮『ハートランド』

(あらすじ)
著名な映画監督を父に持つ岡は、映画館で映画を盗撮していた男

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2024.2.27日記

いやぁ、なんだこの気持ちは。酒飲みたいっすわー。てか帰って飲むか、家帰ったら23時すぎるな。いやぁ。今日もPARAだったのですが、他人の演技見るのめちゃくちゃ楽しいね、しかも舞台の本番とは違う。稽古場とも違う。いわば他人の演技の実験を見る場。ってのは自分にとってはかなり新しい経験で、刺激的です、なんだろう、飲み会で知らない人と話したり、フェスティバル行ったりとかではもう非日常を最近は感じられなくな

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2024.2.20日記

PARAの「演技の教室」でリチャード二世の牢獄のモノローグをやりました。始まるまでめちゃくちゃ緊張してたけど喋り出したら緊張解けていい感じの滑り出しに。ただ、やってみると思ってたプランと全然違うことになって自分でやりながら驚いていた。あぐらかいて座って、ボソボソと話し出すというところ、「この小世界は思考という住人でいっぱいになる」という台詞で観客の顔を見るというところまでは想定通りだったのですが、

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2024.2.19日記

歳をとるにつれて中年男性という最も特権階級マジョリティの地位になってきている。会社で若手社員を中心とした謎の「勉強会」なる集まりに招待されている。派閥を形成されるのであろうか。断った方が良かったのかもしれない。最近元気がなくなってきているが、日記を分析して元気なさそうな日の統計をとれば、規則性のある綺麗なバイオリズムのグラフが出来上がるのではないだろうか。明日はPARAの発表である。シェイクスピア

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2024.2.16日記

昨日の日記、書き損ねたのでもういいかとも思ったけど昨日楽しかったので書いとく。仕事終わりに妻と妻の友達で前の舞台にもでてもらったAちゃんと上野で飲んだ。僕は19時くらいに合流したのだが妻とAちゃんは5時ごろがすでに立ち飲み屋で日本酒を飲んできてて着いた時には楽しそうな雰囲気が既に出来上がっていた。上野ってか御徒町の雰囲気が最高で料理も最高の中華料理屋であった。駆けつけ一杯で生ビールを飲み、鴨の頭を

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2025.2.15日記

そういえばwordの上書き保存のボタンてフロッピーディスクだよなって今日気づいて、フロッピーディスクってもはや保存媒体としては誰も使ってない、過去の規格競争で淘汰されていった存在なのに、コンピュータのアイコンとしてのみ、その姿を保ってるんだなと思って何故か少しだけ感動した。

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↑これの名前知ってる?って今度新入社員に聞いてみようかな。

関西の演劇ライターである吉永美和子さんが、関西演劇のラ

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2024.2.14日記

今日はバレンタインですね。先んじて月曜に買い物に行った際にチョコを買ってもらいました。

マカロンでした。Pierre Herméですよ、知ってます?ピエール・エルメ。私は去年まで知りませんでした。「21世紀のパティスリー界を先導する第一人者」ですよ、「パティスリー界のピカソ」ですよ、ホームページにそう書いてました。マカロンってなんか見た目に反して密度高いですよね、見た目ほんわかしてるじゃないです

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2024.2.13日記

演技の教室で、別の方がやった演技の感想を求められ、すごく偉そうな言い方をしてしまったのじゃないだろうか、いや、してしまったな、と。申し訳ないやら情けないやら。嫌な気分になってたらどうしよう。

しかし難しいのよな、言い訳なんですが、演技の経験みんなバラバラで、演技を上達するために来てる人もいれば、演技初めてで人前で演じる経験をしてみたいという人もいる。自分は前者だったから、「稽古場」として感想を言

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2024.2.9日記

noteって意外とみんなこっそりやっていて、Twitterで何千フォロワーいる人とかでも実はこっそりやっていてフォロワー30人とかだったりする。今んとこウザい広告とかも出ないしよい。Twitterのわけわからん差別主義者の投稿とかも見なくてよいし。

三月の『悲劇喜劇』面白そう。表紙に単語だけ並べるレイアウト、ハッシュタグに慣れきってる若者には分かりやすくていいな。翻訳劇やNTLについての記事、読

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2024.2.8日記

今日のお昼ご飯。みてこれ。

ローストビーフ丼。1,000円。高い。しかし美味い。甘辛いタレが絶妙にからまって。ちょっと。読点多いね。あ、句点か。「了解です。」マル。が若い世代には怒ってるように思えるらしい。マルハラってやつ。なんで。どういう感性なの。わからないのはおじさんになったからですか。え。じゃあ。「モーニング娘。」怒ってるやん。あんなにイェイイェイウォウウォウしてるのに。つらいね。

後輩

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2024.2.7日記

今日は文楽を観に行った。少し早く劇場に着いたので、併設のカフェでコーヒーを飲んでいると、隣の席の大学生の女性もこれから文楽を観るようで「心中」などという単語が聞こえてきた。聞くでもなく聞いていると、恐らく二人は大学の授業で作品を観てレポートを書く課題のために来ているらしい。

「この課題の出し方めっちゃ意地悪じゃない?」「A4で3枚程度って何文字くらい?」「わかんない」「原稿用紙換算で7〜9枚だっ

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2024.2.6日記

何か画像か動画とかのコメントで「マジでエグすぎる」「さすがにヤバすぎる…」みたいな投稿を見た時、具体的なこと言えない呪いにかけられたのかと心配になる。いやマジでさすがにそれはヤバすぎる。そこまでいったらそれはもうほんまにヤバいしある意味ではエグいと言っても過言ではなさすぎてガチでキショいこと限りないと言わないでもない。

最近ってか前からイビキで悩んでいる。妻にも寝られないから何とかして欲しいと言

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2024.2.1日記

今日は新宿眼科画廊で芝居を観ました。新宿眼科画廊っていい名前よね、眼科なのか画廊なのか、ガンカガロウ、カとガの破裂音の重なりが気持ちいいです。地下の劇場で新宿の喧騒が地下に降りて扉を閉めると全く聞こえず無音。劇の最初で照明も消されて真っ暗な状態になり、静かな音楽が流れ始める。大都会の地下であることととのギャップというか、ここは一体どこなのかという気持ちにさせられ、よかった。

しかしお腹が空いた。

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2024.2.2日記

一週間、なんだか今週は疲れた。ストレスが溜まっている時はふと怖い話とかが聞きたくなって、帰り道にYouTubeで怪談を聞く。

吉田悠軌さんの実話怪談の十八番「アシガオモイ」。去年の暮れ頃さえぼう先生が企画して武蔵大学で開催された「話芸・パフォーマンスアートとしての実話怪談」というイベントに行き、生で聞くことができて嬉しかった。

昨今は実話怪談がブームである。実話怪談とは何かと言うと、「語り手自

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